ミラノの駅と・・・

今回泊まったのはミラノ中央駅すぐそばのホテル。

夜暗闇の中にある巨大な駅を見て立派な建物だなーとぼんやり思っていたけど、ぼんやり過ぎて翌朝「あの大きな建物は何ですか」と夫に聞く。。

だってこの感じ、お役所か美術館か何かと思ったもんで・・・（正面はお直し中）

ほら、なんか長いし。

中はよく見る、これぞヨーロッパの駅みたいな雰囲気。ローザンヌやジュネーブとはちょっと違う感じ。

改札もないし、目の前にいくつもホームが並んでいる様は開放感があって、外国に来た感たっぷり。

駅の中は洋服やさんなんかも入っていて、日曜日でも営業中。

スイスじゃあり得ないなーと嬉しくなって少し見て回ったけど、街に行ったらどこもフツーに開いていた。（ブランドのお店は別。）

日曜日でもお休みしてないところが多く、退屈するかもと思っていた分、ちょっと拍子抜け。嬉しい誤算だったので、まぁいいけどー。

と、物欲にまみれてのミラノ旅おしまい。

オトナ味

ミラノにあるお気に入りのレストラン　Osteria Primo Novecento

去年ベネチアの帰りに立ち寄って衝撃を受ける。あまりにも美味しかったので、今回も行くことに。

しゃべってばかりで気づいたら写真はゼロ。↑去年のものですが、同じものをいただく。

前菜は魚介中心で。実はここ、頼んでなくても魚介のフリットが勝手に運ばれてきますので、ご注意を。

これがまたサクサクとしていて、とてもうまい。

パスタは大人が好む、からすみのパスタ。これがもう・・絶品の味。

なんかちょっと苦いーとかいうこどもには、取り分けるのももったいない、と大人げない感じで欲張ってみる。それほど美味しい。

からすみのうま味とパスタの絶妙なゆで加減とソースの絡まり具合・・・あー最高、もう本当に。

デザートも勝手に来るパターンで、チョコレートフォンデュ。

美味しいイタリアン数あれど、住んでるわけじゃないから行ける店なんて限られてる。

街からもちょっと離れてるので、観光客には行きにくい場所だけど、それでもこうして行ちゃうくらいのお店。そして混んでる。

先月の情熱大陸で、長友選手が『ボッタルガ（からすみ）のパスタ超美味しいー』とかいって食べてたけど

できればここも教えてあげたいくらい。←おばさん余計なお世話（笑）

サッカーが見られなくっても、たとえ買い物ができなかったとしても（いや、ばっちりしたけど）ここのからすみのパスタが食べられたら

ミラノに来た甲斐があったかもなーと思える、そんなお店だと思っている。

色々あるイタリア

ちょっとやることが立て込むと、途端にそのことで頭がいっぱいになり、時間がないわけでもないのに、モタモタしてしまいがち。

今がまさにそう。

暖房が壊れちゃってと嘆いたら、みなさまからご心配いただいきまして、その節は・・ありがとうございます。

そんな優しさのおかげで、冷えた心と体にぬくもりが。。（嬉）

今週は寒さも和らぎ、日射しは春の心地よさ。このままあったかくなってくれぃ。

で。とある週末に出かけたときのはなし。

何ヶ月も前からチケットも取って、楽しみにしていたサッカー観戦の旅＠ミラノ（インテルの試合）

昨年 春に出かけたときも、存分に楽しませてもらったので、今回も期待を込めて・・・しかも友達家族も誘っての週末ビッグイベント♪

・・・だったのに。

日曜日に開催されるはずの試合が、なんと出発前に終わっていた・・・?!という不可解なできごとにより、観戦することもできず

どうやらチャンピオンズリーグの日程調整や、数日前までの寒波でスケジュールが乱れていたこともあって

急遽早まって行われたらしいインテルの試合。

気がついたのは出発の朝。

テンションの低いままミラノ入りしちゃったけど、それでも街へ出れば自然と楽しくなって、友達と買い物に興じる。
普段はご用のないお店にも足を踏み入れ、あちこちで鬱憤を晴らす。おかげでスッキリ。

これはガッレリアの中にある・・・牛のモザイク画。

本来モザイクをかけるべき部分（笑）に、片足のかかとを置いてくるっと回ると再訪が叶う、というもの。

みんな回るので、前回はその部分だけがへこんで黒くなっていたのに、キレイに修復されて・・・丸見え。しかも若干回りにくい。

確かに前にここでくるっとしたので、まさにその通りに。それじゃ次回も!!と願いを込めて。。

美味しいレストラン、に続く。