だれでも参加歓迎の
オンライン単発講座(zoom開催)を行います


『立って行う呼吸法&瞑想』講座
12/9(土)10:00~11:00


呼吸法や瞑想というと、
静かに座して行うイメージですが
広く身体術の考え方に立つと、
「立って行う」バリエーションも、いろいろありますね。

呼吸法なら…
呼吸筋をどう効果的に刺激し、
自律神経をどのアプローチから活性化させるか。

瞑想なら…
あるがままを受け止める受容力と
動じない対応力を、どんな型から深めるか。

呼吸のメカニズム、瞑想のポイントをおさえながら、
日常の中でやりたくなるような実践法を知っていきましょう。

参加費…1,500円

*この講座はどなたでも気軽にご参加いただけます。

 お申し込みはお問い合せフォームよりどうそ。

 

 

~~~~~~

 

 

 

 

 


 

◆当会のHP◆

伝統的ヨーガの会HP

 


 インスタグラム ツイッター
お問い合わせはこちら
※体験レッスン受付中↑よりお申し込みください。
 レッスン予約・お問合せもこちらからお願いします。

「腰や痛い…」「喉が違和感…」
季節の変わり目は、不調が出やすかったりしますよね。

でも、不調が出るというのは、

自分の内側から出る「切り替わりのサイン」

でもありますね。

私は、生徒さんから不調の相談を受けると、

具体的な調整法も紹介しますが

 

「この症状を出すことで、自身は何に気づきたかったのか」

(この症状を、自分はどうして必要としたのか?)

 

といった、内面の自己探求を、

一緒に確認することがあります。

 

『どんな経験も、自分をより自由に、

実現したいものを実現してくプロセス』

 

症状は出ない方がいい、

とする前に、

症状のおかげで生まれる自己実現がある。

 

そう思うとき、

私は主に、4つの質問を大事にしています。



~~~~~
①「症状が出たきっかけって、何だと思う?」

思い返すと

「どんな行為から、この不調が出たか」

きっかけってありますよね。

 

その行為がいけない、

と言いたいのではなく、

 

「本来、こんな症状を出すはずじゃなかったのに、

出すことになった」

 

この事実を、受け止めたいのです。

 

自分にとってそのつもりがなくても、

症状を起こすだけの

「負荷(無理しているもの)」

が、そこにはあった。

 

肉体的な負荷だけでなく、
心理的な負荷があるからこそ、

 

症状が出ると思わなかったのに、出た、

とも言えそうです。


(先日、肩を痛めた方は
『実家の庭木の切り落とし』とおっしゃってました)
 

もちろん、きっかけがよくわからない、

というのもあるでしょう。

 

「わからない」という答えも

実は、自分が抱えている負荷の

在り様を示しているような気がします。

 

そこで、負荷の真相に迫るのが次の質問。

~~~~~
②「それをやったとき、自分の中に、なにか執着や自己防御、
本当はこうしたいのにできない…みたいな葛藤はあった?」

面白いもので、最初は「特にない…」と言っていても、
よく話していると、何かしら出てきます。笑

自分の心の中にある

「何か」を受け止めるために、
症状を出して、立ち止まらせる。

そういうことは、よくあるものです。

 

ヨーガ思想で言えば

「自分で自分の可能性を制限しているもの」

これに気づきたい。

(これを『煩悩』と言います)

 

自分で自分を縛っているものに気づかないと

解放もできません。

 

症状はそれに気づくための、

立ち止まる時間をくれたりしますね。
 

ちゃんと受容できれば、解放のヒントも見つかりやすいです。

 

「自分はどうありたいのか」

結局は、ここに尽きると思います。

 

自分が自分の本意に気づくと、意外と

「ああ、これに気づくために

症状を出して、立ち止まったのかも…」

と、素直に感じられたりします。

ただ、これを明確にするには、次の質問も有効です。

