ハリウッドランチマーケット②
1972,3年はウェスタンスタイルに注目が集まってきつつあった時代です。
当然アンテナ立ってる人々に。
ランチにもその手のシャツなどがごっそりでした。
この手の切り替えもの、切りポケットに刺繍の
ウェスタンスーツ用のシャツ、
レーヨンウェスタン、パレードシャツ、
画像のようなものはレッドツェッぺリンのペイジ、プラント、ボンゾも
よく着ていて写真が残っています。イギリス人なのに
LEENSはいたりして・・・
最近またこの古手の物だけ人気が出ています。
綿100、巻縫い、ちび衿、H-C、MILLER、TEX、LEVIS,Lee
なかなか出てきにくい物ですけど。
70年以降のポリ混ロングポイントはTEXAS方面大量に出ます・・・
当時はウェスタンシャツ、646、LEENS、ウェスタンブーツ、渋い所で
ジョッドパーズ(英国のブーツですがアメリカでもスーツブーツで人気でした。
アメリカではJ&MのアンティークブラウンとかREAGALのブーツも
これだけは秀作でした。)
一枚革ムートンコートもここら辺から。まだまだ高価。
キラー通りにもランチの後を追って1,2軒出来ますが荒っぽくて
淘汰されていきます。
古着ブームになってきて竹下、原宿に訳の分からない店があふれる
少し前の話しです。
この頃ランチの方々は長髪です。しかしこの後
それが・・・(続く)
古着のレーヨンTeeシャツ
「レーヨンTee 」 古着と言うとこのTeeシャツ
レーヨン60% 綿40% そんなかんじです。
化繊Teeとかナイロンとか言いますけど
レーヨンTeeです。
重くて汗を吸わない・・・そんなスポーツウェアって、うーん
雰囲気はいかにもアメリカです。大好きです。
レターはラバプリや、チェーンステッチ、カッティングクロスがほとんど、
それまでの綿のTeeしか知らない人間にはビックリ。
これは大学のフラタニティ物ですがクラブ、チーム、学校など様々で
バラエティに富んでいました。
レーヨンは木材から抽出のビスコースですので天然素材ですね。
ドレープがでて光沢があって好きな素材です。
洗濯回数が一定数超えるといきなり
スダレ状に裂けていくんです。
或る意味潔い最期・・・もう着られません。
これはラクロスかな、よく分かりません。
70年頃西海岸のミュージシャンのスタイルがこのTeeや
フットボールもの、ナンバリングもの、それに
デニムパンツ、FRYEブーツが多かったですね。
日本でもクリエーションをバックにしていた頃の内田裕也さんが
これ着てデニムパンツ(646)の重ね穿き、コンバースでマイク持つ
手にゴム手袋(感電防止です) カッコよかったです。
CACTUSのラスティ・デイの真似って気もしましたけど・・・
今の裕也さんから想像できないでしょ?
当時東京で¥3800程度、アメリカのスリフトで$1と99セントとか
3枚$1とか色々
79年頃にもリバーシブルTeeと新品のレーヨンTeeの流行もありました。
この頃の時給って¥300くらいだったかも・・・