5期学習・発達支援員養成講座6回目【特性に応じた支援】オンラインレポート紹介 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

 

広島で多様性が認められる教育をめざして

インクルーシブ教育の普及啓発活動をしている

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

 

さて、世界中でコロナウィルスが猛威をふるっており

30人以上の受講者が狭い空間に集まることは非常に危険と判断し

急遽、6回目のライブ講座をオンライン講座に変更しました。

 

そのため、3月29日、スタッフ3名と講師のみで

上の写真のように広い空間で、窓を開け風を通しながら収録にのぞみました。

 

そして、4月16日には緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたため、

次の養成講座は収録のためスタッフと講師が集まることができませんから、

ネット上で収録せざるを得ない状況です。

 

とにかく今は人に会わない工夫が必要な時ですから

私共のNPOではスタッフ会議や必要なやりとり全て

現在、TeamsやZoom、チャットワーク等を使っています。

 

この歳になって、私がここまでネット上でいろいろなことが

できるようになるとは思ってもみませんでしたので、

火事場の馬鹿力とはまさに今の私です。

今こそネットについて多くを学ぶ機会と捉えて学んでいこうと思っています。

 

また、動画撮影に関しましては

予算内に動画撮影もしなければならないこともご理解頂けると助かります。

プロのカメラマンや照明さん等を雇うこともできない中で、

素人の私が撮影し、パスワードをかけてネット上にアップロードしています。

プロの方からITサポートも受けていますが、なかなか難しいことが多いのが現状です。

これから少しずつ改善していきますので皆さんからのご協力が得られると嬉しいです。

 

ご自宅のネット環境やパソコン機能等で動画がカクカクしたり5分程度止まったり

明るくなったり暗くなったりする方がおられたようです。

動画をスムーズに視聴する対処方法についてはこちらを参考にしてみてください↓

https://gjc.me/video-6/

 

 

では、1校時の広島国際大学の伊藤啓介先生の講座

「子どもの行動理解と考え方、対応の仕方」について

受講生のレポートを紹介します。

 

※掲載してもよいかどうか記載のなかった方々のレポートは掲載していません。

掲載してよいと明記されていた方のみのレポート紹介です。ご了承願います。

ーーーーー

・子どもをしっかり観察して記録することで,
その子どもを理解して必要な支援をしていこうと思います。
どのような状況・場面で困った行動,適切な行動が出やすいのか。
どのような指示が通りやすいのか,通りにくいのか。
その見極めが出来るように,しっかりと観察を続けていきます。
すぐにでも実践できるので今日からしっかり取り組んでいきます。
誉め言葉と笑顔は必ずセットという言葉は肝に銘じて取り組んでいきます。
子どもたちをしっかり観察して理解することの大切さを
さらに深く感じることができました。
子どもたちに対する愛情が感じられて,
頑張っていける自信もいただきました。
しっかり勉強させていただきました。ありがとうございます。
【教員】

・その子はどういう子なのかを知っていくことが大切と感じた。
どういう指示が入りやすく、どんなこと が好きなのか、
苦手としていること・物は何なのか理解していくことの大切さを知った。
「困っているのは子ども」という考えを持って、
その子が起こす行動はなぜなのかを考えていかなければならないと思った。
原因がわかれば、取り除いたり適切な環境をつくることで
適応行動は増えてくる。
そして、少しでも適切な行動がとれた時は
すかさず褒めるようにしていきたい。
社会的に望ましい行動を身につけることで
社会適応できて行くのではないかと感じた。
褒めて楽しい雰 囲気で学んでいける様に関わっていきたい。
「~してはいけません」ではなく、
「~しようね。~してください。」の言葉がけはしていくように
心がけていきたい。 
そして、一番大変な養育者にも寄り添いながらその子を囲むみんなで
関わっていかなければならないのではないかと思いました。 
オンライン講座は、わかりやすく学ぶことができました。 
パワーポイントの音を楽しむお茶目な先生の講座は楽しかったです。 
このような社会情勢の中でも学びの場を提供してくださったことに感謝しかありません。 
繰り返し学べたり聞き逃したところも聞き直すことができ良かったです。  
オンラインもいいですが、実際に対面での講座を受けれる日が
早く来ることを願うばかりです。 
いつもお忙しい中学びやすい環境を作って頂きありがとうございます。 
【学習支援員・保育士・学童指導員】