~~~~~
③「この症状のせいで、

できなくなったことがいくつかあったはず。
やらないことで『ほっとしたり、楽になった』ことってある?」

面白いもので、この質問に関しては、皆さん
ハッとした顔をして、あれがそうだった!と言います。

そうなんですよね。

症状を出すことで、やれなくなるものは、
深層心理が「やりたくないもの」だったりする。

もしくは、

「ほかのやりたいことを、

やれなくするような壁を作っていたもの」

でもある。


それまでの流れを止めた時
「本当はこうしたいんだ」
と、自分に必要なことが明確になります。

(前述の生徒さんは、

実家がらみで、自分がやらねばと思っていた、

親御さんのとあるお世話が、それにあたるようでした)

そして、最後の質問は…

~~~~~
④「不調になったことでやったこと、
もしくは、やってしまったことで、

何かよかったと思うことはある?」

これは、最初は

「生活リズムがよくなった」

「食生活が改善した」

が出たりしますが、
よくよく話すと、

「不調をきっかけに、何か失敗した、

予定どおりのことができず、

別のことせざるを得なくなった。

でも、それがかえってよかった」

といった、

面白い発見が見えてきたりもします。

表層では望んでいないと思っていても、

じつは、

新しい自分を体験するきっかけになったり、

自分が望んでいたものを知る

ヒントになったりします。

 

症状が出て、

できないことがあるからこそ

新しく与えられる経験がある。

 

あるがままを、まっさらに受け止めると

自分が望む、新しい方向性が見えてきそうです。


~~~~~


こうした自己対話ができてくると、

自ずと、
「自分は現状をこう変えたいんだな」
とわかってきます。

もっとも、ヨーガの体験をしている方のほうが
ひらめきは早い、と思います。

「経験のプロセス」を信頼しているからです。

『あるがままを観じれば(受容すれば)
調和へと向かう変化のプロセスは、必ず見える』

これが、伝統的ヨーガが

感覚を通じて身につける体験ですね。

体の不調は、一見、否定したくなる経験ですが、
それが起きる必然は、必ず、

「自分をより自由に、より豊かなものへと
変化させるために起こっている」

と信頼できます。

そして、目指す調和とは、
「全体にとって、無理がない、安らいだもの」
であり、
それが具体的にどういうことか、
直観的(感覚的)に見えてきます。

これぞ、伝統的ヨーガの智恵ですね!

そして、面白いもので、
ある程度、この症状の『意味』が
自分なりに納得できると、
不調は自然と回復することが多いです。

(私は「あ、これで治るな」
という手ごたえが、わりとあります)

もっとも
「もっと深く、自分が実現したいものを理解したい」
と深層が望めば、
その症状と、もうしばらくつきあうかもしれません。

結局は、
自分の深層とつながればつながるほど、
経験に無駄なものはなく、
すべてが、
「自分が必要とした経験にふさわしいことが起きている」
という実感になりそうです。

外と内の統合ですね。
(ヨーガとは「つながる」の意味)

もっとも、こういう境地、
私もヨーガモードなら、すぐに入れますが、
ちょっと自我モードが出ると、
「なんで、こんなこと起きるんだよ~」
と、振り回されます…笑

もっと、ヨーガに親しみたいところです笑。


最後に。
私自身も、先日「喉を痛めた」ことで

そのきっかけ、
その時の思い、
やらなくてほっとしたこと、
代わりに経験したこと

を受け止めました。

自分が何を望んでいるのか、
納得できるプロセスがありました。

「自分のヨーガライフを積極的に書こう」
と思った次第です。

今回、長い文章になったのも
そのせいだと思って、許してください。笑

長らくお休みだったツイッターも始めました。
https://twitter.com/dentouyoga


(いつまで続くか…と、危ぶむ皆さんの声も、聞こえそうですが…笑)


体の不調は、ある意味、

新しい自分の経験に開かれるチャンスですね。

不調を否定するよりも、

よき味方にして、人生のプロセスを観察したいものです。

 

