最近読んだ本の書評2017年1月~5月(1) | カンボジアの元気による元気になるブログ

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元気です。

 

 

amazonで本をカンボジアまで配送してくれるようになったり、「」iphoneでもKindleアプリで電子版の本が読めるようになったこともあり、時間を見けては本を読むようにしてます。今年は52冊くらい(週に1冊)くらい読みたいなと思っていますが、なかなか進みませんね。(すでに漫画は100冊くらい読んだけど笑)

 

読んだ本を血肉にするために、読んだ本の書評を書いてみたいと思います。

 

 

『ライフシフト(LIFE SHIFT)』
リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著

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★★★★☆
人生は100年になるあたり、20世紀と同様のライフプランでは、幸せな人生を描くことが難しくなっている。年金制度の破綻は言うまでもなく、現在20歳を迎える人にとって、65歳に引退するとすると、働いている間に老後のために蓄えおかなければならない給料の割合はは20世紀に65歳を迎える人の実に3倍である。


この数字は非常に厳しいと言わざるを得ない。このような状況がある程度確定している中、この先の人生をどのように過ごしていくべきなのか。


また、働き方が20世紀よりも流動的になっていくなかで、どのようなキャリアプランを描いていくことができるのか。答えなき現在を生きる私たちにとって、一つの提案を与えてくれる。自分の生き方を考えるだけではなく、21世紀に生きる人の人生の進み方、社会の進み方を考える上でも参考になる本。


『ガウディの伝言』
外尾 悦郎著

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★★☆☆☆

サクラダ・ファミリアの彫刻師として活躍する世界的彫刻家として活躍する外尾悦郎の著書。
彫刻を通じて、ガウディのメッセージを読み解き解説してくれる一冊。
サクラダ・ファミリアを見に行くなら、読んでおくと一層楽しめる一冊。
自然から学んだガウディの伝言をこれほどまでに解説してくれる本は無いのではないか。

 

日本という異文化の国からスペインでサグラダ・ファミリアの彫刻師として認められ第一人者として活躍しているという事実だけで驚嘆に値する。実直な仕事に対する姿勢、ガウディの芸術に対する敬意に敬服した。

『キングダム(漫画)』
原 泰久著

 

 

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★★★★☆

春秋戦国時代を舞台にした秦の戦国武将と始皇帝が中華統一を目指す漫画。各国の武将と戦術が錯綜しながらも、裏切りやミス、相手の裏をかいた戦術が入り乱れ手に汗握る戦国時代の戦の様子を見事に描いている。


武将が少し無双すぎる部分はあるが、現代でいうと室伏広治やボブサップみたいな超スーパーアスリートが武将だったんだと考えるとなんだか納得してしまう。1巻から46巻まで一気に読んでしまった。
好きな武将は麃公。好きなキャラは政と尾平

『錬金』
堀江 貴文著

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★★★☆☆
堀江貴文の新作小説。第三弾。
IT黎明期からITバブル直前までをタイムマシンで行き来する内容で、
当時のリアルな情景が描かれる。事実をパロディにした内容も多く、
ビル・ゲイツにアスキーの西さんがソファでぴょんぴょん跳ねながら、
「やろうぜ、それ!俺達が時代を変えるんや!」というシーンは
その場に自分がいるかのように興奮する。失敗したって、夢を持ってわくわくしながら全力で突っ走ることは面白い!と読みながら感じさせてくれる。2時間くらいで一気に読んでしまった。

『虚像の政商(上)(下)』
高杉 良著
 

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★★★★☆

オリックスをモデルにした経済小説。
オリックスがまだ中小企業と呼ばれていた時に入社した井岡堅固と
オリックスがモデルのワールドファイナンスが様々な手を打ちながら
成長していく様子を描いた小説。
 

社長の加藤愛一郎がかなりガメつい社長のように描かれているが、
ビジネスの最前線にたつ社長はこのように見える部分もあるのだろう。
正直あまり小説は読まなく経済小説は初めて読んだけど、ビジネスを
進める上での段取りの回し方、言いにくい内容の伝え方など勉強になる部分が多かった。この本のプレゼントしていただいたので、読んでみたが、とてもおもしろかったので、今度日本に行ったら経済小説を何冊か買ってみようと思う。


『七帝柔道記』
増田 俊也著

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★★★★☆

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」などの著者である増田俊也著の自伝的青春小説。
舞台は北海道大学。旧帝大が参加し、寝技が中心という特殊なルールである「七帝柔道」を舞台に、当時最弱であった北大の柔道部での青春を描く。


こんな青春が本当にあるのか、と驚かされる。警察学校でボコボコにされるシーンは流石になかろうと思われるかもしれないが、僕は小学生のとき、この警察学校で剣道を習っていた。そんなに誇張はないだろうと思う。北大の懐かしい店も出てきて、バンカラな学風が流れる学生時代を思い出させる。
 

七帝同士の交流も描かれており、「北大柔道記」ではなく、「七帝柔道記」となっているタイトルには七帝柔道という特殊な柔道での青春を送った同士に捧げた青春小説なのだろうと思った。

 

北大生だけでなく、旧帝大出身者は必読!そして、いまを全力で生きる人にも!


『ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう』
エリック・ベルトランド著

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★★★★★

ノルウェーのメンタルコーチが教える、ダントツになるための技術について書いた本。僕は正直、「メンタル」というものについてよくわかっていなかったが、この本を読んで「メンタルとは世界の解釈の仕方」がメンタルの一つであると思った。

目標を掲げる時に、どのように目標を設定するのが良いのか、目標に向かって努力する時に、どのように自分をコントロールするのが良いのか、本番が近づいてきた時に、どのような訓練をするのがいいのか、本番直前には、どのように考えれば良いのか。など詳細に具体的にアドバイスをくれる。

精神力とは、メンタルとは、世界の捉え方であり、その捉え方の訓練が「メンタルトレーニング」なのだと思った。そう考えると自己啓発などもメンタルトレーニングの一種なのだ。

自分の力を伸ばして伸ばした力を十分に発揮されるために何が必要なのか、余すこと無く説明された良著であると思った。2月に購入しすでに3度読んだが、今後も読み続けると思う。

オススメ。

『ナニワ金融道』
『新ナニワ金融道』

https://itunes.apple.com/jp/app/ナニワ金融道-全巻無料のマンガアプリ/id1080545293?mt=8

★★★★☆

街金を舞台にした人間模様の所業を描いた漫画。癖のある絵、コテコテの関西弁、街金地獄にハマっていく登場人物たち。ドンドン引き込まれてしまう。この本は一回は読んでおけ!と大学の時に聞いていてアプリで無料で全て読めることを知り、一気に読破。iphoneの人は無料だから読むべし。

 

 

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