浮気もレスも解決! アラフォー妻のための 夫婦仲がすごく良くなるカウンセリング -1101ページ目

「長続きするカップルには理由がある」

長続きするカップルには理由(わけ)がある/スーザン・M. キャンベル
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この中に「長続きするカップルの重要なポイント」が

以下のようにまとめられていました。


□ カップルの関係は、常に変化している。


□ 二人はいつもお互いから何かを学んでいる。


□ コミュニケーションが大切である。


□ 相手に与えることは、自分が得ることにつながる。


□ 男と女の違いを生かすことが大切である。


□ けんかや対立を恐れてはならない。


□ 二人は、もちつもたれつの関係であることを忘れない。


□ 人間は、みな一人であるということを認識する。


□ 二人は支え合う関係であることを忘れない。


□ カップルの旅では、その途中にこそ意味があることを知る。




「なるほどな」と思うところもありますが、「うーん?」と思うところもあります。


けんかや対立については、

けんかや対立をせずに自分の意見を言うことができると思います。


また、「男と女の違い」もあるけど、

「個々の違い」と言い換えてもいいかなと思いました。


男と女の違いから発生する

男の役割、女の役割にはまってしまうと

息苦しいと思うので…。


とにかく、何よりも「長続きさせたい」という

二人の意志が大事だなと思います。



グロテスク

グロテスク/桐野 夏生
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今、読んでいます。もうあと少し…。


これは1997年に起きた「東電OL殺人事件 」をモチーフにしています。


この事件が起きたとき、

私は夫とのセックスレスに深く苦しみながら、

かつ、社会的にも「専業主婦でしかない」自分に苦しみながら、

不倫に踏み出す勇気もなく、

子育てをしながら就職する勇気もなく

悶々と苦しんでいた時でした。


ですので、39歳という、すでに若くない年齢の女性が、

(私はそのとき31歳だった)

しかも慶応を出て東電で総合職をしている女性が、

夜の街で売春をしていたということに

一瞬、すごくショックを受けたのを覚えています。


でも、直感的に感じたのは

「男の人に、女として求められたかったんだろう」ということ。


だから、ただのような値段で、

ホテル代がもったいないという男に

野外の駐車場のような場所でもOKで

体を売っていたんだろう…と。


会社では絶対に勝てない「男たち」が

金を払ってまで自分を求めること、そのことが

快感だったのだろうと思いました。


その瞬間は男世界に勝つというか、

男をひれ伏させていると感じていたのではないかと思っていました。



著者はこの本で「あらゆる差別を描きたかった」そうです。

男と女なら当然、女の方がまだ差別されています。

だから女で描くことになったのでしょう。


この本は、たくさんの女たちが一人称で語りかけてきます。

どの女も幸せとは程遠い場所にいます。


現代における女の生きにくさをひしひしと感じさせる本です。



それにしても、この本は2003年初版です。

なぜ、今頃読んでいるのか、私?


子育て真っ最中で会社勤めしているときは、

長編小説を読む時間も気力もなかったのだなあ…。


「どん底でこそ笑え」


どーにもその生きざまが気になってしまう、

西原理恵子さん。


でも、どーしても彼女の絵が苦手な私…。


何度本屋で手にとっても、

彼女執筆の本は買うことができず、


結果、この本を買いました。

西原理恵子の「あなたがいたから」―運命の人鴨志田穣 (NHK「こころの遺伝子」ベストセレクション)/著者不明
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「著者不明」になってますが、

