768『30年後の同窓会』→息子の遺体を引き取る旅 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。

一人の男が二人のベトナム戦争時代の戦友を訪ねて、旅の同行を願い出ます。

酒場の主人に収まっていた男はこれを快諾し、牧師になっていたもう一人の男は

当初はしぶっていたものの最終的には同意し、結局三人の旅は始まりました。

 

その旅の目的は、なんと、言い出しっぺになった男の

~イラクで戦死した海兵隊員の息子の遺体を引き取りに行くこと~

ベトナム時代のわだかまりや、お互いの現在の姿に覚える違和感を抱くところも

ありながら、三人は目的地に向かうのでした。

 

その「息子の遺体」が運ばれた空軍基地に到着すると、父親は軍の担当者に

すぐさまの面会を申し出ました。

そのために足を運んだのですから当然の容貌です。

ところが、軍責任者の返答は、

~ご遺体を見ない方が良いと思います~

 

その助言に反して息子の遺体を見た父親は・・・

そして、二人の戦友は、その死に関する衝撃の真実を聞かされ・・・

 

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「30年後の同窓会」 2017年 監督:リチャード・リンクレイター/  

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左から)ブライアン・クランストン/スティーヴ・カレル/

    ローレンス・フィッシュバーン/    

 

出演は、息子の遺体を引き取る旅に出る父親役に、

2014年『フォックスキャッチャー』(監督:ベネット・ミラー/)

で、アマチュア・レスリングの熱狂的なファンで大富豪の篤志家でもある

実在の人物ジョン・ヂュポンを演じ、AW主演男優賞に初ノミネートされた

スティーヴ・カレル

 

その旅に同行する二人の戦友には、

2014年『GODZILLA ゴジラ』(監督:ギャレス・エドワーズ/)

などのブライアン・クランストン/と

1999年『マトリックス』(監督:ウォッシャウスキー兄弟)シリーズなど、

夥しい数の作品に出演し続けているローレンス・フィッシュバーン

 

監督は

2014年『6才のボクが、大人になるまで。』(出演:パトリシア・アークエット/ほか)

などのリチャード・リンクレイター/が務めました。

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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