ITTFワールドツアー・グランドファイナルで早田ひなと組んだダブルスで圧勝して凱旋した美誠は、12月17日の報道ステーションで、松岡修造のインタビューに次のように答えていた。1月の全日本選手権で優勝した後、スランプが続き、シングルスで負け続けた時、3日間!卓球をやめて実家に帰り、その後基本からやり直し復活したという。
勝った時よりも負けて得るものの方が多いと思うんです。
負けて、次に勝てた時、負けてこれだけ成長したんだと思えます。
いま勝つことによってまたお互いにレベルアップできる。
私が勝たなかったら負けた中国選手もレベルアップしないんですよ。
自分一人が強くなるって多分ない。
お互いに負けて、お互いに勝たないと強くならないなあと思いました。
ある種格闘技である卓球において、若くして頂点に立った人の至言ではなかろうか。それと笑顔が可愛いですね。
斎藤浩