番組「こころの遺伝子」で

彼女を取材したNHKのディレクターが

書いているものです。


読みながら泣いてしまいました。


生きていることがつらくてつらくて、

生き続けることが、どうしてもできない人がいること。

生きることが死ぬより辛いと感じる人がいること。


私には鬱の親戚がおりますが

彼の苦しみを思い浮かべてしまいました。


バブル崩壊後、

日本は自殺者が増えて大問題だとばかり思っていましたし、


その私の親戚にはもちろん、

死んでほしくないと思っていましたが、



どうしても死にたいときは、

それがどんな理由であれ、

死ぬ自由があってもいいのではないかと

思いました。


その一方で、「どん底でこそ笑え」。


死にたければ死んでもいいよ。

その自由はあるよ。

生き続けねばならないと思ったら、

ますますつらいよね。


でもね、生きているだけで、もうすごいことだよ。

生まれてきただけですごいことなんだよ。


生まれてきただけで奇跡のようなことなんだから

それだけで幸せなんだから、

いつでも笑っていればいいんだよ。

たとえ、どん底のように思えるときでも…。


そんなメッセージを、この本から受け取りました。

ラブラブの幼児性


「どうしてラブラブを求めることが幼児性なの?」という質問をいただきました。


私の言う「ラブラブ」は、

お目目がハートで、いちゃいちゃするのが楽しくて

「いつも一緒にいたい」「いないと寂しい」「この人が絶対必要」という感じの、

恋愛初期のラブラブをさしてます。


このラブラブは

これは、心理学でいうところの「依存」で、すべての人間関係の始まりともいえるそうです。


赤ちゃんの時、お母さんに「ラブラブ」で、お母さんといつも一緒にいて、世話をしてもらって

可愛がってもらうことで、赤ちゃんは生きていけるんですね。


で、徐々に大人になって、お母さんから独立しても、

「お母さんに甘え足りなかった」という不満があると

(多くの人が親の愛が足りなかったと思っているみたいです)


また、母子のような関係を、今度は異性で得ようとするみたいなんです。


「もう、あなた以外誰も目に入らない!」というような

「大恋愛」を、しちゃうんですね。(私のことですが…)


お母さんの代わりを異性に求めているのは、幼児性なんですね。


「お世話してほしい、かまってほしい、愛してほしい」というような、

「自分に何をしてもらえるか」ということだけにフォーカスしているから

「ずっとラブラブがいい!」と思っていたみたいなんです。


もちろん、恋愛当初や新婚時代は、そういう関係を楽しめばいいんだと思います。

いわゆる性欲の発露を楽しめばいいんです。

せっかく神様がそういう幸せな興奮状態を味わえるよう、プレゼントしてくれたわけですから。


でも「結婚してもずっとラブラブ」は、やはり、幼児性だと思います。


性欲はいずれ必ずなくなります。

赤ちゃんがいつまでも赤ちゃんではないように…。


性欲だけの恋の時代から、少しずつ知識や努力が必要な愛に、

変化させていかなければいけないと思ってます。


でも、愛って本当に努力が必要みたいなの。


性欲は「そういう努力を一生してもいい相手」をかぎわけるための、

神様からの能力なんだと思ってます。


だから、その覚悟をするために性欲がある。

最初は性欲がないと、愛の覚悟に着火できないと感じています。(私の場合ですが…)


じゃあ、愛って何だろうと言うことになるのだと思います。


私はまだ、愛の定義が言えません。


今のところ、

「どんな状態の時もどんな感情の時も、ただ相手の存在と自分の存在に感謝し、お互いの成長を喜びあうこと」

かなあと思ってます。


だから、自分といると相手が成長できないと感じたら、

相手の成長のために、(いったんは)別れると言うのが愛だと思ってます。


決して、相手を甘やかしたり、ちやほやしたり、励ましたり、

ましてや、支配しようとしたり自分の思い通りにしようとするのが愛じゃないと思ってます。


劣等感とプライド

時々、ヒーリングワークや講座に参加しているカウンセリングサービス

名物カウンセラー・根本カウンセラーのページを見ていたら

http://www.counselingservice.jp/lecture/lec23.html


こんな設問があったのです。(以下抜粋)


今、あなたは森の中を歩いていると思ってください。
ずんずんと森の奥へ足を進めていくと、目の前に突然「塀」が現れます。
さて、その塀の高さはどのくらいのものでしょうか?
そして、あなたはその塀を見てどんな印象を持たれるでしょうか?
あなたなりに表現してみて下さい・・・。



皆さんもぜひちょっとやってみてくださいな。




で、私ったら、何を想像したかと言うと

深くて光が差さない樹海のような暗い森と、

高くて上の方が全然見えないような、

コンクリートの壁をイメージしちゃった。


塀が「私のプライドの高さ」で、森は「私の無意識(潜在意識)」なんですって…。


おーまいがーガーン


でも、腑に落ちまする…。



私は夫と大学の同級生だったのですが、

夫は出世街道まっしぐらの大企業のエリート。

私は、ずっとしがない業界紙の記者でした。


そのことで、私はめちゃくちゃコンプレックスを増大させてしまいました。

その肥大化したコンプレックスを隠すために

せっせとプライドを育て、大きくしてしまったんです。

(セックスレスがそれに拍車をかけ、ますますプライドが大きくなりました)


誰かが私のコンプレックスに触れないように…。

私の傷口に触れないように…。


ずいぶん自分を認めてきたつもりだったけど、まだまだコンプレックスがあるんだ、

まだまだありのままの自分を認めてないんだなと、一瞬へこみました。


しかし、そのまま空想を続けると、

その塀の前で私は、「なんとかこれを超えよう」とあれこれ考えています。

(まだ、行動は起こしてないのですけど…笑)


「なんとかなるよ。乗り越えがいがあるじゃん! 

