MISO♪３ 8/3

●３日目●

昨日の麹菌がどんな仕事をしてくれたのか気になりつつ、作業場へ向かいます

味噌だねをそ～っと見てみると・・・

あれ全然見た目変化ないやん。

でも底のほうに手を突っ込んでみると、ほんのり温かい
そして、全体的にすこ～し固まってきている
麹菌がきちんと仕事をしている証拠だそうです


３日目は、この味噌だねをまんべんなく混ぜ合わせるだけで、とても楽チンでした

混ぜ合わせた味噌だねは、また薄く広げ、熱が入りすぎないよう手でシマシマに溝をつくります。


上から湿った布をかけ、紙や毛布をかけてあげて今日はおしまいです



味噌作りは温度や湿度や寝かせておく時間など細かいものが色々と影響して、上手くできるものとそうじゃないものがあるそうです。
麹菌をふりかけたときからが、勝負なのだそうです
味噌は生き物やね
そうそうあと、味噌は清潔にしてあげんと上手にできんって言ってました
手のかかる子やわ。笑


～４日目、最終日に続く～

MISO♪２ 8/2

●２日目●

今日は早朝から味噌作りの作業です

作業場に着いた頃には、もうばぁちゃんが大豆を茹で上げたところでした


私は知らなかったのですが、田舎にはこうして味噌作りをする人も多いらしく、「味噌加工場」を一日単位で借りることができるそうです
道具もすべて揃っているので楽ですよね～～～

さてさて、大豆が茹で上がったら次は麦と米を蒸します

大きなセイロで何回にも分けて蒸します

麦と米を蒸している間に、大豆をミンチにします

スッピンで失礼しますが（笑）、これがめーーーっちゃ楽しい
ミートチョッパーという機械に大豆を投入していくと、横からブニュブニュとミンチになった大豆が出てくるのです～
もわ～っとして暑い蒸し風呂のような作業場の中、これだけは楽しんでやりました笑

さて、次は蒸しあがった麦と米を倉庫に運び、机の上に広げます。

まんべんなく混ぜますひたすら混ぜます
（ミンチになった大豆は、塩と混ぜ合わせて冷蔵庫で休ませておきます。）

そして厚さ５センチくらいに薄くのばして、種麹という、麹菌をふりかけます

これが味噌の命いい仕事してくれるそうです
「菌」といっても、ただの白～い細か～い粉です
これが一体どんな働きをしてくれるのでしょうか

大事に味噌種を毛布やむしろで包んで、明日を楽しみに待ちます



～続く～

MISO♪ 8/1

今日から９月ですね
愛媛はものすっごくいいお天気で気持ちいいです


↑うちの庭からの風景


さてさて、突然ですが、みなさん味噌ってどうしてます
スーパーやこだわりのお店なんかで購入している人が多いんかなぁ

実は、うちは手作り味噌なんです

毎年夏になると、母方のばぁちゃんが大量に味噌作りをするのです

今まで手伝いに行ったことはなくて、どうやって作っているのか知らないまま毎日おいしい味噌をいただいてました
たまに市販のものを使ってみたこともあるけど、やーーーっぱりばぁちゃんの味噌がおいしい
ばぁちゃんの味噌を食べ慣れているせいか、市販のものは何というかキツイ感じがする。
手作りの味って他には変えられないおいしさがありますよね～

今年の夏は時間に余裕があったので、８月の頭に味噌作りの手伝いに行きました～
体調の優れないばぁちゃん、、「体がしんどいのに無理して作らんでえぇ」と、娘である私のお母さんに怒られながらも、「作った方がおいしかろがね。」と言って聞きません。
いつもはばぁちゃん一人か、お母さんが少し手伝うくらいだったけど、今年は私含め３人です

味噌作り始めてやし楽しみ～～～
ルンルン気分で向かったけど、そんな甘いもんじゃなかったです。。。


●１日目●

一日目は、味噌作りのためのセッティングと、下ごしらえ

倉庫に、味噌のベッドになるよう大きな机を４つ用意します。

そして、味噌の元になる裸麦と、米と大豆を洗います

↑はだか麦

↑total４０キロのはだか麦を小分けにして洗います。

ここまでだけでかなりの疲労感…
１日目はとりあえず終了ですが、初日からこんなに疲れるものとは思わず明日以降が不安になる…

長くなるので続きは後ほど～