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日曜日は、今年の春まで働いていたYMダンス教室のパーティーに行ってまいりました。
早朝、会場に到着すると、スタッフショーのリハーサルの真っ最中。
とても不思議な感じ。つい前回まではあの中にいたのに。



いつもと変わらぬ会場。スタッフとしての準備の手順も、全部覚えている。
それなのに自分は外部プロで、控室もちがって、裏方仕事をなにもしなくていい立場。
まるで異世界に迷い込んだような、ものすごい違和感があり戸惑いました。



それでも、まぎれもないYMのパーティーでした。
なんというか、すべてに目が配ってあって、すべてがてきぱきと進んでいく感じ。
自分がいるこの15年のあいだに、みんなで力を合わせて必死に作り上げてきたレールが、これからもずっと続いていく。
もうここに自分がいなくなってもそれは変わらないのだと。強く実感がわいてきました。



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この日は毎年出演してくださってた生徒さんが、変わらず大勢出演してくださいました。
出番はふつうなら外部プロは2部ですが、私は志願して1部のほうに。
木下先生と森田先生のふたりが、1曲交代で延々踊り続けるのは無理がありますから、少しでも助けになればと思いまして、例年通り1部に出演させていただきました。
生徒さんも、昔なじみのほかの生徒さんたちと一緒に出演させていただき、皆喜ばれたと思います。
ご出演頂きました皆様、本当にありがとうございました。



もう一つ、私が毎年パーティーで担当していた大きな仕事のひとつが、アマチュア紅白戦でした。
WTFQの4種目戦で、1列目のテーブルのお客様に旗揚げをしていただくのですが、最初の2種目くらいで大差がついたら何も面白くありません。
最終種目まで勝負のゆくえがわからないようにするために、アマチュアカップルの生徒さんの今年一年の競技成績をすべて調べあげ、赤組・白組の戦力差をいかに均等にするかが、私が毎年もっとも気を遣っていた部分でした。



教室をやめることが決まった際に、新人の田中悠史先生に引き継ぎをしたのですが、そのときにパーティーの準備仕事としてこの紅白戦のことも彼にお願いしました。
本番のときも、気になって眺めていたのですが、ふたを開ければなんと、見事なまでのシーソーゲーム!
Wは白組、Tは赤組が勝ち、Fはふたたび白がリード。しかも最後のQは、赤組のほうにチャンピオンがいる!
結果は白が逃げ切り、会場大盛り上がりでした。



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打ち上げではスピーチする機会を頂き、守谷先生に15年間の感謝を述べさせていただくとともに、この田中先生の仕事っぷりを称賛させていただきました。「これで安心して卒業できます」と。
そしたらそのあと田中先生、スピーチで「片山先生はああおっしゃって下さいましたが、勘で作りました」と!
もう、大ウケです!
勘でも何でもいいよ。大事なのは言われた通りの手段を踏襲することじゃない。用いた手段が何であれ、やるべきことをきちっとやって結果出して、パーティーの成功につながることが何より大事。逆にもっと頼もしく感じました。



教室を辞めることが決まってからバタバタと一気に話が進み、皆様にはご迷惑をおかけし、また、挨拶をし切れなかった方も大勢いらっしゃいます。ほんとに申し訳ございませんでした。でも、ほんとにこの日をもって、正式にYMを「卒業」させて頂いたのだと感じました。
今後は、卒業生として名に恥じぬよう、より一層頑張って参りたいと思います。
守谷先生、寿美代先生、本当にありがとうございました。YMの皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。



しかし、勘って(笑)