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三条市ボランティア連絡協議会の加盟団体のひとつ、国際ソロプチミスト新潟-茜さん主催のコンサートを観てきました。
ちゃんとしたクラシックのコンサートなんてとっても久しぶり!
主にピアノ伴奏とのデュオで、短めの曲をサクサク紹介してくれる形式でテンポがよかったです。お話はかなり少なくて、ごくシンプル。奥村愛さんの綺麗な腕(白いお肌が美しい。後で調べたら美肌化粧品のキャラクターをしているそうで納得)が弓を押したり引いたりしているのを見ていると、音の切れ目がないように思えて、今更ながら擦弦楽器の不思議を感じました。どこで弓を折り返して、そこの部分の譜面はどうなっているんだろう?などと考えながら鑑賞していたら1時間も2時間もあっという間。
ピアニストの森田愛矢さんの背筋が躍動するところがカッコよかったです。ピアノって案外筋肉使うのかも。
愛さんの弟さん、奥村景さんのチェロもとってもよかったです。深みのあるすてきな音でした。
3人はどんなふうに練習しているんだろう、譜読みはどうやってるのかな?ヴァイオリニストは効果であろう名器を使っているって聞くけど、どこでどうやって出会ってそれを使うことになるんだろう?などと考えていると、私も音大に行ってみたかったな~という思いがふつふつと…。
仕事で消耗して、勉強しなおすなんて全く考えられない20代を過ごしたけど。あのときサラリーマンやめて、もう一回大学に入り直せたら…いや音大はそんな簡単に入れないしな…勉強して30代からでも入ればよかっ…いや~でもお金が都合できなかったろうしな…。
クラシックの曲ほとんど知らないけど、楽しかったです。
自分がやる側のとき、たとえば自分のオリジナルとか、マニアックな民謡とか、「皆さんが知らない曲だとつまんないかも…」と心配するけど、実はそうでもないんだよね。
ただしクラシックとか古典的な民謡は、既に何百年の淘汰を生き残った名作中の名作なので、私ごときのオリジナルと並べて考えるのは不適切かもしれません。
最近いただいた、自分のコンサートの後の感想で、「ヒット曲のメドレーではないところがよかった」「最後の曲(オリジナル)もとってもよかったです」というのが寄せられていたのと合わせて、今後の選曲や作曲にも影響しそうな一夜となりました。
捧典さん(三条市ボランティア連絡協議会副会長)お招きくださってありがとうございました!
2022/10/27