駐在員の妻としてWeChat Payや支付宝を使うには? | IFA中村由貴・オフィシャルブログ

駐在員の妻として中国に来て、携帯での支払いがうまくできないためとても不便を感じている方も多いのではないでしょうか?

 

中国での生活において、現金を使うことはもはや稀になり、ほとんどの場合、

 

微信支付WeChat Pay

支付宝Alipay

 

を使って携帯から支払います。

 

中国に銀行口座を持てれば、これらの携帯QRコードでの支払いが問題なくできるはずですが、駐在員の奥様として中国に来られた場合、銀行口座を開けない、と言う声を最近聞くようになりました。ひと昔前までは、旅行者であってもパスポートを持って銀行の窓口に行けば口座を開くことができましたが、今ではZビザと就業許可証を求められるケースが多いようです。

 

銀行に口座が開けなかった場合WeChat Payに銀聯カードを紐づけることができません。この場合はどうすれば良いでしょうか?

 

1.  WeChatの登録を、はじめから旦那様の名前で登録する

 

中国に来られたら、VPNを通さなければLINEは使えないので、連絡手段はWeChatを使用することになると思いますが、そもそもこのWeChatをダウンロードして登録する時点で、旦那様の名前とパスポートを使って実名登録をします。そうすれば、旦那様の銀聯カードを紐づけることができ、WeChat Payが問題なく使えます。

 

 

2.  すでにWeChatを自分の名前で実名登録してしまっている場合は、携帯電話番号を新たに1つ入手する

 

携帯電話番号の購入は簡単にできます。街中の联通などに行けば、パスポート1つで電話番号を新たに持つことができます。引越しをするときなどは、Wifiを新たに申し込むケースも多いと思いますがWifiを申し込むと携帯電話番号が1つ無料でもらえるセットなどもあります。携帯電話番号をゲットしたら、その新しい番号を使って新たにWeChatを旦那様の名前で登録します。

 もし、既存のWeChatにすでに友達がたくさん居たり、いろいろなところに登録してあるので、WeChatを変更したくない場合は、安いスマホを1台購入するか、デュアルシムのスマホ(シムカードが2枚入るスマホ)を購入し、WeChatを、普段使用する連絡用と、支払い用と分けて使用するのも良いかと思います。

 

 

 3.  旦那様が銀聯付きのクレジットカードを作り、その家族カードを作る

 

家族カードは、旦那様の口座から引き落としになるものの、カード自体はご自分の名義です。そのため、WeChatに紐づけることが可能です。