不妊治療につまづいた時【8】 | 横山ゆうか 不妊治療カウンセリング

横山ゆうか 不妊治療カウンセリング

不妊治療に不安を抱えてはいませんか?
苦しい思いを抱えたまま治療を続けてはいませんか?
そして、不妊治療からの卒業を考えているあなたへ。
不妊経験者である「ゆうか」が不妊にまつわる心の話を綴っていきます。

こんにちは。ゆうかです

「良い結果がでない時は、
いつもひどく落ち込んでしまうんです・・・」


「妊婦さんを見ると、いつも
とても嫌な気分になってしまうんです・・・」


不妊治療されている方から、
そんな声を良くお聞きします。

そして、その後に続く言葉は、
「そんな自分がとても嫌です。」
「とても苦しいです。」


落ち込んで沈んでいる自分。
そして、人と比べて妬んでいる自分。

こんなに自分が弱い人間で
愚かな人間だとは、思っていなかった・・・。
そう思うと、とても自分が嫌になっていきませんか

そんな自分が嫌いだからと言って、
落ち込まない自分を装ったり、
妬まない自分を演じる
ことは、
かえって、ご自分を苦しめることになるのでは
ないでしょうか?

だから、たまにはいいんじゃないでしょうか?
落ち込んでるあなたがいてもいいし、
妬んでいるあなたがいても。


私も、子供連れの家族を見ると、
正直どこかで
「いいな。お子さんがいて・・・。」
「私にも子供がいたらなぁ・・・。」

とついつい、そう羨む自分が現れます。
そして、どこかで劣等感を感じています。

以前の私は、
「また人と比較して・・・。
ダメダメ!人は人。私は私。」


と考えるようにしていました。
でも、それはなんだか本来の自分を
叱りつけているような気がして・・・。
とても虚しい感情が残ります

でも、
「あっ、また落ち込んでるね。」
「あれっ、今とても嫌な気分がしたね。」


と、叱るのではなく、向き合う。
そうすると、
「まっ、いいか。今日は許しちゃう!」

という、感じになっていきます。
だって、その時感じた感情は、
その時の正直な感情です。
仕方ないのですものね(笑)

一時の感情で、自分自分を
嫌わないでいて欲しいと思います。

打ち消さない。叱りつけない。
許してしまおう。

それだけで、
もっと自分を大切に出来るかもしれません




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