海外16年目、ママ起業家、
ティー&マナーコンサルタント
金澤優子です
パリ→ロンドン→パリ→ ニューヨーク
→東京→ クアラルンプール→
現在パリに住んでいます。
40からの最終仕上げ!
人見知りのままでも、第一印象から『素敵』と言われる
日本女性のためのマナースクール
を経営しています
フランスは、去年10月末から5月下旬まで続いていた
『長い』コンフィヌマン(ロックダウン)が
ようやく段階的に解除されて、
およそ7ヶ月ぶりに
美術館もオープンしています
いつまでフランスにいられるかわからない私(&家族)は、
久しぶりにルーブル美術館を訪れました
いきなりですが・・・
ルネサンスや宗教画って、
興味はありますか?
日本人にはあまり馴染みがない
宗教画
『むずかしそう・・・』
『え?宗教?興味ない・・・』
と嫌煙されがちですが、
これほど美しい世界もない
と思うものが
このルネッサンスや宗教画の世界!
私は、
ロンドンにいた頃から
宗教画が大好きです!
今日は、
ルーブルのハイライト、
絶対見ておくべき絵画を
いくつかご紹介させていただきますね
まず・・・ルーブル最大とされる
カナの婚礼 (ヴェロネーゼ)
<The Wedding Feast at Cana>
ぱっと見で宗教画と思わないかもしれませんが、
中央の大テーブルにキリスト様が座っています。
イタリアのルネサンス期の画家
ヴェロネーゼが、
1563年という遠い遠い遠い昔に手掛けた
とても巨大な絵画!
ガリラヤの『カナ』という場所での
結婚披露宴での
イエスキリストが描かれたシーン。
この絵を見て、『ガリラヤってどこだっけ?』
と思って調べたら、
現在のイスラエルとヨルダンの一部だった場所
なのだそう。
古くからのママ友であり、
美たしなみのレッスンを受講してくださっているRさんが
ヨルダンにいらっしゃるので、勝手に親近感
このスケール感と
描かれている人数に
圧倒されます!
さて、イタリア好きの人には
有名すぎる画家といえば・・・
ボッティチェリ。
聖母子なら、マリア様とあかちゃんだったキリスト 。
それから、傍らにはヨハネ。
いつもこれがお約束。
***************
ルーブルと言えば・・・
モナリザ
ですが、
レオナルド ダ ヴィンチ
の作品で、
絶対見ておくべき絵画はこちらです!
これは同じ聖家族だけど、
レオナルド ダ ヴィンチ。
かなり有名ですが
興味がない人は素通りかもしれません。
(うちの男性陣はそうでした・・・)
ルーブルでダヴィンチといえば、
私は、こちらの方がはるかに好きです!
この絵は、
さらっと見てはいけません
よく見ると、
とても大胆な構図なのですよ!
マリア様は、お母さんであるアンナの膝に乗り、
(大人なんだから重そう・・・笑)
腰を痛めそうな不自然なポーズで
キリストに手を伸ばして抱っこしようとしているの。
キリストが、あり得ないくらいムチムチですごく可愛い。
洋服も着ていなくて、すっぽんぽん!笑
とても人間臭くてそれが良いのである🤍
(と、西洋美術の先生に教わりました!)
従順を表す羊。
暗めの色調に白が入ることで
絵に立体感が出る。
遠くから見ると
聖家族は、三角に。
これは、
人間が美を感じる黄金律を
狙って構成されているとか。
そして、
アンナ(つまり、イエスキリストのおばあちゃんてこと)
の背景に広がるのが、これみよがしな 遠近法。
遠近法が確立された頃
だったと言われていたかしら・・・
(ちょっとあやふや)
これもボッティチェリ。
「若い婦人に贈り物を捧げるヴィーナスと三美神」
(Vénus et les Trois Grâces offrant des présents à une jeune fille)
フレスコ画なのに、
どうやってイタリアから持ってきたの???
って疑問に思いませんか?
だからボロボロなのね・・・と
想いを馳せながら、絵画を眺めています。
ロンドンでは、西洋美術史という地味なタイトルの
講座を1年以上受講していました。
宗教画ってパターンがあるので、
そのパターンを覚えると、
どれを見ても、すぐに理解できるので
むしろ簡単。
西洋文化圏にいる時、感じますが、
宗教画やアートの話題ができると
教養のある人と認められ、話が弾みます。
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