先日十角五角箸について軽く触れましたが、少しクローズアップした写真を上げておきます。
まず先端ですが、このように五角に削りだしてありまして、滑りにくくなっています。
反対側、お箸のアタマの部分は十角になっておりまして、ほぼ丸に近いので手で持った時に優しい手触りになります。
丸に近い方が良ければ丸くしちゃえばいいじゃない?と考える方もいらっしゃると思うのですが、丸にしてしまうと指でお箸をコントロールしようとするときのひっかかりが無くなってしまうので案外使いづらいのです。
丸に近い方が手に優しいけれど、カドはやっぱりあったほうが良い
というのが10年以上お箸を削り続けてきた上での自分の結論です。
現在この形のお箸を当店の主力商品にしています。