筆者自身はあまりよく知らない人物ですが、イギリスの作家・コメディアン・
ラジオパーソナリティであるダニー・ウォレス(Danny Wallace/1976年生)
という方が、自身の経験を元に執筆した『Yes Man』という本に基づいて
映画化されたとされています。
簡単に言えば、
~ある日偶然出会った「Yes」という言葉を使うとすべての出会いや経験が
良い方向に進むという思考法を実践し、様々な出会いや冒険を通じて
自分自身を発見していく物語~ というご案内になりそうです。
何事にせよ「否定的」ではなく「肯定的」な思考を持つことで、コトが
上手く進むようになるという一種の寓話的な物語ですが、その主人公を
演じるのがジム・キャリーですから、そこはやっぱり楽しく派手な運びに
なっています。
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「イエスマン “YES”は人生のパスワード」 2019年
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監督:ペイトン・リード/
左から)ジム・キャリー/リス・ダービー/テレンス・スタンプ/
主演は、
2000年『ふたりの男と一人の女』
(監督:ボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー/)
などのジム・キャリー/
2008年『ハプニング』(監督:M・ナイト・シャマラン/)
などのズーイー・デシャネル/
ニュージーランドの俳優リス・ダービー/
2014年『アメリカン・スナイパー』(監督:クリント・イーストウッド/)
など、何回かのアカデミー賞ノミネートの実績を持つブラッドリー・クーパー/
イエスマンになるためのセミナー“YES!(イエス)”の代表を演じるのは、
1965年『コレクター』(監督:ウィリアム・ワイラー/)
で、女性に対する倒錯した愛情を持つ孤独な男を演じたテレンス・スタンプ/
そもそもが、どことなくオカルトチックな雰囲気を備えた俳優さんですから
適役だったかもしれません。
監督は、
2003年『恋は邪魔者』(出演:レネー・ゼルウィガー/ユアン・マクレガー/)
など、コメディ映画を得意とペイトン・リード/が担当しています。
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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