・伊藤先生のお話を聞かせて頂き、明日から生徒をよく観察し、
理解を深めていこうと思いました。
そして一人一人の生徒について行動目標をたて、
観察のポイントを整理し、記録し、丁寧に経過を見ていき
成功体験を増やしていけるように支援することを教えて頂けました。
望ましい行動をとれた時には誉め、
その子にあった強化をしていきたいと思います。
そして計画的無視のチェックポイントを確かめ、
問題行動の消去をしていきたいと思います。
罰を与えるのではなく、望ましい行動を強化することによって
穏やかな楽しい雰囲気で支援していきたいと思いました。
ありがとうございました。
生徒の支援をしていく中で分からなかったことを
とてもわかりやすく簡潔に教えて頂き感謝しています。
明日からの生徒の支援にすぐに役立つ方法を教えて頂きました。
目から鱗のことばかりでした。
教えて頂いたことを役立てるように大切にしていきます。
伊藤先生、インクルージブ教育研究所のスタツフの皆様
良い講座を本当にありがとうございました。
初めてオンライン講座を受講させていただきました。
私にとってはとてもわかりやすかったです。
一度聞いただけで聞き逃してしまった時には
何度か戻り聞き直し考えることができ,
聞き落とすことがなくしっかり理解することができました。
本当にありがとうございました。
【教育支援員】

・好ましい行動は笑顔でより強化されるという仕組みがよくわかりました。
実感としては、心地よいという本能的に感じる快の部分を大切に
コミュニケートすることなのかなあと思いました。
オンラインは初めての経験でした。貴重な体験にはなりましたが
やはり目の前でお顔を拝見しながら講義をお聞きしたかったです。
講義が分断されていたのでその都度パスワード入力する必要があるのが
少々煩わしいかなと思いました。
【ふれあい推進員・保護者】
回答:動画が3つに分かれているのはビデオカメラが自動で3つに切ってしまうため

どうして、自動で1つの動画を3つに分けてしまうのかを現在調査中です。

大変申し訳なく思っています。お許しください。


・子どもに応じて理解できる指示を出すこと。
そして、行動療法「強化と消去」という方法で、
適切な行動を増やせるように指導する。
強化の効果を上げるためには「ほめ言葉と笑顔」が大切であると感じた。
不適切な行動をやめられず、
親子の関係が悪いサイクルになる理由が良く分かった。
行動に応じて「強化と消去」で問題行動を減らし、
子どもに自信をつけさせてあげたいと思った。
【広島市議会議員】
 

・問題行動そのものだけに注目するのではなく、
その前後の言動、環境、出来事をよく観察し、
なぜその子 はそのような行動をしているのか、
それを知ろうとする姿勢が大切。知ろうとするからこそ、
強化での学 習をすすめることができるので、
なによりも大事なのは、ひとりひとりに興味を持ち、
その子の困りごとに寄り添い、どんな方法があっているのか
考えることができるようになれると良いと思った。
オンライン講座とてもまとまっていてわかりやすくて良かったです。
学校現場では、罰を与えていうことを聞かせる方法が正しいという教員も
少なくないように感じます。 
そのような教員に苦しんでいる子どもがいる場合、
私たちにはどのようにサポートしていけばよいのでしょうか? 
【元学習支援員・保護者】
回答:科学的に医学的に正しい知識を身につけるには研修が必要です。

現在、各学校で校内研修を徹底して頂くよう教育委員会にお願いしています。

受講生一人一人が伝える力をつけていって頂けるよう

現在、養成講座を進めていますので、まずはこちらをコピーして

罰を与えている教師にお渡し頂ければと思います↓

子どもを健やかに育むために~愛の鞭ゼロ作戦~


・その子の問題行動について辞めさせるのでは無く
その子の背景にある環境や状況そして心理状態に合わせ観察し、
アセスメントを作成共有できるシステムを作っていきたいと思っております。
そして、目標を立て達成する事で、
ご家族の方や子供達にもたくさんの成功体験を経験できるよう
支援していきたいと思います。
 私は、児童では無く高齢者の介護を行なっていますが、
とても参考になりました。
高齢者は問題行動に対して起こさないようにサポートをしていきますが、
児童は、さらに先に社会に順応していく為にもっと深く観察し、
介入していかなくてはならないと感じ支援員としての重みを感じました。
【介護職】


