今更ながらですが、「自殺島」という漫画にはまっています。
名前とは正反対で、自殺がテーマではなく、「生きること」がテーマ。
自殺未遂者が集められた無人島で、協力しながら営むサバイバル生活。
その中で「死」に一番近い自殺未遂者が「生」とは何かを見つけ出す。
空腹に怯えることなく、夜安心して睡眠がとれ、病気やケガも恐れる必要がない。
そんな恵まれた社会にいながら、不平不満を漏らしながら日々を生きる現代人。
日々、競争に追い立てられ、相対的な評価の中に身を置いているが故に
絶対的な「幸せ」を感じ取る能力が鈍っているのではないか
そんなことを感じながら読みすすめています。
今まで積み上げてきたちっぽけなものに固執するあまり
本当の何かから目をそらしていませんか?
「まだ遅くない」そう思います。