皆さんこんばんは。WillowZenファームステイのくみです
先週末は、メルボルンのホームショーに行ってきました。
ホームショーとは展示会のことで、窓サッシメーカー、床板メーカー、カーテンメーカー、ウッドデッキメーカー、暖房器具メーカー、キッチンメーカーさんなどがたくさん集まっているのです。
要は、営業用の場所を提供するってことなんですが、お客さんもなぜか入場料を取られると言う理不尽さ。(と私は思います。)
オンラインでチケットを購入したら、一人当たり4ドルお得でした。
上のお兄ちゃん二人は旦那様実家で預かってもらって、3男M君だけを連れていざ出陣です。
たくさんの出展者がある中で、特に役に立ったのは
室内の換気システムの会社。バーナードさん。
ファームハウスは機密性を高く作る予定なので、ハウス内の空気の循環がされないのです。更に、お風呂やキッチンなどからの水蒸気が結露する場合もありますし。
ただ、我が家が考えているのは普通の24時間換気システムではありません。
夏冬のハウス内外の気温差をなるべくなくしたいので、普通に換気してしまっては夏は暑い空気が、冬は寒い空気がファームハウスの中に入ってきてしまいます。
バーナードさんが販売しているシステムは、ハウス内から出て行く空気が、熱を保つ素材(プラスチック)の中を通って冷気・暖気をプラスチックにまず移します。
そしてハウス外から入ってくる空気が、冷えたまたは温まったプラスチックを通ってハウス内に入ってくるので、入ってくる空気がハウス内の温度と同じ程度の温度になっていると言うシステムなのです。
今売られているものは、ドイツ・イギリス・カナダのものを販売されているそうです。
オーストラリアでは全く一般的なシステムではないので、一体どこで買えばいいのかしら?と途方にくれていたところだったのです。展示会の最後のほうに見つけた時には喜びもひとしお。
それから私的にいいなぁと思ったものは、長さの変えられるテーブル。
ファームハウスのゲストの数によってテーブルに着ける人数を変える必要があるのですが、最初は、同じサイズのテーブルを2卓置こうと思っていたのです。
ただ、そうなると1卓必要ない場合にどこに収納するか?と言う大きな問題が残っていたのです。
そこに出会った家具メーカーさん。
こちらのテーブルは、基本サイズからずんずんテーブルを伸ばしていけるのです。
ちょうど天板が2つに分かれて、その間には、橋渡しをしている材木が伸びていきます。
そしてその天板の上に、別途収納していた天板を載せるだけ。
このやり方だと、人数に合わせてテーブルの長さを調節できるし、天板だけ収納すればいいので収納場所にも困らない。
ナイスです。ただお値段お高めなので、アイデアだけ今は頂いておきました。
さてファーム内のことですが、我が家に雄鶏さんがやってきました。
知り合いの方が、「オンドリ要らない??」って言うので旦那様がもらってきたのです。
美しいです。雄雄しいです。
朝は、6時半くらいから威勢よく「コケコッコー」と鳴いていますが、そんなに気になるほどでもなく。ただ夏になると早朝から鳴くのかしら・・・とも思ったり。おほほ。
そして、ストローベールシェッドは随分と様変わりしました。
2階部分には床が入り、昨日の夜は1階部分の内壁に断熱材を入れる作業を2時間ほどやってきたところです。
明日の土曜日は、暖炉とブラインドを見にまたメルボルンに行く予定。
この段階でブラインド??って思われるかもしれませんが、ストローベールの壁の場合、設計段階でどこに何が入るって言うのを決めて、木材を入れておかないと後で釘を打ったりする場所がないのです。壁内部が全部藁ですから。
普通の家ならば石膏ボードの裏に縦に木材が入っているんですけれど、ストローベールの場合は全部藁に漆喰ですからね。土壁に釘を打っちゃうみたいな感じになるのです。
と言うわけでブラインドを見てまいりまっす。
このブラインドもホームショーで見たもので、蜂の巣のような構造になっていて内部にアルミ蒸着が施されているもの。断熱性がとっても優れているんです。
メーカーさんと話をしている時に、「なんか日本っぽいねえ。ワビサビって感じ」と言ったらなんとこのブラインド日本製だそうです。
明日は、とりあえずお見積もりを頂いてみようかなと思っています。(そして日本で買った場合と比べてみる。むふふ。)
今日は写真がなくてごめんなさい。
だんだん具体的になってきましたね。
そろそろまた製図が上がってくる頃なのでそれも楽しみにしています。