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生徒さんから「私行きませんから、先生いかがですか?」と、Jリーグ、ヴィッセル神戸の観戦チケットを頂いてしまいました。
先週、その試合、神戸VSベガルタ仙台を観に行ってきました。



試合当日、JRと地下鉄を乗り継いで、神戸の「和田岬駅」下車。
会場の「ノエビアスタジアム」は、屋根が可動式のカッコイイ建物でした。宇宙船みたい。



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さて、我々が頂いた券は「プレミアムソシオクラブ」といって、楽天の株主やスポンサー関係者、または年間会員になった人だけが入れる、特別席のようです!
貴重な経験、ありがとうございました!
m(_ _)m



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スタジアムのぐるっと反対側、一般の方が入れないホテルロビーみたいな入り口から、エレベーターで上階へ。
高級感のあるスペースです。
受付前にはヴィッセルのエンブレム。



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眺めはこんな感じの、スタジアム正面中央です。
テラスが広がり、その前に革張りのシートのエリアが。
フィールド全体が、よく見渡せます。



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試合開始までのあいだ、食事が食べ放題、飲み放題でした。
フードはRF1。デパ地下のお惣菜やサラダでおなじみだと思います。自分で買ったら高い料理を、食べ放題なんて嬉しい。



RF1って、よく考えたら神戸の会社なんですよね。地元が一丸となって協力しているということでしょうか。



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本日の球拾い係の紹介。
地元の県立高校サッカー部員の皆さんです。
こういうのいいですね。高校生にとっては目の前でプロの試合が見られる。ヴィッセルにとっては地域貢献にもなるし、この中から入団志望者が現れてくれたらしめたもの。高校の先生にとっては、生徒が変なアルバイトをするよりもずっと安心・安全。三者がWIN-WINの関係です。



怪我人をタンカで運ぶ係も、大阪の医療専門学校の学生さんでした。上手いOJTだなあ。



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試合前、選手が出てきて練習。
それを子供たちが、最前列で見学できるようです。写真だとAIDEMの看板の下に座っている一団がそうです。
すばらしい。次世代育成にも、余念がありません。



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試合開始前、ゴール裏の神戸サポーターが皆で立ち上がり、チームのタオルを掲げて応援歌を。
気合い入ってます。チーム愛を感じます。あの席にいても楽しいでしょうね。
横断幕、旗、どれも大きくて立派です。作るの、いくらくらいするんでしょうね。



真ん中の横断幕は「被災地のみんなへ  心はいつも共に」
神戸、今日の相手の仙台、そして今回の熊本。
同じ苦しみを経験した同士が、サッカーを通じて、同じ思いでつながる。素晴らしいメッセージ性です。



仙台のゴール裏にも、神戸に比べて少ないながらもたくさんの仙台サポーターが、こうして遠方にも関わらず、かけつけられてる。
我々のダンスでも生徒さんが東京の試合に応援に来てくれたりしましたが、サッカーファンの方の心意気というのも物凄いですね。だってサッカーは毎週試合があるんですよ。



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試合が始まると、あっという間に神戸が先制。
しかしその後、仙台に逆転され1-2に。



神戸は怒涛の攻撃で、ボール占有率も高く、たくさんのシュートを放ちますが、なかなか最後が決まらない。
そこを仙台が奪い、アッと思った瞬間に仙台が点を取るという感じでした。



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膠着状態のまま、このまま敗戦かと思った試合終了間際、神戸が一点追加。同点に。



そして最後のワンプレー、攻める神戸。
シュートを放ちますが、ぎりぎり枠外にはずれ、ちょうど試合終了。
いや~、もしあの最後のシュートが入っていたら、奇跡の大逆転でした。



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試合後は、まず、本日控えだった選手が二人、スーツを着て挨拶に来てくれました。
並んで順番に記念撮影。子供たちはサインをもらって大喜び。



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さらにその後、本日スタメンだった選手が二人、マスコミのインタビューを終えたあと来てくれて、応援のお礼の挨拶を。
そして二人のサイン入りグッズ争奪のジャンケン大会が開催されました。



疲れているだろうに、嬉しいですよね。
我々の業界に例えたら、試合で敗退したあと、インターバルのダンスタイムに、応援に来てくれた生徒さんと踊るような感じでしょうか。



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試合も勿論面白かったですが、それ以上に感じたのが、ただ単に器(スタジアム)があってお客の前でプロのサッカーを見せればいい、良い試合をやって勝てたらそれでいいと考えるのではなく、ファンを大切にする姿勢、地域への貢献、次世代の育成、そして出資者への最大限のおもてなし。そういった様々な努力をしているのだということ。



だから私のように神戸市民でないものが今回来ても、なんかすごく素敵なクラブだな、これからもヴィッセル神戸を応援しようかな、という気にもなります。



我々のダンス業界はどうでしょうか?
サッカーというメジャーな世界でさえ、これだけの経営努力をしている。
例えば、ダンスを始めるお客さんが、なぜ始めないかと考えたら、それはダンス以外の他業界が、それ以上に魅力的な存在になろうと努力しており、一般の方から見たらそういったものも含めてどちらが自分にとって魅力的に感じるのか常に比較されている、ということもあるのではないでしょうか。



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帰りの際は、本日の記念写真を頂きました。
最後まで本当に至れり尽くせりでした。