春風 in 新小岩 | Harukaのブログ

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8/8は、葛飾区新小岩のドレミファクトリーサロンで『長尾春花ヴァイオリンリサイタル』がありました
主催者さんとのご相談で、Pfを實川風くんにお願いすることが先に決まり、その後「耳慣れた曲の方がお客さまも喜ぶと思う」とのお話があったのですが、「いつかブラームスのVnソナタ全曲やりたいね」と實川くんと話していたことがあったので、できればそれを実現させたい!と思いました。
でも、明らかに主催者さんの言う「耳慣れた曲」ではないと思ったので、オープニングにブラームスのハンガリー舞曲第5番を入れて超有名どころで始めた後、ブラームスのVnソナタ第1番、第2番、第3番というプログラムにしてしまいました

朝、上野のホテルをゆったり出発し、新小岩で早めのお昼を食べてからドレミファクトリーへ

ドレミファクトリーサロンには、1917年ベルリン製のベヒシュタインが入っていて、ブラームスの音楽に非常に音色が合い、演奏していても音の色っぽさにどんどん導かれていくようでした。


リハーサルの様子



前日にベートーヴェンのVnソナタ全曲シリーズを終えたばかりの私にとって、このブラームスのVnソナタ全曲はベートーヴェンという礎の上に成り立つ新境地のようで、とても格調高い気分でした。
アンコールにはF.A.E.ソナタよりスケルツォを演奏し、ブラームスのVnソナタのヘンレ版を1冊演奏させて頂いたことになりました。
一人の作曲家だけを取り上げた演奏会をやると、その作曲家にどっぷり浸かることができ、また同じ作曲家の作品を並べて見ることで、相互に新たな発見や気付きがあります。
全曲演奏会の醍醐味にハマってしまいそうです
アンコールのアンコールに、モンティのチャルダッシュを演奏、それでも鳴り止まない拍手に、實川くんがiPadを持って登場し、そこからアンコールは3曲程続きました。
前日のベートーヴェンに続いて連日聴きにいらしてくださった方が何人もいらして、一緒に新境地を味わってくださったそうで、本当に幸せだなと感謝しました。

お暑い中、多くの方々にお越し頂き、とても嬉しかったです。
ありがとうございました
そしてブラームスのVnソナタ全曲を共演してくれた實川くんに、心から感謝と感動を伝えます。
本当にありがとう

長尾春花ヴァイオリンリサイタル
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ブラームス:Vnソナタ第1番
ブラームス:Vnソナタ第2番
ブラームス:Vnソナタ第3番
ブラームス:スケルツォ