(甲武信ヶ岳より、木賊山を振り返る)
土曜日ウォッカが優先的に山に付き合ってくれると言う。
けれど山の天気は強風予報で、高い山は登山不適マークが並んでいる。
ほとんど樹林帯を歩くコースなら、強風の日でも大丈夫だろう・・・と、
西沢渓谷から甲武信ヶ岳を目指してみることにした。
12月1日(土) 晴れ
西沢渓谷入口(1110m)7:17→徳ちゃん新道登山口7:38→近丸新道分岐9:19/24
→巻き道分岐11:01→木賊山(2468m)11:09/13→甲武信小屋11:28
→甲武信ヶ岳(2475m)11:46/50→甲武信小屋12:00/15→破風山分岐12:30
→近丸新道分岐13:40/43→徳ちゃん新道登山口15:02→西沢渓谷入口15:22
近丸新道は2回登りで歩いたことはあるけれど、
徳ちゃん新道は下りで1回歩いたのみで、登りで使ったことは無い。
今回は徳ちゃん新道で登ってみることにした。
山梨百名山の鶏冠山が間近に見える。
気になる山だが、地図に道が載っていないので、
計画してもウォッカから却下されてしまうだろう。
樹林帯ではあるが、稜線はやはり風が強く、寒さを感じる。
徳ちゃん新道は最初から急登の連続で、楽ではない。
今日は明るい内に帰って来られるのかな~、頂上まで行くのは無理かも・・・、
ここ暗くなってから下りるのは危ないよ、と、ウォッカが心配し始める。
シャクナゲのトンネルが始まれば、近丸新道合流地点も近い。
戸渡尾根に入ると、木賊山が時折姿を現す。
残雪も現れ始める。
ペースを上げるウォッカの後を、時々休みながら追いかけていく。
眺めの良い岩場の箇所から、富士山が薄っすらと見えていた。
滑らないように注意しながら登る。
木賊山山頂に到着。展望は無い。
急坂手前で、今シーズン初めてチェーンスパイクを装着する。
甲武信ヶ岳が姿を現した。
閉鎖された甲武信小屋を横に眺め、甲武信ヶ岳山頂を目指す。
南斜面の雪は溶けているので、チェーンスパイクを外した。
風が吹きすさぶ、甲武信ヶ岳山頂。
金峰山へと続く稜線の先は、雲に覆われている。
埼玉の最高峰、三宝山が近く見える。
山頂に長居はせず、下山開始する。
陽だまりの甲武信小屋でランチ休憩。
帰りは巻き道を使う。
登り専用の鶏冠尾根。
富士山は見えないね、と言うと、
見えているよ、とウォッカが指差す。見える?
帰りも徳ちゃん新道を下りる。
どこまでも急坂が続く感じで、疲れる。
やっと徳ちゃん新道登山口まで下りて来た。
ウォッカが日没時間を気にして、焦って歩くのに付き合い、
標準コースタイム10時間程の行程を、8時間ちょっとで歩くことが出来た。
明るい内に下山完了出来て、良かったね!
ウォッカへ、お疲れ様でした。