JBDF本部側に行かれる選手は今年もそちらに出場でしたが、全国でわずか60組ほど。
私たちも含めた、東部、西部の大部分の選手は、同じ週末に二日間にわたって西部主催で開催されたユニバーサル選手権へ。
京都に向かう途中、地下鉄は大阪マラソンに向かうランナーの方でいっぱいでした。
コンペのほうはふたを開けてみれば、オープン戦が160組ほど。それにプロC級以下のライジングスター戦(80組ほど)も併催されて、ひじょうに大規模なコンペになりました。
全日本チャンピオン、ファイナリスト、いつも好成績を取っているような主だった全国のA級選手も、ちゃんと勢ぞろい。
実質、こっちがいつもと変わらない、ハイレベルな全日本オープン戦でした。
会場は京都みやこメッセ。
新しくて広くて綺麗。
控室の広さも国内最大級?東部の選手(立命館の後輩)が、「後楽園とは全然違いますね!」と驚いていました。
彼はライジングスター戦で決勝に入りました。おめでとう!
試合のほうは、会場からたくさんのご声援をいただきましたが、残念な結果でした。
今回は48にも残れず。
この1週間、コーチャーの先生にも良くなっていると言われ、自信をもって準備してきたつもりでしたが。
何か変に意識しすぎたのか、前日眠れなかったし、当日すごく身体が硬かった…。
調子のよいときは全然疲れも感じず、もうあと何ラウンドでも踊れるよ!という気分なのですが、今回は何か上手くハマらない…動きがかみ合わないし、音楽もたっぷりと取れない…と気になってしまって、大きなドライブをかけて攻めていくよりは「ハマるところを探す」ほうに神経が行ってしまいました。
試合後うちに帰ったら、なぜか全身筋肉痛。ふだんと違う疲れ方です。ああ、よっぽど力んでいたのだなあと…。
それになぜかこの日はフロア上が何か殺気立ってるというか慌てているというか、予想外の方向からほかの選手が突っ込んでくることが多く、神経質になってしまいました。頭と頭をぶつけたり、手の甲が擦り傷になって血が出たり。(かすり傷ですけどね。)
なんなんでしょうね。後楽園よりもフロアは広いはずなのに。
まあ、でもどんなときも動じず自分の実力が出せるというのも、実力ですからね。
ほんとうに勝つ人はどんな時でも勝つ。
勝ちあがっている人を見ても、大勢がごちゃごちゃしている中で、すうーっと、見えてきます。
皆、上手いのが当たり前な中で、それでも何か目に飛び込んでくるものがあります。
場所がどこでも。周りがどうでも。審査員が誰でも。
良かったり、悪かったりはほんとうの実力ではないということでしょう。
コンスタントに48以上に入り、さらに24、12をうかがう踊り手にはまだまだ足りません。でも、必ずそうなりたいです。