(横岳目指して、杣添尾根を歩く)
歳を重ね、徐々に体力の衰えを感じるようになり、
ずっと怠けていたジョギングを今年に入り再開した。
週2~3回、5~7キロ多摩川の近くを走る。
ジョギングの成果は・・・・・?
絶好の山日和の日に、八ヶ岳を目指すことにした。
足が痛いと擦りながら、権現岳へ行こう! と、ウォッカが言う。
権現岳より行程の短い、杣添尾根からの横岳を提案した。
2月17日(日) 晴れ
海ノ口杣添尾根登山口(1890m)8:00→東屋8:23/28→2300m地点9:35/40
→展望地点10:40/45→三叉峰(2825m)11:40/50→2300m地点12:52
→東屋13:36/40→海ノ口自然郷14:00
雲一つない青空の朝、海ノ口へと車を走らせる。
駐車場には既に10台位の車が停まっていて焦る。
出遅れてしまったようだ。次回はもっと早く家を出ることにしよう。
気温-12℃の中、歩き始める。
林道から横岳が姿を現した。
東屋には仮設トイレが設置されていて、有難く思う。
樹林帯を私はチェーンスパイクで、ウォッカは壺足で登る。
サラサラな雪の下にはアイスバーンが隠れていて、結構滑る。
稜線には大小テントが3張り建てられていた。
満杯だった駐車場には、前日からの車が含まれていたようだ。
森林限界でチェーンスパイクから前爪アイゼンに履き替える。
美しい赤岳の眺めにウットリする。
八ヶ岳の主稜線が近付くと、杣添尾根の斜度も増してくる。
下山する登山者とも沢山擦れ違った。
あともう少し!
三叉峰に到着!
今日はかなり時間が掛かったような気分で疲れてしまったので、
奥の院へは行かず、三叉峰止まりとした。
赤岳~中岳~阿弥陀岳の素晴らしい眺め。
遠く、北アルプスもよく見えている。
のんびりしたい気持ちもあるけれど、
下山は苦手なので、早めに下山開始する。
赤岳を名残惜しみながら、下りていく。
雪庇の方向が左と右の両方?
昨年は左方向だけだったような・・・。
長い樹林帯歩きを終え、沢ノ木橋を渡る。
東屋でアイゼンを外し、海ノ口へと戻った。
杣添尾根は積雪期に登りたい稜線。
今年も再訪することが出来て嬉しい。
既に歩いたことのある山でも、
その時の体調、装備、気候条件等で感じる難しさは毎回異なる。
次回は権現岳に挑戦! かしら?