それでは、皆さん、

ヨーガとともに、人生のプロセスを信頼し、

変化を愉しむ秋をお過ごしください!
 

~~~~~~

 

 

 


 


 


 

◆当会のHP◆

伝統的ヨーガの会HP

 


 インスタグラム ツイッター
お問い合わせはこちら
※体験レッスン受付中↑よりお申し込みください。
 レッスン予約・お問合せもこちらからお願いします。

先日、プラユキ師の

『秋の御岳山 瞑想リトリート』

が無事に終了しました!

(10/28~29の一泊二日。17名の参加)

 

4年ぶりの開催で、

皆さん「リアルの瞑想合宿を楽しみにしていた!」と

笑顔でお話下さり、和気あいあいの交流ができました。

 

 

ちょうど紅葉に色づき始め、

秋の心地よい陽気が感じられました。

 

 

今回の法話は、

・四聖諦と八正道

・五力(貪瞋痴反応を念定慧対応へ)

・縁起観(十二因縁)

基本となるところを学べるのが、合宿のいいところです。

 

プラユキさんは、あいかわらず少年のようにツヤツヤして、

久しぶりにお会いしても、まったく変わってませんでした。笑

 

穏やかに「あるがままオッケー」と語り、

気づき続けることの軽やかさ、存在感から溢れています…!

 

合宿のいいところは、瞑想にたっぷり集中できること。

手動瞑想に慣れていない方もいらっしゃり、

今回は、質問に積極的な方が、とても多かったです。

 

新鮮な質問に触れ、自分も再発見が多く、

「もっと、内も外も、あるがまま受け止めていこう!」

と決心したくなりました。

 

歩行瞑想は、オンライン瞑想会では一緒にやれないため、

久しぶりの光景です。

気づきの歩みは、空間ごと純化してくれる明るさを感じます。

 

御岳山のお愉しみは、お食事が美味しいところ!

黙食で、しっかり自然界の幸を堪能します。

 

食事が終わると、楽しい歓談タイムです。

皆さん、いろいろな背景を持ちながら、

瞑想で新たな体験に開かれようとしている…

自分のことのように励まされます。

 

大広間は、各自、瞑想実践の場として解放されますが、

夜遅くまで、もしくは、朝早くに

瞑想を実践されている方も、結構いらっしゃいました。

 

朝陽とともに、見晴らし台へ歩行瞑想に行きます。

山の天気は変わりやすく、雨雲を心配していましたが、

一気に日差しが満ちてきました!

 

鳥のさえずりが、澄んだ空気に響いて、

山の空間全体が、自分のように感じられます

 

 

うっすらと色づく紅葉の気配を楽しみながら、長尾平へ。

 

まばゆい朝陽の美しさに、心奪われます…

 

普段暮らしている都会が、幻のように彼方に見渡せます。
 

朝陽を浴びながら、各自、瞑想に入ります。

 

自然のなかに溶け込むプラユキ師…

 

私のお気に入りの林道。

鳥のさえずりと、朝陽の木漏れ日が美しいのですが…

写真にうまくとれず。苦笑

 

たっぷり外で瞑想をしたあとは、疲労を癒すヨーガの時間。

これもまた、気づきとともに、

体が一番望むリラックスを体感していきます。

 

~~~~~~

 

今回、私が印象に残ったのは、質疑応答の時間、

『話を聞きながら手動瞑想をする』

というのを、皆さんと共有できたことです。

 

瞑想と日常を分けることなく、

そして、私だけが気づこうとしている訳じゃない、

「みんな、気づきと共にある」

そんな安らぎの場が体験できたのが、心地よかったです。

 

そこで語られる言葉は、

いつもより優しい響きに満ちているようでした。

 

そして、合宿の醍醐味は、なんといっても

参加者さん(善友)との交流です。

 

お茶くみ、食事の用意、

歯磨き、お風呂の時間…

何気ない会話も、すべて『一期一会』の新鮮さで

その方の素敵なところを感じられる、いい出会いばかりでした。

 

