会場は久しぶりのATCホール。
なんと1000人以上のお客様にお越しいただきました。ありがとうございました。
プロアマ競技会では、3名の生徒さんがそれぞれオープン部門のW・T・Fに出場され、うち2名がなんと、見事決勝戦まで進みました!むちゃくちゃ嬉しいです
また、賛助出演にも1名、生徒さんが出演され、会場から拍手を頂きながらクイックステップを踊りました。
ご出演ありがとうございました。
お待ちかねのプロショーでは、フォーメーション選手権に出場。
うちの近所の谷町九丁目・上本町近辺に住む先生方と「チーム上本町」を結成し、フォーメーション「浪速とモーツァルト」で見事第3位を頂きました!ありがとうございました。
今回はガチのフォーメーションコンペということで各チーム個性あふれる作品になりましたが、うちのチームは最初からお笑い路線確定。
はい、最初に「キダタローで、いかにも大阪で行こうよ」と言い出したのは私です。
しかしそこから、具体的にどうダンスに落とし込んでいくかはNo ideaでした。
そこからメンバー全員がアイデアを出し合い、少しずつ完成へと力を結集していきました。
ベースになる普通に組んで踊る振り付けは水島先生と私の作ですが、お笑いの振り付け、かに道楽のカニは北牧先生、ラブアタックは角田先生が熱烈な演技指導を。
曲は橋本剛先生のセグエの曲も作られている三好先生が、素晴らしい編曲をしてくれました。
「キダタロー=浪速のモーツァルト」と、モーツァルトの「フィガロの結婚」を組み合わせて、大阪ミナミを舞台にした恋と笑いのストーリーに!
本番では合唱あり(ほんとうに全員が歌っています)、キダタロー指揮(私)、坂田利夫師匠(北牧先生)、果てはマイケルジャクソン(小倉先生)まで飛び出すカオスな内容ながら、全員が全力で演じ、ダンスはビシッと揃えて、目指せ優勝!と全力で踊らせていただきました。
結果は3位で、優勝できず残念でしたが、それでもメンバー一丸となってやり遂げた充実感というのは物凄くありました。
プロになってからたくさんのフォーメーションに参加させて頂きましたが、今回のは最も忘れられない作品のひとつになった気がします。
メンバーの先生方、皆様ありがとうございました。DVDが届くのが楽しみです。
他のフォーメーションチームも、それぞれ力を合わせて特色ある作品を作られ、会場を沸かせていました。
皆様、お疲れ様でした。
また、各フォーメーションチームのみならず、今回は各競演種目の先生も、日本インターみたいに規定フィガーを踊っていただくということで、各ヒートメーバーごとに集まって一生懸命練習され本番に臨まれるのは、これまたフォーメーションチームに劣らずの一致団結ぶりに見えました。
今回は私が選手会の中で企画部に異動してから初のパーティーでした。
部長の松尾先生の下、競演やフォーメーション選手権のシナリオを作ったり、照明や審査基準など細かい部分の書類を作ったりと色々お手伝いしていましたので、兎にも角にもショー全体がスムーズに終わってくれてホッとしています。
それだけでなく、各フォーメーションチーム、各競演チームとも、今回経験されたであろう、皆が一つになって協力してダンスに向かい合う姿こそが、今改めて最も大切なものじゃないかと思います。
今、ダンス業界が混沌とし、将来分裂するかもしれないという不安な中で、そうではなく、バラバラでやっていくよりも「共に力を合わせてダンスに取り組んでいく」ことの大切さに改めて気がつくきっかけになり、この先の一人一人の行動に何か及ぼすきっかけとなれば、それが一番の成功かという気がします。
大学時代にある先輩から聞いた言葉
「組織のために個人があるのではなく、個人ではできないことを実現するために組織があるのだ」
皆様、これからも選手会を応援のほどよろしくお願い申し上げます。