・障害の特性を、しっかり理解し、親、先生など情報共有して、
どの様なアプローチをするか、課題分析を行う。
原因や要因が判明することで、支援方法も見つかり、
穏やかな気持ちで接していく。
意見交換も行うことが必要と感じた。
発達障害は、本当にわかりづらい障害だが、
子供達が安定した日々の中で、特性を生かした心地よい空間・環境整備を
提供できるように支援したいと感じた。
わかりやすく、楽しい時間だった
オンライン講座は繰り返し、視聴できるので、復習できる。良いと思う。
【施設職員】


・どんな時に問題行動が起こるかを観察し、記録をつける。
問題行動の原因は何か、何によって強化されたかを、5W1Hで記録する。
それによって他の支援者と子どもの状態を共有でき効果が確認しやすい。
行動を強化するときは、誉めたり、ごほうびなどの強化子をあげるなど、
楽しい雰囲気で接する必要がある。
目標行動を決め、強化スケジュールを設定する。
ということが必要と感じました。
具体的な記録の方法がわかりました。
問題行動の頻度の記録方法一つにしても、ただ単に「多い」ではなく、
具体的に何回、割合などの数字で記録すればよいと理解しました。
ありがとうございました。
【保護者】

・子どもを知る事。
1.子どもの行動の特徴を知る。
2.目標行動を決める(理解出来る指示を出す)
以上を踏まえ継続的に観察、記録し成功体験を積み上げ
自信につなげる事が必要であり、
支援するうえで子どもとの信頼関係を築く事が大事であると感じました。
説明が大変分かりやすく理解出来ました。
【介護福祉士】

・子どもが問題行動を起こしたとき、ただ叱責するのではなく、
どうしてそのような行動をとるのか、まずは観察を行い、
その子の個別の障害を理解し、
行動の前後を観察することが大切と感じました。
そして、その子に合った方法をみつけ
かかわっていけるようになりたいと思いました。
先生が話されていた誉め言葉と笑顔をセットに
子どもにかかっていきたいと思いました。
オンライン講座は、やや早口の為聞き取りにくかった。
何度も視聴できたのは、とてもよかったです。
出来れば、正面からの撮影のほうが講義を受けているという感じがします
【看護師】

・子どもをよく観察し、記録し、ごほうびに笑顔を忘れないことが
必要と感じました。オンライン講座は、楽しく、分かりやすかったです。
最後の課題の模範解答を教えていただけないでしょうか。
また成功体験を積むための最初の第一歩が大きなエネルギーが必要ですが
ごほうびの具体的な例を教えていただけないでしょうか。
くせになるからごほうびはよくないという考え方もあり、
中途半端なもので釣って望ましくない行動を長引かせてしまうことがあります。
他の人の成功例を参考にしたいです。
自分なりに考えた回答は次の内容です。
「望ましい行動=安心して体育館に入る」とし、
パニックの原因を知り、パニックの原因を取り除き、
その子にとって安心できる環境を整えたうえで、
(体育館に入ってみたけど大丈夫だった!)という体験をさせる。
そのために、体育館に入れたらごほうびを与える。
【体育館=嫌な感情】から【体育館=良い感情】に切り替わるよう、
ごほうびをセットに強化していくことが行動理論に基づく方法だと思います。
【会社員・保護者】
回答:体育館に入れるかどうかはその子の努力ではなく

環境がその子にあっているかどうかになります。

そのため、体育館の場合はご褒美をつかって

体育館に入れることを強化していく必要はありません。

その子にとって体育館が心地よければ簡単に入ることができるからです。

つまり、体育館は聴覚過敏のある子供にとって非常に辛い場所なのです。

また触覚過敏のある子供は体育館の床に座布団なしで

座らされることが非常に辛いと言います。

学校側が体育館の環境をその子に合わせた環境に整えることができれば

(イヤーマフ等をつけて、座布団を持って)楽に体育館に入ることができることもありますので

行動理論ではなく感覚統合的視点が必要になるため次の講座で学んで頂ければと思います。


・適切な行動を増やすというところに主眼を置き、
目につきやすい「出来てないところ」ばかりに注目するのではなく、
「出来ていること、いいところ、がんばった経過」を一生懸命探す、
そして褒めるという態度が求められると理解しました。
また、子どもの成長を見逃さない、
出来ている時の状況を分析する等のために記録をとるということも
大切だと思いました。
目の前で授業を受けているように受講することができました。
オンライン授業を受けたことがなかったので、
最初は「大丈夫かな?」と思っていましたが、
受けてみての率直な感想が、「意外といい!」というものです。
お互いの表情を見ながら授業ができない、
受講生同士のコミュニケーションがとれない等のデメリットもありますが、
会場に足を運ぶ負担がない、
家庭で都合のいい時間にリラックスした状態で受講できる、
気になったところは何度でも再生して聞ける等
メリットがかなり多いように思いました。
今後も、その時の状況に合わせて取り入れていただくのは、
受講生の立場からは歓迎です。
【市職員】

