<<ブログ 338>>
「休みを増やせ」「賃金上げろ」の国主導?の行き過ぎた?動き
そして
AI時代突入であるがゆえに・・・・
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日本・日本人
「匠」「達人」の言葉を大事に
そして 大切にして
働くことに喜びを感じて
もっと楽しくそしてもっと働きませんか
「楽らく」して金を得るのでなく
明日の楽しさ幸せの実現のために
身体と頭そして心にたくさんの汗を流して
みんなと共に「楽たのしく」
働いている国「日本」へ
~私の変わらない想い~ by入道
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東京秋葉原のアトリエを基地として
世界への羽ばたきを重ねておられる私のちょっと年の離れた友達
画家の田中拓馬さんが
今回もご厚意で素敵な挿絵を画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうございます。
拓馬さんのサイトも訪ねていただければ、と思います。
http://www.takumatanaka.info
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★近頃の日本では、「楽」と言う文字の一面だけがたくさんたくさん使われているように感じてなりません。
★「楽」と言う漢字。
★フリガナを振るとこの漢字の二つの使い方が見えてきます。
★一つは「らく」であり、今ひとつは「たのしい」。
2つの意味合い、随分違うのです。
★「楽」=「らく」になるような動き方を近頃の日本は、近頃の日本人はたくさんしている、求めているように思うのです。
★言い切れば「いかに『楽らく』してたくさんのお金を得るか」に日本人の「働くことのものさし」が変わってきている、変えてきていると感じています。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★そして、マズイことに「動き方」を変えていく時に「やっていいことなのか」「やってはけないことなのか」の「善悪のものさし」を無視してしまっている、「善悪の判断」が出来なくなってきてしまっている、「善悪の判断」をしなくなってきているのでは、とも感じている事件が続発してもいます。
★「高額バイト」の言葉。
★「やるか、止めるか」の適切な判断、「人間としてをものさしとした判断」をすることなく、「人間なのに」その判断が出来ずに・・・・・・・・・「善悪の判断」をせずに、「善悪の判断」ができずに「金のために」簡単に人を傷つけ殺してもしまう・・・・
★後でまた触れますが私が一番大切なものさしと思い続けている「人間として」「人として」どうなのかの「ものさし」が忘れ去られてしまっている、のです。
★寂しいことですし、あってはならないことだと感じます。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★「人間として」のものさしを失念してしまっている人間がもちろん悪い、のですが、その原因・・・なぜそんな人間が増えてきてしまっているのか、その一因にある意味で「行き過ぎたコンピュータと通信技術の使い方」にある、私は前々からそう想い続けています。
★全世界、365日24時間まったく休むことなく為替取引・株式取引等ができる状況・・・・はコンピュータと通信技術がなければできないことです。
★確かに「便利」?にはなったかと思いますが、一方でそれは「人間にとって幸せなことなのか」「人間にとって楽しいことなのか」の「ものさし」で測る、考えてみる動きが必要なのだと思うのです。
★「活用」と「対」になる「本当にこれでいいのか」の「追求」とがいつも必要なのです。
★そして・・・・・コンピュータと通信技術の行き過ぎた利用は「人間の、特に子供たちの金銭感覚」をおかしくしている、し始めているのでは、とも感じてなりません。
★支払いはお金を持たずに「スマホ」を差し出すだけでいとも簡単に決済されてしまう・・・。
★だから「本当に必要なのか」「これを買うことが最重要なのか」の判断することなく、「ゲーム感覚」で支払いの動きをしてしまう。
★1000円の支払いは簡単にできるのに、その1000円の価値、どうしたらどれだけ働いたら1000円になるのか・・・を解らせようとの動きはほとんどないと思うのですが、どうでしょうか。
★そして
昨今の日本・・・・政府から経済界・企業への動きも業種・会社規模等を全く問うことなく二つの要望、要求が続いています。
★その二つとは・・・・
①休みを増やせ
②賃金を上げろです。
★働く時間を減らして、賃金を上げろ!!!!???
★単純に、「どうしたら実現できるのでしょうか」、「こうしたらできる」「法人税を〇%減らすからその分を賃金に充てて」とか、こんな支援を国としても実現していきますよ、の動きはなく、単に要望を重ねている状況・・・。
★各企業の業績とか大企業とか小企業とか個人企業とか・・・業績とか、利益率・利益額等々ある意味で各社の状況を無視しての「国としての要望」が続き過ぎている、この間まで経営に携わっていた人間として素直にそうも感じています。
★今年も大卒の採用活動が始まり、ほぼ実質終わりを迎えていますが、国のそんな動きそしてそれを批判することなくそのまま、更に「〇〇〇社は〇%の賃上げ」と報道し続けている報道各社の動き。
★現実、そこが今年の就活生たちの就職先選定の判断の大きなものさしともなっています。
★今の日本、昔の?「世界一働いている国」ではなくむしろ「休み過ぎている国」「休日の多い国」になってきているのに、「更に」・・・・しかも人口の減少・働き手の「若者の減少」により「労働人口」が一気に少なくなってきている状況の下での国からの「休みを増やせ」指令!!!!
