ずいぶんと長い間更新してなくて、申し訳ありません。
3ヶ月も書かなかったの、初めてだ。
毎朝、早起きして畑の見回り。
従業員さんと一日中へとへとになるまで働き…
夕方は、娘をお風呂に入れ、食事。
娘を寝かしつけるとともに、自分もバタンキュー。
あ、気がつけば翌朝。
そんな毎日を過ごしておりました。
8月はブルーベリーやプラムが中心で、お客様は少なめでしたが、お盆明けからぶどう狩りが始まり、9月からはりんご狩りもオープン。
すると次第に果物狩りのお客様が増えていき、毎週末ごと、1000人近くの方にお越し頂いてました。
毎日、果実のメンテナンスや葉摘、そして収穫、選果、袋づめ、さらには団体のお客様のご案内やジンギスカンの用意、販売所の店番など、てんてこ舞いの忙しさでした。
しかし順調なことばかりではなく…
9月下旬に大型台風が直撃。
台風の目が頭上を通過し、りんごや梨に大きな被害が出ました。
ビニールハウスも二つあるうちの一つが、屋根が吹っ飛びました。
毎日、落ちたりんごや梨を拾い集め…
復旧作業には一週間ほどかかりました。
北海道に来ないはずの台風が襲来し、手塩にかけて育てたものが落ちるのは、大きなショックです。
だけど、シャープや東芝だって経営が傾くのです。世の中には永遠に安定するものなんてありません。ただ、そこからいかに早く立ち直り、あきらめず行動するかのみだと思います。
何せこちらは、どんなにショックを受けても、さあまた来週試合だ、という生活を20年も続けてきたのです。
たくさん実をつけるもの、レアなもの。
大きなもの、小ぶりなもの。
甘いもの、酸っぱいもの。
長持ちするもの、早く柔らかくなるもの。
形が良いもの、悪いもの。
風に弱いもの。強風に耐えて、立派に実らせるもの。
種類一つ一つ、木一本一本、実一個一個、みな違います。
人間一人ひとりの違いのようです。
プロダンサーも果樹園も、見た目は違えど、やっているのは同じ、育成業です。
そして、親になるというのも。
同じ一日はない。
果樹の成長を見ても、娘の成長を見ても、そして季節の移ろいを見ても、日々そう感じています。
育てるというのは、毎日が新しい発見です。むしろ私の方が、たくさんのことを教えられます。
娘は毎日超絶ラブリーです。
8月上旬にズリバイを覚えましたが、その後ハイハイが一向にできないなあとおもっていたら、9月にいきなり立ち上がり、いつの間にかハイハイもものすごいスピードで動き、10月に入ると、つかまり歩きをするようになりました。
「いただきます」
「ごちそうさま」
「またあした」(バイバイ)
「どうもありがとう」(ペコリ)
も何となくできます。
歯がどんどん生えてきて、りんごもぶどうも納豆ごはんも、何でもばりばり食べます。
抱っこをせがみ、抱っこすると、服のそでを全力で引っ張り上げて、立ち上がれと命令します。
初めて発した言葉は、パパ・ママではなく、自分の行きたい方向を指差して、「あっち、あっち」でした。
さらに凄いのは、この子ダンスが好きです。
一番のお気に入りは、ブラックプールのチャチャチャです。
もう、リズム取って体が反応しています。
サンバも大好き。
DNAって、凄いね。
しかし、スタンダードは子守唄です。
10月下旬から黄金色の美しい秋の風景が広がっていましたが、11月に入ると葉っぱも落ち始め、冬が近づいてきました。
日が沈むのも早く、5時にはもう真っ暗です。
先週の日曜日で、園内のりんごの収穫は、全て終了。
くだもの狩りも終了で、あとは販売のみになります。
今は、肩の荷が下りてどっと疲れが出ているところです。だから久しぶりに執筆活動できるわけで。
さて突然ですが、来週大阪に参ります。
後輩の結婚式ついでに小旅行しようと思いまして、24日〜27日の滞在ですが、24日(金)にYMとアートホールに寄ってちょっとご挨拶して、土曜日は一日空けて、26日(日)は五月山体育館に行き、西部日本戦の観戦をしようかと思っております。
いずれも、子供がぐずり出したらと考えるとそう長くはいられないかもしれませんが、たくさんの方にお会いできたら幸いです。
北海道も明日あたりから寒くなり、雪が降るかもしれないそうです。
一年、早いですね。
では、大阪でお会いしましょう。
待っててねぇ。