(私のドジな進行も、にこやかに笑って許してくださった皆さん、本当にありがとうございます涙)

また、皆さんとお会いできるのが本当に楽しみです。

 

合宿にご興味を持たれている方、

次回、ご一緒できますことを、心から楽しみにしております。

 

「自分をアピールするのがすごく苦手…」
最近、就職活動をしているヨガ友が、もらした言葉です。

聞けば、自分がしたいことをアピールするより、
与えられた仕事をこなす中で、そこから新しい発見を楽しめるタイプのようです。

受け身のほうが、力を発揮できる。
そういうこと、ありますよね。

欲しいものを求めることも大事ですが、目の前にあるものに歓びや充足を見出せるというのは、とてもヨーガ的だと思います。

このセンスを素直にアピールするのもいいんじゃない?と、私なりに伝えました笑ニコニコ

印象に残ったのは、本人が繰り返し言った言葉。

「結局、最後は、自分はどんなことも納得するんですよ」

どんな仕事でも人間関係も、それを通して得た経験は、自分が自分に与えた経験として納得できる。

だから、新しい道を選びながらも、どの道でも大丈夫という自分を確認することが、今の自分にとっては大事。

そう噛みしめているようでした。

うん、素敵。
これは、ヨーガの「信(シュラッダー/信頼)」を生きているな、と思いました。

私は彼女に「『人生は私の味方』これを胸に、就活を楽しんで!」と伝えましたウインク

この言葉は、かつて友人が私にくれた言葉です。
私も、人生をとことん信頼すべき時に、励みになった言葉です。

皆さんも「人生は私の味方」そんな日々を過ごしていらっしゃいますか。
そうでないときは、一緒にヨーガしましょう!笑ニコニコキラキラ

 

 

~~~~~~

 

 


 

◆当会のHP◆

伝統的ヨーガの会HP

 


 インスタグラム ツイッター
お問い合わせはこちら
※体験レッスン受付中↑よりお申し込みください。
 レッスン予約・お問合せもこちらからお願いします。

「85歳のおじいさんが作るバッグが、毎月150個すぐに完売する」
この話題、知っていますか?びっくり

82歳までミシンを触ったこともなく、20年以上も大病を患い、ほぼ寝たきりだった元電気工事士のおじいさん。
娘さんが励まそうとミシンの修理を頼んだら、ミシンの動きに夢中になり、気づくと全国にファンが急増…!

ニュースにもよく登場しますが、朗らかな笑顔で、いつも言うのが「皆さんのおかげです。本当にありがたい。今が一番幸せ」です笑照れ

(その方のサイト)

 


 

皆さんは「年老いた自分のイメージ」ってありますか?

私の好きな言葉で、皆さんも一度は聞いたことあると思いますが

「人から感謝されることが、人生最大の歓び」
という言葉がありますキラキラ

自分のための楽しみも大事ですが、
年老いても誰かの役に立ち、感謝してもらえるなんて、本当に心が満たされますよね。

医療でも、周りのために何かしている人ほど、病気になりにくい、症状の回復が速い、と言われますOK

これはヨーガ経典では『慈悲喜捨』の教えですね。
「相手の幸せを思いやり(=慈)、相手の徳となることをする(=喜)。これが私たちの理想の生き方」

自分ができることを、少しでも誰かを笑顔にするものへ変えてみる…素敵ですよね!キラキラ

82歳から、誰かの役に立つことを見つけられた彼を思うと、私もすごく励まされます。
私も、ヨーガとは違うもので(ゴミ拾いでも⁉笑)、死に際までライフワークにできたら嬉しいなあと思いますニコニコ

 

 

~~~~~~

 

 

秋の明治神宮ヨーガ、日差しが柔らかくて、心地いいですニコニコ

 

 

 


 

◆当会のHP◆

伝統的ヨーガの会HP

 


 インスタグラム ツイッター
お問い合わせはこちら
※体験レッスン受付中↑よりお申し込みください。
 レッスン予約・お問合せもこちらからお願いします。