初オンライン説明会 アンケート紹介 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

 

誰もが多様で、誰もが違っていい、という発信に挑戦している

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

 

広島市内はここのところマイナス2~4度です。

毎朝、雪がうっすらと積もっています。

 

去年は暖冬で広島のスキー場が相次いで倒産しました。

今年は大雪でスキー場(去年倒産しなかった8つくらい)は営業しているものの

広島市内のコロナ感染者が爆発的に増え医療がひっ迫しているため、

大半の人が外出を控えています。

そのため、私も今年はスキーへ行けそうにないです。

 

そんな中、昨日は第6期学習・発達支援員養成講座のオンライン説明会開催日で、

大雪となった地域に住んでいる方は雪掻きと雪おろしに追われ、

参加できなかった方もいらっしゃいました。

 

ここ数年、台風で事業を延期、土砂災害で延期、

豪雨災害で更に延期、そして去年から感染症で延期が続き、

その度に会場の取りなおし、後援名義使用許可をいただいている各機関へ変更書類提出、

フライヤーの修正・再印刷・再投函、講師日程再調整、事業計画再調整、

ホームページ修正など仕事が煩雑化しています。

 

完全に事業をオンライン化したため、

各スタッフのヘッドセットやパソコン等のICT機器が壊れることも多くなり、

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所は難しい局面に立たされています。

 

それでも、誰もが違うということを前提とした教育について

発信を続けていくことは必要と私達は考えています。

 

それは未曽有の少子超高齢社会となり、

人口が減少しているため納税者の減少が起きているからです。

そうすると、もう日本は立ち行かなくなりますから、

これ以上、不登校やひきこもりを増やす教育を続けていくわけにはいかないのです。

 

新しい様式で働き方や学び方が大きく変化している今、

私達も共に多様に変化していこうと思っています。

 

そこで、昨年から日本インクルーシブ教育研究所の全ての事業を

オンライン化するためにZoomやTeams、Googleclassroom、Conceptboardなど

毎夜、仕事終わりにオンラインで集まり練習を積み重ねてきました。

 

この間、経理もクラウド会計に移行し、税理士から仕分けを学びながら

オンライン事業を軌道に乗せられるよう今もなお地道な努力を続けています。

 

そして、一昨日、説明会(学習・発達支援員養成講座)のリハーサルを終え、

昨日、無事に開催することができました。もちろん、オンラインです。

 

これまで対面でやっていた事業をオンライン化するのに、準備に約1年かかりました。

私を含めスタッフ5人、仕事を終え、毎夜オンラインで集まり

オンライン講座をどのように進めていけば分かりやすいか、心地良いか、

オンラインでの合理的配慮はどうするか、構成や時間配分、

チャットにメッセージを送るタイミングなど様々な練習をしてきました。

 

スタッフ全員各々の仕事がある中、よく頑張ったと思います。

きっと、多様な子ども達を何としても救いたいという一心だったのでしょう。

そんな仲間と一緒に活動できることを私は嬉しく思います。

ありがとう。

 

 

それでは、昨日開催したオンライン説明会のアンケートを紹介します。

 

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・ひとつひとつ丁寧な説明、実体験を通してのわかりやすい説明あり
 今後さらに学習・発達支援員の存在や関わりが必要になってくると思います。
 その発展のための取り組みは本当に素晴らしく思います。
 学びを通して少しでも力になれればと思っております。
 【保育士, 幼児体育指導員】

・発達支援というのは障害のあるなしに関わらず、
 その子の学び方にあった教え方をしよう、という考えで、
 子どもたちの将来の生き方につながる重要性を感じました。
 【塾講師, 放課後児童クラブ】

・講師の中谷先生が理論だけでなく、
 実際の子どもたちの様子と結びつけて説明されていた。
 入会の制度が詳しく規定されていて、すごく丁寧な団体だなと思いました。
 【教員】

・現実的な説明だった。
 今からの日本のために必要なことと感じます。
 【作業療法士】

・当講座が開設されている意味に関しても理解できる説明だった。
 幅広い職業や立場、年齢層の人を対象としているところに共感をもてます。
 【保育士】

・行政でも、支援していくつもりがあることを知れた。
 行政からもっと経済的支援をして欲しい。
 活動費が必要なことは分かっていても、一般の主婦には厳しい受講料なので。
 【スポーツインストラクター, 保護者】
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第6期学習・発達支援員養成講座はオンラインで2月28日からスタートします。

1月31日(日)が最後のオンライン説明会です。

定員20名のため、早めにお申込みいただいた方が良さそうです↓

第6期学習・発達支援員養成講座 オンライン説明会 1/31


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