リアルインディージョーズ in ぺトラ遺跡!! | サルでもわかる世界一周

サルでもわかる世界一周

2012/6/3 世界一周スタート!

世界一周なんてサルでも出来る簡単なこと!
これから行ってみたい!って人の為に出来る限りわかりやすくブログをアップしていきます!

10分寝坊して朝5:50に宿を出た!
 
まだ太陽も昇ってなくて真っ暗だけど、まだうっすら星が見えてるから天気はいいのだろう。
 
 
道路には車も人も全く通っていなく、まだ空気が冷たくて気持ちいい。
 
 
ただそんな悠長に歩いている場合でもなく、10:00には宿に戻らなきゃタクシーに間に合わないし少しでも早く遺跡には着いておきたい。
 
小走りで遺跡まで向かっているとちょうどそこに車が通った。
 
 
ダメもとで親指を立ててドライバーのほうを見てみると、車は目の前で止まってくれた。
 
「どこまで?」
 
「ぺトラ遺跡です!」
 
「OK!乗っていきな!」
 
 
青年2人が運転する車に乗り込むと、親切にぺトラ遺跡のオススメスポットやらヨルダンの美味しい食べ物を教えてくれた。
 
たった10分で到着してしまったからあんまり長くは話せなかったけど、すごくいい人たちで良かった。
 
 
 
6:00には受付に到着していたけれど係りの人はいなかった。
 
近くに立っていた警備員に聞くと「あー多分寝坊だな。10分くらいで来るよ。」と。
 
 
警備員の話どおりに10分間待っていたら本当に係りの人が来た。
 
きっと寝坊常習犯なのだろう。



俺を先頭に後ろには2人しか並んでいなくてガラガラ。
 
 
この日のぺトラ遺跡には1番のりで入れた。
 
前には誰もいなくて、事前に手に入れていたMAPを見ながら小走りで進んでいく。
 
 




 
インディージョーズにも出てきた高い岩の壁に両脇が囲まれている渓谷には俺のブーツの音だけが響き渡る。
 
ちょうど朝日も出てきた。
 
広大な景色の中、自分一人しかいないっていうのは本当に気持ちいい。
 
 



途中で猫を発見!!

猫もまだ眠そうだ。




全然可愛くないあくびショット






 

一眼レフ以外は全て置いて身を軽くしてきた甲斐もあって、ずーっと走り続けているとあっという間に遺跡に到着。
 






これだけ大きな遺跡を独り占めできるなんて最高だ!!


 
遺跡をゆっくり見て回ってると黒くて大きな犬がやって来た。
 
一目見ていいヤツだって分かったから、撫でてやって少し遊んだらついて来るようになった。
 
 
 
上からの景色が見たくて岩を登り、見晴らしの良い所へ行ってみると犬も一緒についてきた。
 
登ってみると大地が朝日でオレンジ色に照らされていて、本当にすごい眺めだ。
 




上からの写真を撮って、帰ろうとすると白い犬もどこからかやってきた。





 
次の遺跡に向かう為、1人と2匹で小走りをしていると売店のおじさんに会った。
 
 
迷彩服ズボン+タンクトップで走っていたこともあって、「軍の訓練か?」って聞かれた。
 
「違うよ!(笑)観光で来てるんだけどモナストリー遺跡はどこ?」
 
 
おじさんの指差した方向を確認してお礼を言い、また走りはじめる。
 
しばらく平坦な荒野だったけれど、目の前に大きな岩山が現れた。
 
どうやらこの岩山の上に目的地があるらしい。
 





 
階段の道もあったけれど遠回りなっている部分も多かったから4本脚で崖を駆け登った。

気付いたら犬たちはどこかに行ってしまったようだ。


ジョギングペースで走っていると途中で売店のおばさんに声を掛けられた。
 
「ちょっと!!これ手伝って!!」
 
店を開けるのに商品のネックレスが乗っている板を持ってて欲しいらしい。
 
さっさと手伝いを済ませて、また走りはじめる。
 
 
後ろではおばさんが「ありがとうー!」と手を振っていた。
 
 
しばらく進むとまた売店があってそこの子犬が絡んできた。
 
生後3ヶ月くらいの子犬は自分で歩くのもままならない程、ヨチヨチ歩いてくる。



 
休憩がてら、売店の子どもと子犬と遊んだ。
 
手でお腹を撫でるとピョンピョン跳ねて、じゃれてくる。
 
子犬が可愛いすぎていつまでも遊んでたかったけど時間もないし、先を急いだ。


道的には安全なんだけど高所恐怖症の人は少し怖いかも?





 
 
しばらく登ると岩山の上には目的のモナストリ―遺跡があった。




 
モナストリ―遺跡の正面には小さな山があって、その上から見える景色もすごく綺麗だ。
 




ワンピースでこんなシーンがあったような。。。。

時計を見ると、まだ7:30。
 
まだ時間にも余裕があるから、寝転がってゆっくり休んでから山を下りはじめた。
 
小走りで2mくらいの高さからの岩をピョンピョン降りていると現地の青年が着いてきた。
 
 
青年は「勝負だ!」と言わんばかりにスピードを上げていく。
 
俺も負けじとスピードを上げてダッシュ!!
 
 
本気で走り続けてるとすぐに体力の限界が来て、結局その青年には負けてしまった。
 
「あんた現地人でもないのに早いな!」って褒めてくれて、俺のことをブラザーと呼ぶようになり、一緒に歩き出す。
 
色々話しながら歩いていると、ロバを連れている人がいて「俺の友達だし安くするから乗ってくか?」って聞いてきた。
 




$4だし、日も高くなってきて暑いし、せっかくだから乗ってることにした!
 
実際、歩きはじめるとめちゃくちゃ遅い!!
 
自分で歩いたほうが早いんじゃないかってほど!


でも景色はゆっくり楽しめたから良しとしよう!




 
 
馬と同じ要領で軽く走らせて、なんとか入り口までは進んだけど大変だった。
 
やっぱり馬が一番だな。
 
 



入り口の警備員と写真を撮ったらネックレスが神懸ったw



 
10:00ちょうどに宿に到着して忠雄さんとちあきとTAXIでアカバって町に行き、そこからフェリーでエジプトのヌエバに向かった!




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