北海道滞在、前回の続きです。
火曜日に隣町の室蘭へ。
湾をぐるりと囲んだ工業都市です。
お産をすることになる病院へ行ってきました。
妊婦さんがたくさんいて、地域で信頼の厚い病院という印象でした。
経過は順調です。良かった良かった。
あとは僕が行くまで早く産まれないことを祈りたいです。
翌水曜日、千歳空港から関空へ飛び立ちました。
そして大阪には戻らず、その足で和歌山へ向かいました。
ここからは、1ヶ月間の一人旅です。
和歌山では、和泉府中や和歌山の生徒さんたちが、送別会を催して下さいました。
秋のプロアマ戦に出て頂いたメンバーや、中にはYM時代にほんのわずか接点があっただけの生徒さんなのに、わざわざ聞きつけ、駆けつけてくださった方も。
達筆の横断幕も、たくさん用意してくださって。
本当にお世話になりました。
僕のレッスンが、少しでも今後のダンスのお役に立てたら、こんなに嬉しいことはございません。
その夜はお宿まで取って頂きました。
和歌山城の見えるホテルで一泊。
僕の歴史好きを分かって、わざわざこのお宿を予約してくださったのです。
本当にありがとうございます。
せっかくなので翌朝、お城まで登ってみました。
平日で朝早かったためか、姿かたちは見えませんでしたが。忍者なだけに。
でも、ナイスアイデアですね。
大手門から天守閣まで、およそ10分の登山でした。
今年は、徳川吉宗公が紀州藩主から江戸幕府の将軍になって、300周年だそうです。
子どもの頃、伝記を読んだな〜。懐かしい。
念願叶いました。ありがとうございました。
天守閣からは、街と海、紀ノ川河口が一望。
高い高い。
暴れん坊将軍も、この景色を眺めたのでしょうか。
立つ鳥、跡を濁さずと申しますが、そういえば、ちょうど和歌山城に江戸時代に描かれた鳥類図が展示してあり、美しかったです。
将軍の治世にしろ、すばらしい芸術にしろ、そしてダンス教師としての仕事にしろ、本当に優れたものだけ評価がずっと残るということでは、あらゆる仕事は同じだと思います。
お昼までには大阪に戻り、仕事再開しました。
これから1ヶ月間、引越しの準備とレッスン、パーティーが3つ。
すべてキッチリやり遂げたいと思います。
ふたたび北海道へ飛び立つ日まで、健康に気をつけながら、最後まで頑張っていきたいと思います。