・内適応と外適応、これはどちらかだけではなく
両方をバランスを取って適応させていかないといけない。
親・支援者が自身や周囲の行動の中に、
子の行動を生み出している要因はないか考える。
問題行動ではなく、適応行動をしたことを見逃さない。
(離席ではなく着席)
無視も必要。危険な行動の時だけは、直後に一回だけ強く。
叱らない。罰ではいけない(誤学習/虐待の連鎖)と感じた。
講座では具体的事例で非常にわかりやすく、即実行可能な方法を聞けた。
可能であれば、正面からのほうが見やすいかもしれません。
【保護者】
回答:次回頑張ってみます。


・一人ひとりの子どもに対して、行動や特徴を理解して行けるように、
コミュニケーションの取り方を工夫しながら観察し記録にとり、
今まで気づけていなかった事、
少しの変化にも気づいていけれるようにて行きたいです。
また、進歩をほめてあげる事により、
子どもが満足できたり、うれしい・楽しい気持ちがもて、
次の事にチャレンジできるような関わり方をして行きたいと思います。
発達障害の種類・特徴、それに適した関わり方・伝え方など
具体的に話していただきました。
観察・記録をとって行くことの重要性、
それを元に行動療法により伝えていく方法など、
大変解りやすく勉強になりました。
【介護職員】

・成功体験が少ないので自尊心が低く、
二次障害を起こしやすいとのことなので、
小さなことから「笑顔」で「ほめる」ことを念頭に置いて対応することが
必要と感じた。
オンライン講座を以前受講したことがあるので、
拒否反応はありませんでした。
以前拝聴した講座は講師の先生が一人で延々と話されるので
眠くなったりしましたが、今回は理事長他スタッフの方々の反応
(笑い声)付きだったので楽しめました。
一情報としてお知らせいたします。
「睡眠導入剤」を使用しなければ脳波検査を受けられないと
言われていたてんかん発作の検査についてです。
娘は高学年で小児てんかんを発症して以来、
半年に一回脳波検査を受けています。
ドクターは「寝てくれたら一番いいけど、
寝てなくても脳波は取れるから大丈夫」と仰っており、
彼女は「睡眠導入剤」を使用せず、頭に電極を装着、仰向けに寝て
リラックスした状態で一時間ほど脳波を記録しています。
よって、一定時間寝るだけで身体的には負担はないことをお伝えします。
【保護者・パート主婦】 
 

 

2校時は廿日市市教育委員会の山田充先生でした。

テーマは「子どものつまづきから考える学習支援(国語・算数)」です。

受講生のレポートを紹介します。

 

※掲載してもよいかどうか記載のなかった方々のレポートは掲載していません。

掲載してよいと明記されていた方のみのレポート紹介です。ご了承願います。

ーーーーー

・その子の状態、特徴、行動との因果関係をみていくなどの
アセスメントが大切。
アセスメントせずむやみやたらに支援をすることで
子どもたちを苦しませていることも
心にとめておかなくてはいけないと感じた。
アセスメントをしたうえで困りがある全てに支援を考えることが必要で、
楽しみながらできる課 題に取り組ませ、
少しずつできたこと、できることを増やしていき
自信を持たせていくように関わっていきたい。
子どもの将来を見据えて必要な力を付けていけるように
目標をもって関わっていくことも大切と感じた。
計算一つにしても人それぞれやりやすい方法はあるので、
「みんな同じでなくてはなら な」ではなく、
その子に応じたやり方を見つけ、認めてあげるようにしていきたい。
オンライン講座は何度も聞き返すことができ、
しっかりと学ぶことができました。
【学習支援員・保育士・学童指導員】