これを乗り越えたら、これより低い壁の乗り越え方は全部わかる」 

とちょっと思ったりしています。


途方に暮れて立ちつくしているわけではないのです。


よかった、私は自分のつまらないプライドの高さを認めているんだ。

でも、それをちゃんと乗り越えようとしてるんだって

自分で実感することができました。


なかなか劇的にもしくは即効的に、自分を好きになったり、認めたり、許したりできないけれど

プロセスを楽しんでいこうと思います。



恋は性欲、愛は知性


やっとやっと、自分の幼児性や依存性に気がついた私(遅い!)

少し大人の客観性が身についてきたのかも(ムフ)。


そして、以前のタイトル「結婚してもずっとラブラブでいたい」が、

幼児性丸出しのタイトルであったことに気がつきました((((((ノ゚⊿゚)ノ


あああああああああ、恥ずかしいです。


「ラブラブ」というのが、恋愛状態とほぼ同意語に近く感じるので、

もっと、今の私にしっくりする言葉に変更させていただきます。


恋は性欲、愛は知性。


これ、どなたが言いだしたのか出典を探しましたが、わかりませんでした。


私はずっとわからなかったのです。

「愛は努力して育むものだ」ということは、心理学を学び始めてなんとなくわかっていました。


じゃあ、誰とでも愛を育める?

理屈では育めるはず。

でも、寛容な(?)私にも「こいつとは絶対セックスしたくない」と思える人はいる。(すみません)


じゃあ、なぜ人間はわざわざ恋をするのか??

恋をした人間と結婚しようとするのか?


そこが理屈ではわからなかったのです。


某宗教のように、誰かが決めた人と結婚する方が手っ取り早い、

あるいは、親が決めた人と結婚する「げげげ婚」のほうが手っ取り早い。

それなのに、そちらがちっとも主流にはならないのは、

「恋が結婚前に必要なもの」と、現代の多くの人がとらえているからと思ったのです。



で、精神科医で「森田療法 」を確立した森田正馬 先生が「恋愛の心理」

恋愛をこう定義していらっしゃいました。

(この場合の恋愛は私にとって「恋」です)


「恋愛とは、生殖衝動の発露として異性を求め、

これを獲得、保有しようとする要求に伴う感情である」


つまり、「恋は性欲」だとおっしゃってます。


性欲と言うのは、もう本能そのものです。


しかも「異性を保有」が「結婚」と考えると、

まさに、結婚は、本能が引き起こすものなんですね。


しかし、「性欲」は「保有」までに大きなエネルギーを使いますが、

保有してしまったら、あとは、もう性欲だけに任せるわけにはいかないのです。


そこで登場してくるのが「愛」

継続は「愛を育む努力」がやはり必要になるんですね。


恋の衝撃と心地よさが残っている新婚時代に、

少しずつ愛をはぐくむ努力を練習していると、スムースに移行できるかもしれません。


感情は移ろいやすいものだけど、意志は人間の理性でコントロールできるもの。

みんな、安定したくて、結婚したはず。

そうであれば、やはり、移ろいやすい感情ではなく、意志の力でコントロールしていくしかないのですね。


感情を抑え込むのではなく、上手に付き合いながら、相手に伝えていくことが大切。


感情と理性のバランスで、結婚生活を愛にあふれるものにしていけばいいのかなと思ってます。


人生の事実を受け入れるには?

