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すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

フィンランドの最新インテリア、家具、インテリアアイテム、インテリアコーディネート情報、現地の日常など、様々な情報を現地特派員がお届けします。

今日は、ヘルシンキ内でもたくさんの桜が見れる場所、Roihuvuori Cherry Tree Park (ロイフヴオリ桜公園)にお花見に行ってきました。毎年5月中旬頃に開催され、今年は5月15日に開催され多くの人で賑わっていました。

 

このお花見イベントは10年ほど前から行われているようで、開催日と桜の満開のタイミングが合わない年もあるようなのですが今年は無事に満開でした。日本と同じように満開の桜の木の下でシートを広げお弁当を持ち寄りピクニックをしている人も多く、出店もたくさん出ていました。

 

出店には食べ物のほかにも、日本グッズ、芝犬や秋田犬と触れ合えるテント、お茶会など様々ありました。また、広場中央にはステージがあり、歌だけでなく日本舞踊やコスプレ大会のなどが開催され、多くの人に親しまれていました。

 

その他にも会場には鯉のぼりが掲げられていて、桜の花と鯉のぼりを同時に見ることのできるということもヘルシンキならではの光景だと感じます。

 

 

たくさんの人で賑わう公園を見て、日本文化や桜には多くの人を惹きつける魅力があるのだなということを改めて実感しました。近くにはマリメッコ本社(アウトレットショップ)もあるので、是非立ち寄ってみて頂ければと思います。

 

 

 

先日5月1日は、フィンランドで重要な祝日のひとつであるVappu(ヴァップ祭)でした。

Vappu(ヴァップ祭)は、学生だけでなく皆が高校卒業の時にかぶる白い帽子をかぶって街に繰り出し、春の訪れを祝います。

2020年および2021年はコロナウイルス感染症対策のため中止されていたこともあってか、この日だけは街中いたるところに人が溢れかえっていました。特にヘルシンキの南にある海沿いの大きな公園Kaivopuisutoには朝から多くの人が集まり賑わいを見せていて、公園までのトラム内はこの日だけは日本の通勤ラッシュのように満員列車となっていました。

 

 

 

 

 

 

もしも日本の花見シーズンに春の訪れを祝う祝日があれば普段の花見以上に人であふれかえっているのかなぁなどと考えていました。街全体に活気が溢れていてフィンランドの一体感を感じたと共に春(季節)の訪れを祝うという自然との繋がりを感じさせる国民性にもまた興味を惹かれました。

 

願いを叶える神のオーロラは、寒い北の世界まで行かなければと思っておりました。

 

フィンランド北方地域のラップランドでは、もっと鮮やかな色と天空一面に動きながら広がる夢のオーロラを快晴の日を条件で見ることできますが、この写真は1000km以上離れたフィンランド南のヘルシンキの住居の近くで出合いました。

今年は、世界が望む願いが叶う事になりそうです。

 

ヘルシンキ東地域ブオサーリ、我が住居の近くで撮影成功。

時間は真夜中。気温マイナス3度。快晴の日中でした。

 

世界平和の他に忘れずに私の願いも祈りました。


フィンランドに住むと人生観が変わります。

なぜって、静な環境には不思議な静のパワーがあり、貴方を変貌させるのです。

 

暖冬が続いたフィンランド、去年は湖は凍りませんでした。

初めての経験でしたが、今年の冬は、懐かしい冬のカムバックで、冬の美しさを再認識しました。

凍った湖を50m程歩くと岸に並ぶ夏の家、湖畔のサウナの屋根が雪を被る岸の姿が、別世界に見えてきます。

毎日見ている隣の家ですが、湖からの風景は、認識できません。

 

周りには、人影がありません。たった一人で湖に寝そべって、両足、両腕を広げ、

大の漢字を身体で描き、自分が巨人になったと想像し静かにしていると、大空の青の下で自分が小さな存在であることを感じます。

薄青い水彩で全体を塗った様な広大な景色の中で、透明な冬の空気を呼吸する度、変貌した自分を感じます。

 

