最底辺からみた景色は眩しいほど綺麗だ | https://ameblo.jp/l9970628


漠然と 2月が終わってしまうな

今生きてる場所が正しいかどうか知りたくて
過去のぼくに今から会いに行きたいんだけど
残念ながら振り返る方法ってもう
拙い殴り書き文章と
契約切れiPhoneのデータフォルダしか残ってない


記憶ってものすごく曖昧で
あの時の眩しい幸福の何パー
完全再現で思い出せるんだろうって考えたら
1割くらいなもんだった

それとは正反対に
不幸はものすごく鮮明で
何千回風呂に入って 涙を洗い流しても
脳裏にこびりつくのは忘れたい死にたい殺したい
しょうもねえゴミみたいなぼくだ

何千回お洒落したって顔面縫って切っても
醜い身体や表情は拭えないし
飽きれるほど変わらない性格と
ねじ曲がった価値観だけが
今日まで 余るほど ここに転がってる

でもそんな過去が今のぼくを作り出していた

多分 これって
ぼくがこの世界で知る限りの一番やるせない現実
「生きる」に縛られて生きれなかった
もう迎えに行って抱きしめることのできない
ぼくの亡骸


■2017年 初ライブ




―2017年1月17日 16:05―
楽しかったこと
どんどんばかばかしくなってきて
しまいに嫌いなものにかわってた



■2018年




―2018年2月2日 02:46―
億劫


―2018年2月13日 06:51―
ぼくのこと傷つけたやつ殺してきてよキミが


―2018年2月15日 15:36―
自分守れないやつが
他人守れるわけないって言葉
最近本当にわかってきたよ


―2018年2月19日 09:20―
どう頑張っても眠れない朝
結局悩み事したり
答えの出ないことでカラ回って
泣いて、眠くなって寝る
薬は飲みたくないから飲まない
自分は心の病気なんかじゃない
弱くない やだ


―2018年2月23日 06:30―
人の気持ちって重たくて冷たくて熱くて怖い
今日死ぬ人はさよなら
生まれた人おめでとう
そうじゃない人なんとなく頑張れ



■2019




―2019年2月17日 21:56―
棺桶に入るのはたった一人の自分
お前が列ねた言葉
大切なものは一緒に死んでくれない
全部道ずれにしたいのに死ぬ時くらい
今からその夢1つ叶わないと知って
底知れぬ孤独感を抱いて
今日も、今も、なんの才能も特別も振りかざせぬまま
惨めな息をして骨になる


―2019年2月20日 02:44―
誰か、
お願いします
泣きながらでも縋らせて
ぼくの価値、
全部きみが握って離さないで
もう諦めたいから
絶望するほど叩きのめして
もう、何言ってるかわかんないけど
格好悪くてもいいって
開き直れそうなの今夜
素直になれそうなんだよ
朝が来たらみんな元に戻ってて
遠くに出掛けちゃう
殴られて倒れて永遠に眠りたい
起き上がることも
痛い痛いと身体をさすって歩きたくない

自分で見えない敵に会って
喋ってやるよ
迎えない未来を想像して
頭だけでも先に
最悪な明日に飛び立って
いつ心、身体、人生死んでも
あーやっぱりね って、
わかった顔してやるよ



■2020年




お前の型にハメんじゃねえよって
よく言うけど
もうぼくは今でもとっくに
誰かの型だろうな

こっから第二の人生やってやろうって決めた時
なりたかった自分に背を向けて
新しい自分になろうとするぼくの切実さが
苦しくて消えたかったのを覚えている

でもね なんでだろうな
不思議なことに今のぼくは
性別への執着は薄れて
聞かれたらいつも言ってる
性別はゆきむら。だよって(笑)






■2021年




「現実」とは いつだって「痛い」ものである

誰も傷つけない方法が今日までわからない
だって 自分を傷つけない方法すら
ぼくはわからないんだから

人間は頭が良くて賢くて馬鹿で鈍感で大嫌いだ
心は目に見えないから
きっとこのままこの世界中
誰の本音もわからないまま死んでいくんだろ

違うなら違うと教えてくれ
一生泣けない魔法をかけてくれ

あの時 この世に放たれた言葉の刃が
あの時 この世に放たれなかった言葉の重さが
今日まで この世で息をしている全員が

傷つけたくて刺したと思うなよ
傷つきたくて我慢したと思うなよ
どうしようもなく
ここに辿り着いた人間が何人いると思ってんだ


君が惰性ながらに通う学校、会社
とっとと投げちゃえばいい人間関係
恋人 それ以下のセフレだって
将来だって

君にとっては必死な人生なんだよね
ぼくも一緒だよ インターネット、必死だ

とっとやめたいよね
なんでやめられないんだろうね
殺したい人間ひとり
この手でぶち殺せないんだろうね

それは多分意気地なしだからかな

苦しくても
その先がもっと苦しいって知ってるから
毎日に平和と安定を求めて
変わり映えなくてもそれが幸せだって言い聞かせて
なんとなく過ぎて
忘れて
ぶっちゃけどうでもよくて
笑えもしないけど精一杯笑って
肝心な時に泣けなくなって

それでも
今日のぼくが自分にトドメを刺さない理由
ぼくの口癖

「ぜってえ殺して見返してやる、世界も自分も」

多分終わるのことの無い悩みだと知りながら


ぼくが活動者で影響力があったって
つくづく惨い生き物なのはお互い様だね
なんか安心するんだよお前がいると

外野に馬鹿にされたって 醜い傷の舐め合いだって
もう少しだけ絡まってていいかな

落ちるところまで落ちたって
お前か ぼくの手が強く握り合えれば
最底辺からみた景色は眩しいほど綺麗なんだよ