カウンセリングの技法/國分 康孝
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↑カウンセリング心理学の第一人者である、國分先生のカウンセリング3部作のうちの1冊。


おもしろくて、蛍光ペンでいっぱい線を引いてしまった。


そして、「國分康孝」で検索したら、なんと動画まであり、


http://www.tsu.ac.jp/kokubu/backnumber.html


片っ端から見てしまったのでした。


とくに7回目の「人生の事実」はよかったです。


人生には、以下の3つの受け入れがたい事実があるとのこと。


●愛する人との別れ


●嫌いな人や苦手な人との共存


●自分の死


この人生の事実をなかなか受け入れられない人が多い…と。


で、誰もが持っている子供っぽいナーシシズム(自己中心性、うぬぼれ、万能感)。


大人になっても子供同様の分量で持っている人が、こういった人生の事実を受け入れにくい人とのこと。


つまり子供っぽい人は、自分の思い通りにならないことが起きると悩むのである。


そして、國分先生は「ナーシシズムを減らすためには、他人の目で自分を見る客観性を持て」と。


「人の目で自分を見ることで、世の中の事実が見えてくる」と國分先生。


悩みをなくしていくことは、イコール客観性を持つことなんですね。



初心忘るべからず

今日はメンタルヘルス協会 で講座を受講してきました。


いろんな心理学を勉強してきたので、

今日の内容は「ああ、知っている」とついつい思ってしまいました。

こういうふうに思いながら話を聞くのって、絶対心に残らないですよね、大反省。

一端、心を真っ白にして、初めて聞くような気持ちで、新鮮な驚きを持って、

次回からは聞こうと思いました。


ちなみに今日は、ストレスを生み出す脳の仕組みについてお聞きしたのでした。


それから、私はどうもしゃべりすぎるのであります。

もっと言葉を少なくしていこうと、これも反省したのでした。


反省してばっかりだけど、別に、「こんな自分はダメ」って反省してるんじゃなくて、

「こうしたら、もっとよくなるう(嬉)」と思いながらの、反省であります。


こういうことに気づけるようになった自分が、すごいなあと

心ひそかに自分の変化を喜んでいたりもします。


講座の後はランチ会。

全参加者の3分の2の、20人ほどが参加したと思います。


講師の丸山弥生先生 と同じテーブルで、いろいろ質問させていただきました。




「愛すればいい」

一昨日は、久々にベテランカウンセラーで私のメンターでもあるN先生の勉強会に参加しました。


男と女のセックスの違いについて。


男はセックスで肉体的な快楽を得やすいため、そのレベルにとどまりがちだが、命を宿す性である女は、もっと深いところでセックスをしようとする。


すなわち、精神的なつながりを求めてセックスしようとする。


当然、男のセックスより、女のセックスの方が深い交わりになるので、女が男に精神的なつながりを感じるセックスができるように、導いてあげなくてはいけない。


私「そのために、女は何をすればいいんでしょうか?」


N先生「愛すればいいんですよ」



うん、その通りですね、先生!


男を愛すること、自分の欲望を満たしてくれることを条件に、男を愛するのではなく、ただ、男を男として愛すること。


愛するとはもちろん、男のいいなりになることじゃない。


男が男らしく、のびのびと生きられるように、愛することだと私は思う。


そして、そんな風に男を愛することで、女も女らしくのびのびと生きられると私は思ってます。


ここで言う「男らしく女らしく」というのは、従来の性的役割ではなくて、性を抑圧しない「らしさ」のことです。


「女らしくすべき」ではなく「女を楽しむ」ということですね。


鳩山氏が浮気を告白!

以下、アメーバニュースからの抜粋です。


********************


衆議院議員の鳩山由紀夫氏と幸夫人が1月26日、東京・有楽町朝日ホールで韓国映画「私の愛、私のそばに」(パク・チンピョ監督)の試写を鑑賞。上映終了後、由紀夫氏が取材に応じた。

(中略)


韓流ファンで知られる幸夫人は体調不良を理由に、当初予定されていた同席取材をキャンセルしたが、「期待通りだったと話していた」という。作品の内容にちなみ、妻に助けられた経験を「私が浮気したときかな」と告白。「妻の方が『私が悪かった』と言ってくれた。それ以降、マスコミも追いかけなくなった」と述懐。劇中では海辺のデートが印象的に描かれるが「デートの思い出は忘れましたね。うちは略奪愛だったので、あまり話さないほうがいいんじゃないかな」と多くを語らなかった。

********************


お二人は今も仲睦まじいですよね。


夫が浮気した時「私が悪かった」って言える妻でありたいと心から思います、はい。


(昔は全然言えなかったから…)


まあ、お二人は結婚のいきさつもドラマチックですから、一般のカップルより、ずっと絆は深いのかもしれません。