メンタルクリニック百道浜 福岡市 早良区 精神科 心療内科 漢方外来 ついてる

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Tel: 092-833-2121
百道中学校そばです 医療DX推進体制整備です
http://www.mc-momochihama.com/から転居しました

幸せと思う人だけが幸せな人です


悩むときは無い答えを探していて、考えが止まっている


自分を大事にしてください


過去の事実は変えられないけど、記憶の中での過去は変わるよ


他人は人を変えれない


無理しないください、でもあきらめないでください


早起きしましょう

テーマ:

数年ほったらかしにしていた庭木の剪定をしました。

金網に向かって枝が伸びて、何度もくぐりなおしていました。

初めてのこぎりで木を切ってみて、あまりの木の頑丈さに驚きました。

ごっでぃで買ったのこぎりで、店員さんから木を切るならこれがいいよと勧められたものでしたが、なかなか刃が進まないのです。

またいきなり木の根元を切っても、金網や柱に、それこそカンボジアのアンコールワットの遺跡で見るように、枝が、それも幹が絡みついてるから切っても取り除けません。

植物の生命力を見た気がしました。

しかも、すぐに気に近づけないように、木と木が枝を合わせているので、のこぎりを簡単に枝に付けられません。

インディジョーンズとか、冒険者が枝を切りながら進んでいくシーンが頭をよぎりました。

切った枝を集めて空いた場所に置くのですが、あまりの多さに道に出そうでした。

一旦道路側に出ていた枝はまとめて、庭に切り落とした枝はそのままにして、後日に片づけることにしました。

庭には植物はいらない、空間だけで十分、そう思います。

 

 

テーマ:

高校生までの勉強で、数学だったらチャート式とか、問題集をすることが挙げられます。

最高水準問題集とか、難問集とか、やっておかないと点数がとれない、だから頑張ってこなすの連続だったように思います。

オンライン指導のエースアカデミーの高梨塾長さんは、難しい問題集をすると上滑りになる、基礎の問題集で十分、どの問題集を使おうが達成するところはみな同じと言い切ります。

ただし、基礎の問題集を10回こなさないとものにならないと言います。

そして、塾の授業は無駄、解説する難しい問題はもう出ない問題で、あくまでアトラクションと言います。

おみ起こせば、確かにと、合点がいきます。

また、塾に通っても通るのは上位に位置付けられているクラスだけで、それ以外は月謝を払いに行っているだけとも。

それを言い出すと、中学の授業、高校の授業もいらないになります。

結局は個人の問題といえばそれまでです。

ただ、中学や高校で集団で過ごして、集団になれる、社会を知ることは重要です。

入学試験に対する点数だけに限れば、エースアカデミーの言う通りかもしれません。

難しい問題集は不要、塾の授業は不要、とにかく基礎を固め上滑りしない。

そのためには基礎問題集をひたすら反復する、これが受験に対する正論かもしれません。

所詮、問題自体が人が作ったもので、それは基礎の組み合わせでしかない。

天才もいなければ、秀才もいない。ただどれだけ慣れているかだけ。

最初からわかる、最初からできる者はいない。

勉強はただどれだけ頑張ったかにすぎないのかもしれません。

要領がよかろうが、悪かろうが、ただその教科になれるだけ。

やる気があろうがなかろうが、ただ淡々とこなせばいいだけ。

勉強したことは社会に出てほぼ何も使えない。

上の学校に行く免罪符を得ることができるという利用価値がある。

その教科の考え方が社会に出ても使えるという人もいますが、考え方で公式を暗記したり、発音記号を覚えたのが役に立っているのでしょうか。

 

 

テーマ:

うつになるということは、過去のことにとらわれているとき。

反省、後悔、怒られたこと、叱られたこと、嫌なことをされたときのことなど。

思い出したくないのに思い出してしまいます。

このような状態がうつ状態です。

気分が沈む、喜べない、幸せに思えない、やる気がない、集中力がなくなる、何事もおっくうなのは、こういう思いでいるので自分で自分を制御できない二次的なことだから。

無意識に思い出す、何かあると思いがそこに行く。

そうしているのは、自分です。

誰かが思い出させているのではありません。

したくないのにしてしまう。

考えてしまうから、考えないようにしようとすると、また考えてしまいます。

人間は考える動物です。

夢の中で空を飛んだり、地下にもぐったり、深海を泳いだり、高層ビルから飛び降りたり。

自由に考えるんです。

考えは止められません。実は考えてもいいんです。

何が問題かというと、考えるのが問題ではなくて、考えて悩んでいることが問題です。

だから考えてはいけないと考えるんです。

そして、考えてしまう自分を責めています。

自分を許しますと声に出して10回ずつ言いましょう。

考えてしまう自分を許して、かたくなになってしまった自分を緩めていきましょう。

自分を許していいんです。許すと、単に考えていただけとわかり、楽になります。

許せないからこそ行ってください。

許せるなら言う必要もないです。

許せない自分を許します。

 

 

テーマ:

急いでいると、ちょっとしたことでもイライラ。

口に出たり、態度に出たりします。

ちょっとした割込みに怒り、行けると思うと強引に割行ったり。

すると、何らかのトラブル、事故に会うようになります。

衝突して、お互いに言い合ったり、ますますイライラするし、時間を取られるようになります。

そんな時、先に行くよりスムーズにかわすことが賢明です。

先にどうぞ、お先にどうぞ。

お先に行かせて、ゆっくり行けば物事がうまくいきます。

一見損しているように見えて、結局得する。

急いでいるときこそ、お先にどうぞお先にどうぞを口に出しましょう。

テーマ:

職場やグループで、我が物顔にふるまい、自分勝手な人がいると困ります。

内科に着け、どなってきたり、間違っていてもそのことは棚に上げ反論したり、話題を変えてごまかしたり。

あたかも正しいことをしているかのように睨みつけてきたり。

まったく正当性がないにかかわらずやってきます。

そんな人はそういう考え方なのです。

人は人を変えることができません。

変わるのはその人が変わろうとする時だけです。

だから、この場合訂正できません。

注意、指導はしたのです。

ここで、段々まるで自分が悪いことをしたかのように、非は自分にあるかのように、相手の視線が怖くなるようになります。

これは、自分の中で、あんな奴は徹底的に言ってやれよ、何が悪いか思い知らせてやれというもう一人の自分の中の自分がいるからです。このもう一人の自分が、なんで言い返さない、思い知らせてやれ、なめられてんだよ、なんでしないんだと自分を責めるからです。

そういう時、威張っちゃいけない、なめられちゃいけないと心の中で言うようにしましょう。

威張ってもいけないけど、なめられてもいけない。

そう思うだけで背筋が伸びます、気持ちに張りが出ます。

それは姿勢、態度に出てきます。

すると、相手としてもこれまでと違うと感じ、何らかの変化が出てきます。

相手を変える前に、まずは自分から。

世の中はすべて平衡関係で成り立っています。

 

テーマ:

幾何に王道なしというのは、幾何という考え方、図形を扱う考え方は、その世界にどっぷりつからないとできないということだと思います。

つまり、何度も繰り返し、繰り返して、慣れるしかないということ。

すぐに慣れることはできないということ。

これはどの教科に対しても言えることと思います。

その教科に対して、その教科の考え方に慣れる。

アメリカに行けば英語、イタリアではイタリア語、フランスではフランス語。

郷に入れば郷に従うこと。

一朝一夕にはいかないけど、積極的だと苦にせずに進んでいくので、あたかも最初から分かっているかのような、天才と周りから見ればそう感じるようになるのでしょう。

好きこそものの上手なれ。

いやいややってもうまくいかない、いやいややるのは縁がないこと。

今は縁がない。

縁があることをやり、時期が来て縁ができたときに行う。

縁を作るのも自分次第、縁をなくすのも自分次第。

100%自分の責任。

テーマ:

小学校の頃に塾に通っていて、テスト会があると、どうしていつもこんなに正解する人がいるんだろうと思っていました。

中学になり、その人たちと同じ学級になって、改めて感じたのは隙なく勉強していることでした。

同じものを見たときにその瞬間は同じものを見ていますが、それを忘れないようにすぐに何度も書いたり、てきぱきと声に出して読んだり、隙が無いのです。

見て終わりではなくて、何とかものにしてやろうという執念がすごい。

数学でちょっと気を利かせると楽に解ける別解を探すのが好きだった自分に対して、正攻法で、いつどこで出題されても同じように正解を出すのが彼らでした。

そつがないのです。

また、テスト自体が、人が作るものですから、そもそも答えがあり、また解ける情報が教科書にあります。

それが何のためになると言われれば、合格するためになると言える。

実生活に影響がないということが言いたいのでしょうが、実生活そのものに影響はないでしょうが、考え方を学べるので特になります。

勉強しておくことに損はないです。

実生活に直接の影響はないです。だって、抽象的すぎます。

この実生活とかけ離れているものに適応するためには、そつなくこなしていかないといけないということです。

頭がいいの悪いのというよりも、生活を勉強というかけ離れたものに適応できるように変えていく意思、それがあえて言えば頭がいいということなのでしょう。

性格とか、素質とかよりも、考え方でしょう。

テーマ:

寝れない、寝れないと言って、睡眠薬を大量に消費されている方がいました。

入院中に薬を調整されていたのですが、どうにも不自然な処方に見えました。

この量は多いので調整が必要、追加でさらにのむのはよくない、減量の必要があることを説明していました。

癇に障られて、自分はこの量がのみたいのではなくて、仕事に支障がないような生活を送りたい、量が多いと減量を言われるのはストレスだと言われました。

眠れないことが問題ではなく、寝れないと悩んでしまうことが負担をかけていること、そのために、薬を組みなおすことを強く伝えました。

怒りで思い切って言い出され、よかったです。

間をオブラートで包んで遠慮して状況がわからない状態が続いていたので、これが分岐点になると思いました。

またならねばなりません。

上気した表情がとてもきれいでした。

いい意味で変わられたと思いました。

一歩一歩、そう簡単にはいきませんが、変わっていってもらいたい。

 

 

テーマ:

向精神薬は、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗てんかん薬と分かれています。

抗不安薬、抗てんかん薬の中で、情動調整薬、睡眠導入剤というカテゴリーを作っているものもあります。

この中で、抗うつ薬に関してですが、長く使用されている3環型と言われる抗うつ薬があります。

微量の放射性物質が検出されたことでノリトレンが製造中止になり、プロチアデンも突然製造中止。

アモキサンも製造中止、アンプリット、テトラミドは出荷調整、と軒並み長く使われてきた薬物が使用できない状況に陥っています。

最近出てきたSSRI,SNRIなどは、眠気、口喝、便秘などの副作用が少ない代わりに、吐き気や下痢などの消化器症状、特に若年世代に対して衝動性を高め自殺アクティベーション症候群を引き起こします。また、服用回数が1日1回が推奨され、一見利便性が高いように思われますが、不安が高い人などは頻回に服用したりして、注意がいります。

私は自分の処方経験からは、複数回答夜が服用している安心感をもたらしているように感じ、三環型薬剤が中心でした。

副作用が気になる際は、タンドスピロンという薬を代用していましたが、気持ちを落ち着かせてくれる作用が弱くて、落ち着かない状況が多く見られました。

この度の多くの三環型薬剤の製造中止は影響大です。

現在は単剤投与が推奨されていますが、風邪薬で述べたように、症状が強く、まずは症状を抑えるために使うべき時には薬を使い、症状が治まって、これからのことが考えられるようになれば減薬というのが望ましいと思っています。

 

テーマ:

新聞などで内科の先生から風邪に抗生物質はいらない、ウイルス感染だからと記事を目にします。

私が見たところ、結構混合感染という事態が多いのではないでしょうか。

このために、内服された方から、抗生物質があったほうが直りがいいという感想を聞くのではないかと思います。

こういうことを踏まえ、SG顆粒、ポララミン、オゼックスを処方しています。

また、西洋薬はいわば爆撃、その後の残骸処理が漢方薬のような感じがあります。

そのために、感染間もない人には、桂枝湯、香蘇散など、感染して時期が経っていると思われる人には参蘇飲、小柴胡湯などを処方します。

また、咳が強かったり、痰がひどい場合には麻杏甘石湯、五虎湯、麦門冬湯、清肺湯、辛夷清肺湯、葛根湯加せんきゅう辛夷等を処方しています。