リオのオリンピックでは、テレビで選手の競技を見て多くのことを学びました。
孤独と思われがちの個人種目では、家族やスタッフ、数多の応援する人たちの姿を見ました。
勝負の舞台(試合)に立つのは一人ですが、彼らは決して孤独ではなく、多くの仲間に支えられています。
そして、試合後のインタビューでは口を揃えて支えてくれた方へ、感謝の言葉を述べています。謙虚な姿勢こそが、最後に勝利の女神を引き寄せるのかもしれません。
良い結果を出した種目では、「監督の存在」を感じさせられました。
柔道での落ち着き払った井上監督の態度。
女子レスリングでの栄監督の明るい雰囲気。
シンクロナイズドスイミングの井村監督の厳しい姿勢と愛情ある部下の指導。
これら監督の姿勢は、会社や病院などのトップが見習うべき姿勢であると感じました。
団体競技では、チームリーダーの態度や雰囲気がチーム全体に影響することがわかりました。
卓球団体女子では福原選手の献身的な姿、体操団体男子では内村選手の強い気持ち。
特に、幼少時代から見ている福原選手が準決勝の団体戦で負けた後の涙をこらえる姿、三位決定戦での試合終了後の号泣した姿をみて、凄い女性になったなあと感動しました。
今回の大会では、最後の最後に大逆転する若い選手を数多く目にしました。
メンタル面で、今の若い日本人選手たちは、今までの世代とは変わってきたように感じています。
このメンタルの強さが続けば、東京オリンピックも楽しみです。 見に行こう!