なんだかんだで久しぶりの更新になります。
皆様お元気でしょうか。
怒涛の選手会パーティーが終わったのち、毎朝レッスン前に、自動車学校に通っています。マニュアル車の運転、難しいです。
さて、先週末はきっと一生忘れられないものになりました。
土曜日、生徒さんが皆で送別会を開催して下さいました。
もともとは、僕のYM時代から個人レッスンにずっと来ていただいてる生徒さんたちが企画してくださった会なのですが、佳奈先生のスターダンス時代からの生徒さんにもお誘いが広がり、気がつけば大規模に。
皆で豪華なイタリアンに舌鼓を打ちながら、生徒さん一人一人のスピーチに始まり、作ってくださった俳句の披露、そして質問コーナーへと。
いやはや、馴れ初めとか初デートとか、あまり答えにくいことまで突っ込まないで下さい( ̄Д ̄;)ノ
そしてその日は佳奈先生の誕生日でもありました。
なんと誕生日のケーキまで用意して頂いて。
皆さまの前でロウソク消灯。
ありがとうございます。
それにしても本当に親切な生徒さんばかり、そしてこの団結力。
私たちは本当に幸せ者です。
プロになったばかりの頃、周りの同年代はダンスバイトからお客さんを連れてプロになったという人や、学連やアマチュアからそのままのカップルでプロになったという人も多い中、脱サラしてプロになった僕は、パートナーも無く、有名でもなく、ダンスバイトもしていなかったのでお客さんも無く、学生時代に取得したアマチュアB級の肩書きも無くしており、文字通り裸一貫からのスタートでした。
天下に名だたるYM教室には「あ、新規のお客さんが来られた!」と思ったら必ず「守谷先生に」「木下先生指名で」という感じで、なかなか生徒さんもつきませんでした。
でも、守谷先生からは「たくさん勉強して、自分のダンスの引き出しを増やしなさい。そうすればそれに見合っただけ生徒さんは増えていくものだ」と。
また、佳奈先生も1アマチュア選手からOLを辞めてプロ転向したものの、無名の若手女子にはなかなか生徒さんがつかず、苦労していたようです。
そんな境遇でしたので、競技の目標に加えて、「生徒さんから信頼される、良い先生」になろう、と思っていました。
先生、先生と言われても上から目線にならず、成績が出ても天狗にならず、いつも親身なアドバイスができる先生になろう。
プロは「出来て当たり前」、でもそれがなぜ出来るのか、どうすれば出来るようになるのか、出来ない原因は何か、ちゃんと全部説明できるようになろう。そのために勉強しよう。
奇遇にも同じように苦労し、同じような価値観の持ち主だった佳奈先生と組むこととなり、組んで11年、ターンプロから数えて16年、皆さまに支えていただいたお陰でほんとうに充実したプロ生活を送ることができました。
そして皆さまに門出を祝って頂けたこと、ほんとうに私たちは幸せ者です。
ありがとうございます。
さて、この週末、このあとさらに予想外のサプライズが続き…。
次回に続く。