758『コーダ あいのうた』→耳の聞こえない家族の絆 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。

なにはともなれ、まず最初に、気になるタイトル「CODA」の意味を、

調べてみました。 すると、こんな説明です。

~「Children of Deaf Adults」の略で、聴力に障害のある親のもとで

 育った健聴者の子どもを指す~

 

タイトルの意味が分かれば、自ずと作品の内容も把握でき、実際

その通りの物語になっています。

とんと知らないことだったので、いささかの意外感を覚えましたが、本作は

2014年フランス映画『エール!』(監督:エリック・ラルティゴ/)の

英語リメイク作品であるとされています。

 

物語の展開については、要領を得たこんな案内がありましたので、

ここに引用させてもらうことにしました。

 

~耳が聞こえない家族の中で1人だけ耳が聞こえる(いわゆるCODAの)

 ルビーは、幼い頃から家族の耳となり、通訳係として家業の漁業を

 手伝っていた。

 高校の新学期を迎え、ルビーは憧れるクラスメイトと同じ合唱クラブを

 選択する。   

 すると、顧問の先生がルビーの・・・ ~

 

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「コーダ あいのうた」 2021年 監督:シアン・ヘダー/  

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左から)エミリア・ジョーンズ/トロイ・コッツァー/

     マーリー・マトリン/ダニエル・デュラント/

 

出演は、その「CODA」の立場にあるルビー役に、8歳から子役として活動して、

2011年『ワン・デイ23年のラブストーリー』(監督:ロネ・シェルフェグ/)や

2011年『パウレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(監督:ロブ・マーシャル/)
にも出演した経歴を持つエミリア・ジョーンズ


その父親役を、自身が聾者であるトロイ・コッツァー/が演じ、その演技で見事こ

アカデミー賞助演男優賞に輝きました。

 

母親役には、18ヶ月の時に失聴したものの、

1986年『愛は静けさの中に』(監督:ランダ・ヘインズ/)

で演技デビューを果たし、アカデミー主演女優賞を受賞したマーリー・マトリン/。
このように紹介されています。
~マーリー・マトリン/は聾の演技者として初めてアカデミー賞を受賞すると
 ともに主演女優部門の最年少受賞者となった~
 
ルビーの兄役にはダニエル・デュラント/の名前がありますが、詳しい
経歴などは知りません。
 
監督&脚本を務めたシアン・ヘダー/は、本作でアカデミー脚色賞を受賞しました。
残念ながら、その他の作品についてはよく知りません。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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