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先の日曜日、池田五月山体育館で行われた西部日本選手権にて、西部連盟から引退表彰して頂きました。
連盟役員の皆様、本当にありがとうございました。



一応タイトル戦ファイナリストということで、引退記念デモンストレーションを踊る権利も有していますが、さすがに出産予定日1ヶ月前では、デモは無理です。



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でも、当日は生徒さんが花束を持って駆けつけてくださったのみならず、横断幕も掲げてくださって。
素晴らしいチームワークで、お祝いしてくれました。
皆さん本当にありがとうございました。



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引退表彰は秋の選手会パーティーでもやっていますが、あちらは選手会役員をやっていたのが条件です。
だけど、たぶん来年の選手会パーティーには来られないと思います。



そもそもが今回の連盟からの引退表彰も、申請は自分から出さなくてはなりません。
一応、条件は10年以上登録選手だったことなので、実は成績関係なく頂けるものではあります。実際は、引退デモを踊る元ファイナリストしか申請を出してないイメージはありますけど。



でも、来年以降関西を離れ、連盟役員や審査員として貢献できるわけではない、ダンスのお仕事も出来るかどうかわからないような自分が申請して、ひょっとして却下されたり、「君、それ引退やなくて退会やで」みたいに言われるんじゃないかと、密かにドキドキしていたんですが…
全然杞憂で、当日も連盟役員の先生方にとても温かく迎えて頂きました。



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またこの日は、連盟役員の先生方がお相手役を務めるダンスタイムが開かれました。
めぐりあいの列に並ばれた最初のお客様のお相手はなんと鳥居弘忠先生!



連盟役員の中にも、つい最近まで選手会でいっしょに頑張っていた若手の先生方もたくさん入り、皆で力を合わせて良い競技会を作っていこうという、以前とは違う雰囲気を感じます。
PDの分裂によって出て行った先生もありますが、その危機感がきっかけで少しずつ良い方向に動き出したのではないでしょうか。



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私もダンスタイムでお相手役、させて頂きました。
五月山体育館のフロアで踊るのは、10ヶ月ぶり。これで最後かもしれません。



でも踊れなくなってわかります。ここは素晴らしい場所で、ここで踊れるのがどれだけ幸せなことか。



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生徒さんの他に、お花束とプレゼントを持ってきてくださった「関西キャンディーズ」の皆様。
浅村先生、西井先生の生徒さんたちですが、自分の先生のみならず、競技会で良い踊りをしている先生をどんどん応援するというのがモットーの皆様です。



現役最後の数年間は、いかに音楽と一体になり、いかに見ているお客様にも自分たちのダンスが届くかを密かに目標にしていました。
そして少しずつ、生徒さんのみならず、たくさんの方からも踊るたびに応援して頂けるようになりました。



単なる勝ち負け以上に、目の肥えたお客様に認めて頂けるようなダンスができるかどうか。
それが五月山体育館で踊る醍醐味の一つであったように思います。



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引退表彰が決まってから、良い機会なので宣伝させて頂こうと思って、北海道の果樹園の広告をパンフレットに出させて頂きました。
自分でデザインしたのですが、僕が使っているPCソフトでは印刷用にうまく受け渡しできないので、タカダンスさんに仕上げを手伝って頂きました。締め切り間際なお願いでしたが、ありがとうございました。



冬(ウィンター)寒い北海道と、果樹園の園(ガーデン)と、ダンスの聖地ブラックプールの試合会場ウィンターガーデンを引っ掛けたキャッチコピーです。
森田先生には、ここまで言い切っちゃうかと大笑いされましたが(笑)



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本来ならば僕も、引退したら役員に入れて頂いて、どうすれば競技会がもっと盛り上がるか、色々アイデア出して貢献したりしたかった。
でも、状況的にそれが叶わなくなりましたので、ならばこうして外側から支持し応援する側に回るというのも、一つの道ではないでしょうか。



例えば青森産のりんごと北海道産のりんごが並べて売られていたら、大阪の皆様は有名な青森産をなんとなく選ぶかもしれない。世の中とは、そんなふうに大概理不尽なものだと思います。
でも、そこをいかにして勝ち上がっていくか、知恵を絞らなければならない。既に高い地位を築いているものを相手に、いかにクオリティを上げ、いかに知らしめ、いかに選んでいただくか。その終わりない努力の過程。



そう考えると、あれ?と思いませんか?
ダンスの世界とまったく同じだと思います。
価値観が同じ同士、WIN-WINの関係を築いていけたらと思います。



西部連盟の先生方、長い間お世話になりありがとうございました。