何ゆえタイランド (無期限休止中) -2ページ目

紹介先の病院で



予約診察顛末を書こうと思ったけど、文章をまとめる時間もなく

一番はその気力が湧いてこないのでまた後日と言うコトで

とりあえず、簡単に結果報告を。



母は問診の後、高血圧症による動脈硬化の疑いもあるので

MRI(核磁気共鳴画像法)検査を受ける事になった。






最初に悪かったこと。




・脳の頭頂部が一部、萎縮していて“アルツハイマー型認知症”の初期段階症状と診断された


・現段階では、進行すると根治はしない病である





良かったこと。


・脳内の血管が詰まっているとか、腫瘍があるワケではなく
外科的手術が必要な状況ではなかった


・まだ代表的症状が表に出ていない早期発見なので、薬が効けば治癒や病状進行が止まることがある







やっぱり…


私の読みは当たってしまった。




4日に再び来院、脳血流検査をして、6日に医師による詳細説明があり

状態に添った薬を処方し様子を見て行くことになる。





よってしばらくは一人暮らし、完璧に無謀。無期延期。



今後の事を、旦那が来日してから直に相談しようと思っていたけど

間に合わず電話で色々話している所だ。



場合によってはこのブログ自体の存続も、考えようと思っている。





差し迫った悩み




3週間立ってやっと母は、近所の店へ買い物に出掛けられるほど歩けるようになった。



まぁ、1人で歩けるようになっただけで

炊事洗濯等はまだ無理だけど鎮痛剤を服用せず過ごせるのは

弱った胃には良かったらしく、少しづつ食欲も戻りつつある。





それは良いことなんだけど…


今後の心配ごとが浮上してきた。
 





北国の宿命、


雪。




季節の訪れに待ったはない。

あと3ヵ月ほどで迎える冬季の除雪作業についてである。




先シーズンまで母は何とか玄関前の人が1人歩ける程度の一本道位、除雪はしていたが

今の状態ではそれも無理だろう。




同市内とは言え近所に住んでいない兄に頼むとしても、仕事もあるので限界がある。




結局、父の逝去後こちらの憂慮をよそに

「1人で頑張れるうちは、やってみる」

とキッパリ言い切っていた母だが



意外と早く、一人暮らしを経験する事なく
その決心は泡となって消える見込みとなった。





この地から離れたくないしどうしても


“旦那の親は他人交際”を貫いている兄嫁との同居は不本意この上ない、と譲らない母に

母の遺族年金で賄える経費のサービス付高齢者施設、所謂グループホームはどうかなど勧めていたのだが





ここに来て予定外のある問題が、発生した。






どうも母の様子に異変がある。




実は去年から感じてはいたが、トシもトシだからかな~と考えていた。


数十年間変わらない毎日使用する食器置場所から

自分で違う場所に置き、次の使用時「あら、ないない」と探しまくったり。


決まった定位置、引き出しに保管されている保険証を

「どこいったかしら~」

と検討外れの場所をがさごそとやる。



心配して兄にこそっと聞いてみても、

「トシだからしゃーないんじゃない?
親父生きてる時から二人して似たようなモンだったよ」


カラカラ笑って済まされる。




6年間留守にしていたから返って気になり、母が急に老けたように思うだけかもな…

そう自分に言い聞かせたりもした。





ところが腰を痛め、身動きが満足に叶わなくなったからか、

母の物忘れに拍車がかかる。



一番の問題は

薬の服用を忘れはしないが飲んだ五分後に


「薬を飲まなきゃ!忘れてた」


とやり出した事である。




もう飲んだでしょと教えても、その数分後に再び言い出す。

多い時には3回ほど繰り返す。

もし1人で置いておいたら、過剰摂取疑い無しじゃないか。



やっぱり“おかしい”。


暢気に取り合わない兄を放っておき、

病院行きに気の乗らない母を、つとつとと説得。

(普段、耳が遠いだけで会話に問題はない状態だから仕方無いけど)

でも時折やらかすヘマを、母なりに気には病んでいたらしい。



昨日、母をいつも通う医院へ連れて行き担当医に説明

神経内科の専門医への紹介状をいただき予約を確保した。




問題がなければないに越したことはない。

単なる気苦労で終わってくれたら御の字だ。


だけど、もし病気なら早期発見は最善策だと思う。






もしやと思いさきほど母に質問したら、

やっぱり昨日医院に行った事は覚えていても

神経内科の紹介を受けた事は全く、記憶に残っていなかった。




進行性の病では無いことを祈るばかりである。




止まらない




何がって。







頭痛が。



送り盆で寺へ行った。

(母は体調思わしくなく、留守番。兄は仕事で行けず。)




その後厄介な親戚連に否応なく誘われてしまい、檀家寺敷地内ではない墓地へ断りきれず、同行。

(一足先に兄夫婦と共に、墓参は済ませていたのだが)






寺でも墓でも

里帰りのわらわらと集う姿無き影が

大いに接近遭遇を仕掛け圧迫感、この上ない。


じわじわっと迫り来る頭痛の足音に目を瞑り、奥歯を噛み締める。





去年は全然違ったのに…何だよこれ。

思わずもれそうになる呻き声を、飲み込む。





お化けチャンネル開通後、初盆体験だったから覚悟して行った割には




あれ?

と拍子抜けするほど、何もなかったのに。



今年は一体全体、どーしたこった。



゛どうして、もやもやっと気持ち悪ーい場所や人間に遭遇したりすると、

頭が痛くなったり気分が悪くなったりするの?゛



と、以前サラパオちゃん元高僧に質問した事がある。




答は簡単明瞭


「後ろの人があなたの近くから悪気をはね飛ばす為に、力を出すからだよ。」




つまり、

後ろの方が急にターボエンジン始動ケンカ開始、パワー全開

エンジンオイルは私の体力とイコールだから

そんなとこ?



サラパオちゃんは何も面白くなさそうに、軽く頷いた。







今年は迎え盆オール準備を1人でこなしたので確かに疲れては、いた。


夜、盆提灯と灯篭をノロノロと1人片付けながら
仏間で気付くとふっと溜め息が出る。

夜半にはようやく頭の痛みも止まり人心地ついていた。




お盆前から何かと騒がしい親戚筋の悶着に巻き込まれ

考えないようにしても、常に頭から離れなかったのも疲弊の原因だと解っている。




それでもそれでもそれでも、

いくら体力低下で脇が甘くなったとは言えど




以前とはかなりチャンネル感度の質が変化しているのではないかとの疑惑は



気のせいではない?




と誰か見識のある方に相談したい所だが





やっぱりとどのつまり、1人で考えてみるしかない私である。