★今の日本、週休2日は当たり前の国です。
祝日数は世界トップクラスの国でもあります。
そして有給休暇数も決して少なくはない国日本で更に「休みを増やす」そして「賃金あげろ」はなぜ????
★しかも・・・・公務員から「週休3日」の検討に・・・・なんなのでしょうか。
★身体・頭そして心にたくさんの汗を流して一生懸命に働くから「土曜・日曜・祝日・・・休みの日が楽しい・休みの日が待ち遠しいのでは」。
★ONとOFF、メリとハリ・・・・
★そして、休みを増やした時の「会社の業績維持のために必要な総労働時間の減少」は「こうしたら」「こんな支援するよ」のサポートが全くない、これが現実だと思うのですが、どうでしょうか。
★そんな状況下の一方で、その報道もNHKのニュースでも「AI自動音声でお伝えします」の断りでAIがニュースを伝える状況にもなってきています。
★いつの間にか社会が「生体AI化」してきてもいます。
★論文も映像も小説も・・・・AIが・・・・。
★「にんげんとして」「人として」を「ものさし」にしてひとり一人が「今こそ」考えてみ必要がある、勝手な、私だけの想いかも、ですが私はそう感じています。
★「人間として必要なこと」「考え悩み、新しい仕組みを創りたしていく」=「人間の創意工夫の動き」はもっともっと「人間らしく生きていく」ために増殖していくことが必要で「無くしていってはいけない」「AI任せにしては絶対にいけないこと」なのだと思うのです。
★「らく楽」して金を得るのではなく、自分で身体・頭そして心にたくさんの汗を流して仲間の人たちと「たのしく楽」その汗を結集して共に働いていく、そんな人たちの集まりの国、日本にしていきたい、改めてそう感じています。
★そのために・・・私の一つの想いがあります。それは・・・
★「匠」そして「達人」の言葉にこだわりを持っていきたい、「匠」「達人」を大切にする国、日本にしていきた、そう想うのです。
★フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より⇩
匠=優れた技術を持った職人。
伝統的な職人の究極的な技術を保持し、尚且つ、後進の技術者に対して自分の持っている技術
を披露し、指導するなど人間的にも尊敬される立場の人。
★AIが変われるのか??AIが「匠」になれるのか?
★「人間として」「人として」のところで私は「無理」と思います。
★人間を「主体者」「主役」と捉えれば、AIは「手段」の一つであり、もっと言ってしまえば「道具」なのだと思いますし、そう想わなければいけないとも思います。
★道具なのですから「使う人間次第」なんです。
★だから、AIを使う人間は私の言い方ですと単純に「より人間らしい人」でなければいけない、そう想うのです。
★賢く、さも難しそうに考えるのではなく、「易しく」「優しく」「人間として」「人間らしく」をものさしとして心で感じとり動いていくことが大切、私の強い変わらない想いです。
★「楽らく」して、がいきすぎれば人間は「たのしさ楽」を感じられなくなってしまう、しんどいこと辛いことを身体と頭そして心にたくさんの汗を流して自分一人だけでなく、みんなと一緒にその汗を結集して乗り越えて新しいことに出会えるから「嬉しい」し「楽たのしい」のです。そう想います。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★休みばかりになったらきっと人間は休みの「たのしさ楽」を感じなくなってしまう、休みの「ありがたさ」を感じられなくなってしまうと思います。
★何も考え悩むことなくAIに従って動いていく、任せていったら人間はどんどん「人間らしさ」を失していってしまう、多分、それが事実だと感じます。
★私たちは「よりにんげん『らしさ』」にこだわりを持って、よりにんげん「らしく」働き、何よりもよりにんげん『らしい』人生の1日いちにちを重ねていきていきたい」改めて自分の「信念」を確認して、今の世の中の動きを自分で判断していきたい、と思っています。
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
「日本人ってなになのか」
「日本人『らしさ』って何なのか」
「日本人『らしく』働くってどんな働き方なのか」
そして
「日本人『らしい』生き方ってどんな生き方なのか」
改めて「こうあって欲しい」の想いも含めて
ひとり一人が、みんなが
考え、想いを現実にしていく動きをしていきたい
していかないと「まずい」のでは・・・・
二人以上の人間の集まりである「組織」(私の定義)
家庭・隣近所・・会社・・・そして社会・国家
心に潤いのある人間の集まり「組織」にしていきたい
そう素直に感じています。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)