アトピー君、ステロイドなしで治療中。いい感じです。 | WillowZen オーストラリアファームステイ

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オーストラリアのファームで、オーガニックファーム認定とファームステイ完成を目指して進む家族のブログ。

皆さんこんにちは。WillowZenファームステイのくみですドキドキ



今日はアレルギーのお話です。



最近は、アレルギーもちの人が非常に多いですよね。花粉症に始まり、卵・牛乳・グルテンのアレルギー、アトピーに、ナッツ系のアレルギー・・・。



実は家の息子たちもアトピーがありまして。英語ではEczema, Phoriasisと言います。



長男も次男も、生まれてから結構直ぐにアトピーの症状が出始め、体のいろんなところが赤くただれて乾燥していました。



次男を健康診断に連れて行ったときには、看護婦さんに「この子の肌はすごく乾燥してるねー」と膝から下をなでなでされて言われたのを覚えています。



ただ、長男・次男ともそんな感じの肌だったので、「そうですか?一往保湿クリームは塗ってるんですけどね。」って感じで深く捉えなかったのですが、




3男(アトピーなしのつるつる君)が生まれた時、


赤ちゃんの肌ってこんなにしっとりしてるのー!!!指が、指が吸い付く!!


と驚愕したほど、乾燥肌に慣れてしまっていた私でした。




アトピー持ちっ子の親御さんは皆さん経験されていると思いますが、いろんな保湿クリームを試したり、除去食の生活をしてみたり、ステロイド系の軟膏に頼るべきか頼らないべきかを苦悶してみたり。



結果我が家がたどり着いたのは、自然素材のみを使った軟膏を処方してくれるアトピーの専門家でした。


こちらではステロイド系を全く使わず、除去食も卵や牛乳、小麦粉と言ったものを除去するのではなく、酸性の食べ物(トマト・イチゴ・柑橘系・赤身の肉など)を除去ではなくなるべく少なく取り、緑の野菜をたくさん食べてくださいと言われました。



それでも、劇的に直ぐによくなると言うわけではありませんでしたが、次第にゆっくりと良くなっていきました。




それに加えてとても助かったのが、



「カキカキしないお洋服類」



アトピーは掻いちゃうととたんに症状が悪くなっていくので、掻かせないようにするのはどうしたらいいかしらん?と思って考え付いたのが、手袋をはめることでした。




でも直ぐ取っちゃうんですよ。特に小さい子供だと、「えーい!じゃまだわい!!」と言わんばかりに直ぐに取られて床に転がっている・・・。



と言うことで、大きめの長袖のTシャツの袖口を縫い合わせて着せてみました。


これだと絶対に取れない。むふふ。



おうちの中でも、


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そうこうしているうちに夏が来て、とても暑そうだったのでTシャツのすそを短くして肩甲骨の辺りまでしかないように改良しました。 でも腕から指先まではTシャツですっぽり覆われています。




それから車に載っているときに、ズボンのすそから手を入れて膝の裏を掻いちゃうので、


「カキカキしないズボン」


を製作。 



これもだぼだぼの長いズボンのすそを縫い合わせちゃった。これでチャイルドシートのシートベルトをしちゃうと膝うらがかけない。むっふっふ。




そうこうしているうちに、二人とも2歳過ぎにはステロイド剤を一切使わずにアトピーがほぼ完治!!



そしてほっと一安心していたこの春・・・。



まさかの長男君再発症ですよ叫び





今年の春は、雨もたくさん降って暖かい冬の続きだったので花粉の飛来量が半端ではないのです。


長男君はもともと花粉症持ち(1歳過ぎにして発症)ですし、アトピーと花粉症は同じようなアレルギー系。



ぽつぽつ症状が現れ始まったと思ったら、あっという間に全身に広がってしまいました。



これには、自然派軟膏をいくら塗っても全身がかゆいらしくて、どんどん症状が悪化・・・。



試行錯誤の後、今症状が改善している方法をお教えします。

テーマは保湿!1日中患部が乾燥しないように、保湿に勤めます。



1、ぬるめのお風呂で、アトピー用の石鹸を使ってやさしく洗います。


2、患部(足と腕全体)にベタベタ系の軟膏をたっぷり塗ります。

我が家ではDermezeという軟膏を使っています。500グラムのタブが1週間でなくなるほど大量に使います。


3、その上からガーゼ素材の布で足と腕を包んで動かないように固定。薬局で買える、太め(4センチ幅くらい)の紙テープで固定すると良かったです。


4、上半身は、ぴったり目の長袖のTシャツを着させて、ガーゼ布が動かないように固定。


5、下半身は、スパッツをはかせてガーゼ布が動かないように固定。





この方法を試し始まってから、赤く乾燥していた長男君の肌が、しっとりと保湿されていて、古く乾燥していた肌が取れ始め、下からきれいな肌が顔を出し始めました。


まだ薄い紫がかった皮膚ですが、これからだんだん良くなると思います。





朝は2から5を繰り返して、その上に学校の制服を着させて登校しています。



いくらガーゼが動かないようにしようと思っても、どうしても足首や手首の辺りに下がってきてしまうのがこの方法の難点でした。



筒状のサポーター形状の包帯をしてみましたが、太もも部分は逆三角形の形をしているので、包帯ごと膝のあたりまで落ちてきます。今はスパッツがある程度いい感じに働いてくれています。それでもまだ落ちている時もありますけど・・・。




その次に改良が必要だったのが、夜間。



ズボンの腰の部分から手を入れて、太ももをバリバリ掻いちゃうのです。ちなみに手袋をして寝ているので、直接爪の被害はなし。



じゃあ、ズボンと上着を縫っちゃえば掻けないじゃんアップ



と思って寝る前最後のトイレに行った後、長男が着ているパジャマの上下をちくちく縫い合わせてみました。



が、最後のトイレの後、「この後はトイレに行けないからね。」と言った一言が余計だったらしく、「トイレに行かない。トイレに行かない。」と悶々とベッドの中でしていた長男は、8時にベッドに入り10時過ぎまで寝られることなく、結局



「マミー、トイレ行きたい・・・」




とベッドから出てきてしまったので、縫い糸をとる必要があったのでしたダウン

その後の縫い合わせは夜遅かったのでしませんでした。






実は昨日1日、パジャマの上下がつながっていて更にトイレにも行けるデザイン考えていて、




ロンパースみたいなつなぎパジャマを作ってみたらどうかしらんアップアップ



と思いつき、家にあった布で作ってみようといろいろ型紙を起こしたり、ネットで調べたりすること数時間。





さぁ、作ってみようかなと思ってよくよく見たら、布地が足りないダウンダウン





がっくりしているとここで神のお告げが恋の矢




今もっているパジャマの、上下をくっつけたらいいのでは。






どうせ製作しようとしていたデザインは、一旦普通のパジャマに似たデザインのパジャマを作ってそれを縫い合わせるということでしたので、それだったら今持ってるパジャマをくっつけちゃえばいいのよー!!




やはり、シンプル・イズ・ザ・ベスト。






さて、昨夜そのつなぎパジャマを着て寝た長男君ですが、何と一番下のパジャマボタンを外してそこから手を入れて掻いていた模様。





うーん、今度はボタンを外れないようにしないと。でもパジャマを着るときの余裕も要るし。



どうしよう・・・。






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公園でも。


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