・支援者側にたくさんの引き出しがあればいいと思っていましたが,
ただたくさんの引き出しの中から,次々と方法のみを取り出しても
子どもの失敗体験を増やすだけになってしまうことに怖さを感じました。
しっかりと子どもの状態をつかむことが
何より大切で一番にするべきことだとしっかりと理解できました。
つまずきの要因はどこにあるのか,
しっかりと見つめた支援をしていきます。
オンライン講座は、わかりやすく,とても勉強になりました。
【教員】

・漢字一つとっても、覚えられない理由がいくつもあることを知り
衝撃を受けた。
支援する側が、丁寧なアセスメントから正しいアプローチで
支援をしなければいけない。
その支援方法の選択ミスは、結果として子どもの自信喪失に繋がるので、
その責任は大きいと感じた。
「特別支援教育は科学である」との言葉に感銘を受けた。
その通り、本当に論理的で、具体的な方法を多く学ぶことができた。
素晴らしい授業を受けられて、本当に良かった。
【広島市議会議員】

・全体をアセスメントし、支援しなければならない課題をあげ整理し、
すべて支援していけるように努めたいと思いました。
生徒の出来たことを誉め、成功体験を積み重ねて成長していけるように
支援していきます。
具体的な支援方法を深く教えて頂きとてもありがたい講座でした。
講座を聞きわからない時に戻って聞くことができありがたかったです。
良い講座を受講させて頂き本当にありがとうございました。
【教育支援員】

・子供一人一人の個性を、しっかり理解し、受け止めて、
親御さん、先生方等、情報共有し、
先ずはアセスメント実施から始め、課題分析を行う。
早い段階での支援が必要だと感じた。
オンライン講座は、わかりやすく、楽しい時間だった。
ひらがなの書き方、覚え方だけでも技法の選択肢が多々あり、
子供に見合った支援をきちんと行う事は重要である。
繰り返して視聴できるので、復習出来た。
【施設職員】

・まずは、子どもの状態を明らかにすること。
何に困っているかを子どもの特徴と因果関係を明らかにする。
困難な課題を把握した上で、原因に対応する支援方法を考えていく。
アセスメントをせず、独りよがりで手当たり次第、
自分の得意な支援方法を子どもに押しつけてはいけないと感じた。
国語・算数において、色々なつまづきポイントの原因と
その具体的な支援方法を講義してくださり、とても勉強になりました。
ありがとうございます。
長文を黙読する場合、内容がイメージ化できない場合、
どんな支援方法があるでしょうか?
子どもの状態は、声を出して長文を読むと、内容がイメージできます。
黙読できないため、小学校低学年の国語と算数の長い文章問題に
つまづくことがあります。
声にだして問題を読むと、問題の意図をイメージできて、
問題をとくことができます。
【保護者】
山田先生からの回答↓

音読して音声化した方がイメージ化できやすいということは、

音からのイメージ化がやりやすい。

黙読だと、音が無いのでイメージ化がしにくいのだろうと予想されます。

もしくは、黙読だと心の中で、読みを音が無いところから、

音を想起していると考えられ、これが一手間多い感じになって、

その事に脳の作業が追われて、

イメージ化までたどり着かないのではと考えられます。
手立てとしては、短い文で、黙読して、

関連する絵カードを取るなどの方法で、

黙読から、直にイメージに繋げる練習などはどうでしょうか。

 
・大切なことは、アセスメントをきちんと行う事が支援の大前提で
目標を持って支援する事が大事です、
それぞれのステップの困難に対応した取り組みも必要です。
子どもの将来を見据えて、一つずつ成功体験を積み上げ
必要な力をつけていけるようにすることも必要と感じました。
少しむずかしい講座でしたが勉強になりました。
【介護福祉士】 

・アセスメントをふまえた個別支援計画と
現場の教員のチームプレーが必要だと思います。
それにはもっと少人数のクラス編成や授業の在り方、
教員数の確保などの様々な不可避な問題があります。
また、通級のシステムがもっと当たり前に確立されることなど、
子どもたちが学ぶことを保障するシステムが
十分には機能していないと思います。
工夫の範囲で個人でできることもありますが、時間的なことも含めて、
なかなか一人ひとりの学力を伸ばすことに辛苦しているのが実情と思います。
言葉の発達の遅れのあった娘は療育センターで言語訓練を受けてきました。
個人的には、学校の中にもっと専門分野が入って来ることができれば
教員だけの力量に頼らない幅広い支援が実現するのになと思っています。
オンライン講座は読み書きと算数の具体的なお話がわかりやすかったです。
前回と同様に講座が分断されていて
毎回パスワード入力するのは少々煩わしいです。
【ふれあい推進員・保護者】

