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日曜日は、ビギンダンス教室の55周年パーティーに出席させていただきました。
百花繚乱がテーマで、プロジェクションマッピングを駆使した豪華なショーでした。皆さま、お疲れ様でした。



周年パーティーということで、現役、OB関わらず、たくさんの先生がご来席されます。
なので、お会いできるのもこれが最後となる先生もたくさんいらっしゃるかと。丁度良い機会でした。



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さて、春ごろだったか、今回の賛助のIさんと何踊りましょうかと相談したときに、ファンなので小田和正がいいと。
ちょうど三枚組のベストアルバムが出たとこで、早速購入して、最初は別の曲を考えてたのですが、最終的に「いつかどこかで」という曲が踊りやすそうで、スローの振付を進めていきました。



個人的には懐かしい曲です。「ラブストーリーは突然に」がヒットした次に出たシングルで、高校生のときによく聴いていました。友達とカラオケ行って歌いもしたなあ。



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ところが、ちょうど時期的にそれと並行して、裏で北海道行きの話がどんどん進んで行き…



結果的に、たくさんのお客様や、役員の先生方の前で、たまたま別れの曲で踊ることになるなんて、なんて流れだと。
片山智彦・佳奈組ではなく生徒さんとですが、これが引退デモのようだと見てくださった方も沢山いらっしゃったようです。



踊りながら、たくさんのお客様や先生方が、名前を呼び、目に焼き付けようとしてくださるのを感じました。
これも縁。不思議な力が僕を動かしてるのかもしれません。



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デポットのみどり先生にアドバイス頂きました。縁を大事にしなさいと。流れに乗ることで運が開けてくると。反対に、流れに気がつかなったり、逆らおうとすると、物事はうまくいかないのだと。



思えばダンスとの出会いも縁としか言いようがないものでした。
べつに元々ダンスが好きだったわけでもない。よくある「大学の新歓時期に飲み会に誘われて気がついたらダンス部だった」というわけでもない。



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たまたま友人に連れていかれた先がダンス部で、充実した毎日の中で自分でも気がつかなかった胸の中の気持ちに火がついて、そこからたくさんの先輩たちが自分を引っ張って行ってくれました。



さらに師匠となる守谷先生と出会い、プロになってたくさんの先生方と出会い、仲間が増え、応援してくれる生徒さんも増えていきました。



ダンスが縁で結婚もして、結婚式のとき、あー結婚って単なる恋愛の延長じゃなくて、二つの家の結びつきを作ることなんだ〜って思いました。
遠く離れた両家が仲良くなるなんて奇跡だ。それが、結果的に今回の話にもつながりました。



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あのときダンスを始めるという決断をしなかったら、この縁は全て無かったものだと思うと、なんて凄いことだ。



そんな雰囲気の中で皆さんの前で踊る曲が、まだ何者でもなく、将来の不安でくすぶってた高校生のときによく聴いてた別れのラブソングなんて、どんな伏線回収だよと。



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恋に落ちてゆく二人
愛を重ねる二人
別れてゆくその日を
知っていたように
あんなに急いで二人



きっといつかどこかで
もう一度会えるはず
このまま二人離れて
行くはずないから
あのときの二人忘れない
あのときの二人忘れない



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皆さま、本当にありがとうございました。
この素晴らしき日々も、あとわずか。



だけど、なぜか悲しくはないのです。



きっといつかどこかで、もう一度会えるはず。