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明日はスクリブナー杯です。
毎年西部の年始の試合なので、今シーズンを占うという意味で、たいへん盛り上がります。



しかし特に今回のスクリブナーは、個人的に、大変意味のある競技会として開催されると思っています。



これまで、JBDF西部のオープン戦は、どんなコンペも、5種目総合戦しかありませんでした。
それが、昨年のスクリブナー杯は初めて、ブラックプールみたいにベスト24から単科戦として開催されました。



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審査が総合戦か単科戦かというのは、外から見るとあまり違いがわからないかもしれませんが、実際選手として踊るとその緊張感たるや、全然違います。
例えばWTFQが1位でも、VWが準決勝止まりだったら、それよりも全種目2位の他の選手のほうが優勝かもしれないわけです。



ブラックプールでも、決勝常連の選手を押しのけて、例えばイタリア人がタンゴだったり、勢いのある若手がクイックだったりで決勝に食い込み、その上昇気流に乗って翌年から全種目決勝に残るようになる、なんて逆転劇がたくさん起こってきました。
たった一種目でも、それまで決勝常連だったベテランからしたら、新旧交代劇を印象づけるきっかけにもなりかねません。



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そんな厳しい形式だからこそ、もし
「Stay on the floor!」(次の種目も、メンバーそのまま)
というアナウンスが響けば、それは決勝メンバーはまぎれもない最強の6組だという証明にもなりえるわけです。



さて、そんな単科戦形式。
ようやく昨年のスクリブナー杯で初めて導入されましたが、そのときは50回記念大会だからという1回のみのプランだったようです。



しかし、今年もそれが開催されるということは、つまり、この単科戦形式は「来年以降も定着して行われてゆくのだ」というメッセージになったのではないかなと思えます。
最初に言った大変意味のあることというのは、これです。



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3月には旧来のJBDFスーパージャパンカップとは別に、東部・西部の「ジャパンプレミアムカップ」という新しい試合が東京で開催され、こちらに新旧のセグエ選手のほとんどが出場の予定のようです。
時代はどんどん動いています。
ただ単に大組織・大動員に胡坐をかくのではなく、お客様が見てて面白いコンペをする努力というものも、これまで以上に盛んになっていく、そんな時代に入っていくのではないでしょうか。



明日のスクリブナーも、お客様にはぜひ、どの選手がどの種目で勝ち上がるのか、激しい戦いのさまをぜひ楽しみにして頂ければと思います。
同時にこうやって、この競技会そのものの面白さがわかって、観戦に来てくださるファンが増えたらいいな~。



勿論、私も頑張ります。
絶対に決勝に行くぞ!( ̄Д ̄)ノオー!