いきなりですが、うちには2人子供が居ます。


我が家は、5年半ほど、主人の転勤でドイツに住んでいました。


あちらでは、日本人学校に居たのですが、何も問題なく楽しく学校生活


を送っていました。


そして、息子が4年生、娘が2年生のときに帰国し、日本の普通の公立小学校へ。


楽しく通い始めて少したった頃、娘が泣きながら言いました。


”もう、学校に行きたくない!”と。家が同じ方向なので、一緒に帰ってきた子に


帰り道、意地悪されたというのです。それでも、少し我慢して通っていたのですが


息子も、たまたまそういう場面を見かけたそうで、”おい。お前。うちの妹に何するんだ!”と。


家ではケンカばかりなのに、そんな事言っちゃうんだ!・・・と、喜んでいる場合でなく


学校に、すぐ相談しました。すると、学校もすぐ対応してくださり、しばらくは大丈夫でしたが


また、ぐずぐずと続き、ついには、1人では学校に行けなくなったのです。それから、私とともに


通学する日々が始まりました。すると、今度は、それを理由に息子が周りのお友達に


”ねえ、何でお前の母さん学校に来てるの?”と言われたりして、(いじわるではなく)そうこうするうちに


今度は息子が不登校。がーーーーん・・・・


それから長ーい長い時間、我が家の不登校との戦いが続いているのです。


娘は6年生、息子は中学2年生になった今も。


幸い、小学校も中学校もとても理解もあり、協力もして下さり、少しずつではありますが


お兄ちゃんは休みながらも教室登校できるようになり(去年は、保健室登校だった)


娘も、保健室登校ながら、私と離れて学校に居られるようになりました。


お兄ちゃんの方は、いじめがあったわけでもなく、友人たちに恵まれ、不登校の間も


普通の子達と変わらず、暇さえあれば友人たちと遊び、娘の方は、しばらく女の子に対して


恐怖心があり、なかなか女の子たちと遊べませんでしたが、最近では、近所の女の子たちが


少しずつ遊びに来てくれて、人とのつながりを持ち始めています。


こんなことを語れるようになったのも最近。触れられたくも無かったくらい。


でも、周りのたくさんの人たちに支えられて、どうにかこうにか”それでもいいじゃん!”と


思えるようになりました。


学校に行くスタイルは普通とは違うけれど、いつか、自分で羽ばたける日が来る、そう信じています。


頑張れ!私。頑張れ!子供達!