回答:申し訳ありません。ビデオカメラが自動で映像を3つに分けてしまいます。

現在調査中です。


・指導において、自分の固定概念をもたずに、
その子の行動、言動の根底には、どのようなことがあるのかを
十分に考え理解する必要があると感じました。
大きな結果をすぐに求めるのではなく、小さな目標を設定し、
できることを積み重ねていくことが大切であり、
そのようにかかわりたいと思いました。
多数ある教材の中から、本人に合ったものをみつけだし
適切に使用する必要がある。
そのためにも観察を十分に行いどこでつまずいているのかを知ることが
必要と思いました。
発達障害の子どもが、いじめの対象になることの無いように、
周囲の子どもと一緒に頑張りを支えていく支援の在り方が
必要と感じました。そのためには、その子の素晴らしいところを
みんなと共有していくことが必要と思います。
学習支援について、具体的なかかわり方について、
事例をもとに話していただけたのでとても分かりやすかった。
出来れば、正面からの撮影のほうが、
講義を受けているという感じがします。
【看護師】
回答:次回頑張ってみます。


・どこでつまずいているか、子どものテストの回答の文字や誤りから、
なぜ誤ったか分析をすることが大事だと感じました。
「嫌がるからやらせていない」はよくないことだと知りました。
可能な限り、根気強くいろいろやらせて経験を積ませたいと思いました。
また、漢字の支援では、大きく書いたものを指でなぞらせるやり方を
ぜひやってみようと思いました。
大事なことや具体的な支援方法が詰まっていて大変勉強になりました。
教材を買ってきても本人が興味を示さないものは、それっきり使用していないことが多いです。
学年や単元ごとに分かれている教材が多く、
我が子に合う教材を選ぶときにずいぶん迷います。
現在中1ですが、小2から不登校ぎみです。
書字や漢字を覚えることが苦手なので、
漢字イラストカードが欲しいなと思ったこともありましたが、
どの学年のカードを買えばいいか分からない、
買っても使いこなせないかも、と結局買うことができませんでした。
やみくもに教材を試さないために、
どの教材またはどのレベルが合うか分からないときは、
どうしたらいいでしょうか?
【会社員・保護者】
山田先生の回答↓

子どもの困難な状態と教材のレベルがあっているか、

その教材をつかうと分かったと思えるのかどうか、

ということが判断の基準になると思います。

また、不登校という状態は、不安が強い子どもであることも想定されます。

すると、その教材で分かるかも知れないが、

自信がないので、わかると言ってくれず、

本当に効果がある教材への意思表示ができにくいために

今の状態になっていると思います。
できれば専門家に見ていただき、その辺りのことを解明してもらって、

支援の手順や方略を助言してもらうことが必要だと思います。


・私は、直接子供たちに関わる機会は、ありませんが、
高齢者との関わりにも重なる部分がたくさんあります。
その人にとって何が必要か?
どう支援していくのか?ひとつの側面に焦点を当てるのではなく、
色んな側面を観察し支援していかなくてはならないと改めて感じました。
今後、わたしが子供たちの支援にあたれたとするならば、
子供たちのつまづきを喜びに変えその子の個性や、能力を伸ばせるよう
関わっていきたい研ぎ澄まして思っています。
山田先生の講座は、子どものつまづきを通して、
子どもたちへの関わりそして、
アセスメントの重要性を学ぶ事が出来ました。
そしてひらがなや計算についてつまづいている子どもたちが、
どんな風に捉えているのか?
何が原因でつまづいているのか?
そしてどう支援していくのか?
とても詳しくお話ししてくださり、とても参考となりました。
オンライン講座は何度か聞き直す事ができる為深く学ぶ事が出来き、
良かったです。
【介護職】

・山田先生の話を聞いて、まず、子どもがどこに困難を感じているのかを
見つける事が先決だと思いました。
その中で、子どもの状態・特徴を見ながら、
どうすれば子どもが楽しく、自尊心をもって、
前に進めるような支援が必要だと思いました。
娘が学習障害系なので、特に興味を持って視聴いたしました。
どこでつまずいているのか、具体的な支援方法が提示されており、
明日につながるような講座でした。
筆算は苦労してできるようになりました。
色分けのテクニックを早くから知っていれば、
そこまで苦労せずできたのに!と思いました。
【保護者・パート主婦】

