759『リベンジ・マッチ』→30年来の遺恨に決着 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。

最後の勝負のためにリングに上がる二人の老齢ボクサー。

その二人のボクサーを演じるのが、共にボクシングをモチーフにした作品の、

片や『ロッキー』シリーズで大人気を博したシルベスター・スタローンと

もう一方が、その作品でアカデミー主演男優賞を獲得した『レイジング・ブル』の

ロバート・デ・ニーロですから、話題作りとしてはなかなかに巧妙な

やり方です。

 

ただ、これをボクシング映画としてみると、さすがに両者の老齢ぶりが

少しばかり痛々しい印象にもなって、ついつい、

~ええ歳こいて、いつまで勝った負けたにこだわっているんだ!~

とツッコミを入れたくもなるところです。

 

もっとも、根っからのファンはそうではなく「血涌き肉躍る」の心境になる

のかもしれませんねぇ。

そうでなければ、こんな作品企画が通るはずもありませんからねえ。

 

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「リベンジ・マッチ」 2013年 監督:ピーター・シーガル  

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 ロバート・デ・ニーロ/シルベスター・スタローン/

 

演技筋がまったく異なる二人ですから、てっきり今回が「初共演」だとばかり

思い込んでいましたが、実はこの作品でも共演していました。

1997年『コップランド』(監督:ジェームズ・マンゴールド/)

 

助演陣は、

2006年『リトル・ミス・サンシャイン』(監督:ジャナサン・デイトン/)

で、「随分遅ればせ」の「アカデミー賞」(助演男優賞)を獲得した

アランー・アーキン

1960年代の作品で主演賞を獲得していてもおかしくなかった名優です。

 

さらには、

1997年『L.A.コンフィデンシャル』(監督:カーティス・ハンソン/)

でアカデミー助演女優賞を獲得したキム・べイシンガー

 

監督は、

2008年『ゲット スマート』(出演:スティーヴ・カレル/ほか)

などの、ピーター・シーガル/が務めました。

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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