Bartókに影響されそう | Harukaのブログ

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春花のBlog

1/11にBudapestに戻ってきてから1週間が経ちます
こちらはここのところ-3℃くらいですが、年末年始は-15℃以下だったそうで、ここにきて暖冬だそうです。
とは言っても、鼻が痛いくらい空気は冷たく、通り雨の後は気を付けないと地面が凍結しています


今週は1/13~14に、大学学部時代の同期でLeipzigに留学中のPf兼重稔宏さんが、Bartókの勉強の一環としてBudapestに来ました
兼重さんとPf山中歩夢くんが、バルトーク記念館、バルトークのお墓、音楽史博物館に行く時に一緒に行ってきました

まだ2度目のバルトーク記念館。

鹿は『9匹の不思議な牡鹿』からバルトーク・レコーズのロゴマークにもなっていますが、ここにも鹿のようなオブジェ。

館内には訪問者がいなくて、説明を聞きながら非常にじっくり見ることができました。
バルトークが使っていた陶器のピッチャーや、丸眼鏡、鞄、帽子、草履、メトロノーム、筆記用具入れなど、見れば見るほど真似してしまいたくなる気持ちでウズウズ。
「物から入る(笑)」と笑いながらも…今度、私が丸眼鏡になっていたら笑ってください(笑)

また来ます

その後、3人でお花を買い、バルトークのお墓参りへ行きました。


いつか晴れたお昼間に、他の芸術家のお墓も訪れたいですが、今回は寒いのでバルトーク一筋。

帰りにはハンガリーの希少豚Mangalicaを食べたい気分ということで、私も一緒に贅沢しました。


牛肉のような食べ応えで、とても柔らかな素晴らしいお肉でした

翌日には王宮の丘の音楽史博物館へ
以前来た時には工事していたマーチャーシュ教会も綺麗になっていました。



こちらもまだ2度目の音楽史博物館。
民族音楽・楽器・ダンス、作曲家などとても興味深く、もちろん特にバルトークの部屋は面白かった上に、前はなかった『Magyar Hegedűkészítők』というコーナーも増えており、ハンガリーのViolin Makersの歴史や作品の展示にもワクワクしました
また来ます

兼重さんとも色々バルトークのお話ができて良かったです!
いつかLeipzigにも行ってみたいです。
また来てくださいね~


レッスンでは、まずは1/27に向けて、MendelssohnのVnとPfと弦合奏のための協奏曲を磨いています
私の中では、藝大学部2年生の時にチェンバーオケでRainer Honeckと青柳晋先生のソロでやったのが強烈に印象に残っており、3楽章の最後、Ddurのdolceに入って音階が上行してくるところで『終わって欲しくない』と心の底から思い、涙が出ました。
その時からずーっとやりたいと思っていた曲が遂に演奏できるなんて幸せです

来週からは合わせも入ってくるので楽しみです!

Gundelのレシピをもと
に、Gulyásを作ってみました。

肉と野菜を煮込んだスープから取り、ラードは省いてしまいましたが、牛肉もも肉、玉ねぎ、パプリカ粉、塩、キャラウェイシード、にんにく、パプリカ、じゃがいも、トマトのみで、他に調味料は不使用

チペトケも小麦粉の代わりに米粉と、卵で作りました。
キャラウェイシードなんて使うのが初めてだったので、お店で探すのも一苦労、
Caraway Seedで売っていると思ったら無くて、見た目だけを頼りに買って帰ったら、ちゃんと合っていました
ハンガリー語でCaraway Seedは『
Kömény』です(笑)