原発に挑むWaseda’s she-wolf ②
ドキュメンタリー「ヒバクシャ」を監督して以来、反原発に燃え続けている。
話題となった「六ヶ所ラプソディー」も観た。
この女の執念は、「私」のtough loveで知られるtiger womanというより、
dragon ladyだ。
うーーん、私好みの鉄火肌の女。火のような妖婦、いや、猛女(もさ)。
初めて「ミツバチの羽音と地球の回転」をワールド・フォーラムで観たとき、身震いを覚えた。
私は芸術家肌の人間で、ただ単に観察し、分析するタイプのsherlockian(シャーロックホームズ風の)ではない。
感動するときは、人一倍感動する。
”I just feel it.”
感じたら風のような早さで直ちに実行する。私はアクションの早さで知られた武道家だ。
すぐに祝島(イワイシマと発音するのよ、とひとみ氏から叱られた)へ船で跳んだ。
叱られたといっても、scoldではない。correctだ。
プロはちょっとした間違いでも許さない。
イワイジマじゃなく、イワイシマと正しく発音しなきゃ、島の人に失礼よ、
といったメッセージが隠されている。
弁当を買って瀬戸内海の離島(祝島)へ逝く。
民宿で私なりに取材した。 そこからひとみ監督と電話する。
いつもの私の行動パターン。人間関係で肝腎なのは、
まず一に、信用。 第二、第三も信用。 誠。
まず、行動(証明)してから、接近する。
二回目に会うときはノーネスゲストとして招く前日。もう一度「ミツバチ」を観て、
その後インタビューをした。