文楽劇場35周年 | オーズの囁き

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大阪の国立文楽劇場が35周年の記念公演で
「仮名手本忠臣蔵」を通し狂言として上演。
10代の頃からこの演目、観ていますが
初めて観るシーンも多くあり
新作の様にハラハラドキドキの連続でした。
敵役の高師直が桐竹勘十郎さん、
扱う人形に素晴らしく気品があり、

そのまぁ格好のいいこと❗
おかげで高師直(吉良上野介)が

良き人物に見えてくるほどだ。
殿中刃傷の段から、切腹、城明け渡しの段は
全くの無音で演じられ、凄い緊張感。
客席からも咳払いなどひとつなかった。
直前の休憩で場内係のお嬢さんの
「演出の都合上出入り禁止いたします」の

告れがより緊張を与えましたね。
演出かな・・・、
調べると
昔から「通さん場」と言って

通行を控えさせていたらしい。
切腹の段

腹に刀を刺し、三度目の
塩谷判官の「由良助はまだか・・・」に
やっと姿を現す大星由良助(大石内蔵助)に鳥肌❗
吉田玉男の扱う人形が凛としていて悲しい。
そして、今回のラストシーン城明け渡しの段、
大星由良助の迷いと「はった」と睨んで・・・の

決意までの「間」に震えが来た。
いずれにせよ7月・11月と3回に分けて上演されるこの公演。
今回観たことで
次回7月下旬にまた行かなきゃいけなくなりました。
いや、でも食べ物は安くて美味しいし
最高の心地に浸れました❗

 

 

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ラストシーンがいい。

投稿日: 2019年4月14日 作成者: charmes

映画を観た。