写真は、2月中旬と3月中旬に撮影した写真が混ざっておりますが、空の色を比較してください。

 

2月の半ばに撮影しました.気温はマイナス10度程と記憶しています。

湖畔に広がる空は、氷点下気温と湿度に影響され、青の幻想世界を造り上げています。

 

 3月半ばに撮影した同じ場所での写真です。

プラス気温にも関わらず氷の厚さは、車でも十分に耐久出来る程の厚さです。

春が近づき、昼間の気温上昇で氷に長いひび割れがありました。これも春の訪れの知らせです。

 

 誰もいない湖の上でウィンドサーフィンをする姿が遠くに見えました.

 

湖の岸は農地で、夏場は菜の花畑の一面黄色の世界に変貌します。

なぜか湖畔ではなく、畑にサウナ小屋が建てられていました。

 

湖畔には、サウナ小屋を建てるのがフィンランドの常識ですが、ここの住人は、コーヒーをシナモンロールを楽しみながら飲み、

夏の景色と共に₁一時を過ごす望楼が雪に覆われていました。

 

酒好きの古友人を迎えウオットカ ショットグラスで乾杯する接待。

コロナで旅行自粛事情を考慮しテーブルセッティングを子供っぽいですが、旅想像を取り組んでセッテイングしました。

フリーザーで凍らせたメロンリキュール酒をグラスの底に注ぎ、凍らせる。

凍ったグラスは外に出すと霜で覆われ、霜が消えてしまうので即に酒を注ぐ。一口で飲み切る。お腹に暖を感じウオットカ旅行のスタート。酒飲み夕べのテーマは、ウオットカ世界旅行で、4カ国を代表するそれぞれの国の ウオットカ酒瓶を用意しテーブルに並べる。

初めの乾杯はフィンランドのFinlandia ウオットカで、旅が始まりました.隣国エストニアのタリンへ空旅で移動を空想しながら、エストニアのViru Valge ヴィルバルゲで2杯目を飲み切る。次は、フェリー船でタリンからストックホルム、スウェーデンへ、Absolutで乾杯。想像旅行は、楽しいものである。旅費も節約出来る。酒会話を楽しみながら、おつまみの鳥ウィングスを味わいながら友人と旅を続ける。

そして最終ポイントはワルシャワ、ポーランドへの空の旅。Zubromkaで乾杯。ボトルには、一本の細長いBison grass の草が混じっており、特殊なフレイバー味が染み出している個性ある酒だ。色々と話しが弾み、酔い気分になってくる。これで世界4カ国のボトルを味わい、ちょうど良い酔いになる。もっと飲みたい人は、同じ経由でヘルシンキまで戻る事になる。酒飲み世界旅行の接待は、酒に強いフィンランド人は喜んでくれる。所有時間3時間の旅。次回は日本酒の旅で、日本旅行を想像しながら色々な地方の日本酒を飲みながら、日本の文化を想像したいものです。料理も日本食で接待は最高な時になりますね。


フィンランディア ウオットカのボトルのザインは、拘っており、著名デザイナー Tapio Wirkkalaの歴史的デザインの跡が鑑賞できる空瓶ボトルは、知人から聞きましたが、ほぼ1万円で骨董デザインとして値がついていると聞きました.


新しいボトルは、Harri Koskinenのボトルデザイン.彼は、京都カプセルMaya Hotel をデザインした方です.現在この瓶は、販売されているので、瓶の値段は、0円で手に入ります.


イッタラのショットグラスにメロンリキュールを冷凍させ、客の到来同時に凍った緑の上へウオットカで満たします.


上方に パリパリのクリスプなウィングスを盛る陶器を置きました.残念ながら食べ物は写真には写っていませんが.
そして金箔のグラス受け皿で 白黒のテーブルにアクセントを作りました.


4カ国を代表する国柄のボトルを並らべ WirkkalaFinlandia旅行へ参加するゲスト待ちです.