・とても興味深く、オンラインであることを忘れるような臨場感で
聞き入りました。
私事なのですが、息子が今まさに足し算引き算の勉強中で、
息子に「これわからな~い」と聞かれたときに、今まで何となく
「あ~、これは『あわせて』って書いてあるから足し算だよ~」と答えて、
それでできたらOKというふうにしていました。
今回、「長い目で見た時には、フレーズで覚えるのではなく
問題をイメージ化するする力が大事」というお話を聞き、
「なるほど‼」と思いました。
この「イメージ化」は、算数に限らず
生活のあらゆる場面で必要になってくるものだと思うので、
会話や宿題のやりとりの中でも、
イメージ化ということを意識していきたいと思いました。
支援する時にまずアセスメントをすることが大前提というお話に納得しました。
必ずしも学習障害の診断がなくとも、
誰もがみんな脳の特徴を持っており得意不得意があります。
「支援支援!」「アセスメント!」と力を入れる場面でなくても、
やっぱり人と関わるときはいつでも、
「どうしてかな?」「もしかして…かもしれない」という優しい関心を
寄せるようにしたいとあらためて思いました。
【市職員】

・学習支援の大切さ。
アセスメントと分析で要因を見つける。
そして、それにあった方法での支援を行う。
漢字→三位一体
いやだと言ったらやらなくていい会社はない。
発達障害、LD、ディスレクシアなど、
それぞれの関係を把握し状態を知ることが必要と感じた。
障害の関係図などで、これまでわかったようでわかっていなかったことが、
理解できた。非常にロジカルに発達障害やLDを分析し、
それに対して個別の指導法を確立されていると感じた。
感覚的にではなく、理論に基づく指導が大切だと感じた。
それを実践していくには勉強と経験と研究を続けていくしかないと感じました。
今回は全体的なものであったが、
2日間コースなどでもっと掘り下げたアセスメント方法や指導方法を
お伺いしたい。
【保護者】
回答:現在、山田先生と交渉中です。今しばらくお待ちください。


・学習面・生活面において、一人ひとりの子どもの特徴をよく見て理解、
つまづきの原因を見つけ小さな出来るを繰り返し、
出来た・楽しいと感じる事で、
その子の学習面や個性を伸ばしていけれる支援をして行きたいと思います。
特別支援教育において、一人ひとりの子どもとの関わり方、
つまづきを見つけ支援に結びつけていくプロセス。
また、国語・算数の学習支援がどのように行われているのか、
多くの資料を基にわかりやすく説明していただき、
大変参考になりました。
【介護職員】

・子どもの困難には原因があり、
やり方が合っていないだけかもしれない。
どんな方法がこの子にはあっ ているだろう。
それはなぜだろう。
それを常に考えながら子どもと関わらなければいけないと思いました。
在職中、アセスメントの必要性は常々感じていましたし、
常に念頭においていました。
でも、なにを基準 にしたらいいのか、どこを見たらいいのか、
とても難しく、しかし、学校現場には詳しい人もおらず、
先生の著書を拝見しながら試行錯誤しながらやっていました。
今回の講座で、あ~そうだったのか!
もっとこうすればよかったという思いがたくさんありました。
実際の現場での出来事、支援法、
その後、とてもわかりやすく参考になりました。
嫌がるから、暴れるから好きなことだけやらせればいい!
そのやり方に反対でしたが、その理由をうまく説明出来ず、
悶々としていましたが、自分なりに説明できそうです。 
ありがとうございました。 
光が明るくなったり、暗くなったりを繰り返していて、
見るのがしんどかったです。
その明るくなったときは特に検査結果など、
資料には入ってないものが見えにくく残念でした。  
【元学習支援員・保護者】
回答:私共が撮影した動画チェックをしたところ、光が明るくなったり暗くなったりしていないため

ご自宅のネット環境とパソコンの状態をご確認いただけますか?

こちらを参考にするといいかもしれません↓

https://gjc.me/video-6/

 

 

いかがでしたか?

皆さん、たくさんの学びを得られたようで嬉しく思います。

 

では、今週から次の講座の収録に入ります。

まずは各講師と一緒にZoomでのやりとりや収録方法について練習して

それから本番に入ります。

 

慣れないことを必死でやっておりますので、

どうか皆様あたたかいまなざしを向けてくださると

私の心も少しは楽になります(大汗)

 

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