6期学習・発達支援員養成講座3回目 対応の仕方 アンケート紹介 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

 

誰もが違うといったことを前提とした教育をすすめていこうと

広島からの発信に挑戦している日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

 

さて、ここのところ新規事業準備と介護で東広島へ行くことが多くなり、

時間的にあまり余裕がなくなってきました。

今頃になって、なんとかアンケートを投稿できたといった状況です。

受講者の皆さん、本当にごめんなさい。

 

5月9日(日)に開催した学習・発達支援員養成講座3回目「対応の仕方」では

午前の講師に広島大学病院小児科医の梶梅あい子先生をお呼びし

「幼児期から思春期までの対応」についてお話いただきました。

午後からの講師は私(中谷)で「子どもの見方と行動理解」として

行動理論を中心にお話しました。

 

それでは、梶梅先生のアンケートを紹介します。

 

 

・行動の裏には理由があること、原因を探ることで
どう接したらよいかを手だてを見つけたり、
その子を理解することができると考えたりできると思いました。
自分の悩んでいることを話の中で置き換えながら考えることができました。
オンライン会議でグループ討議があることで交流できうれしいです。
【教員】

・肯定的な行動に変えるワークが、具体的によくわかりよかったです。
ありがとうございました。
ご自身の子育て経験なども交えながらのお話は、
とても分かりやすかったです。
先生の、子供たちへの温かいまなざしも感じられました。
本人への告知や告知方法、文章などが印象に残りました。
小学6年生の娘には、しっかりとした「告知」というものはしていませんが、
人の性格や特性の話をしていて、自然に伝わっているようです。
また、放課後等デイサービスに通い、
特性のある子どもたちと過ごしているので、
いろいろなことを感じ取っています。
個人情報であることや、他の人に関する注意点など、
改めて伝えていこうと思いました。
先生と同じグループになり、直接お話もでき嬉しかったです。
お気持ちの温かさが伝わり、「それでいい」とおっしゃっていただき、
とても安心できました。
PCITの使うべきスキルは、今日から実践していきたいと思います。
【特別支援教育アシスタント, 保護者】

・実際の事例が挙げられており分かりやすかった
【教員, 保護者】

・とてもわかりやすく明日からの支援に役立つ内容だった。
梶梅先生本当にありがとうございました。
このような子ども達の良い支援につながる
素晴らしい講座を受講させていただき大変感謝してしています。
仕事で子どもたちとの支援でとでも助かっています。
先生、スタッフの皆様本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
【特別支援教育アシスタント, 保育士】

・幼児期から思春期までの特性と
それぞれのステージでの課題に関して理解できた。
毎回他の参加者の意見を聞く機会があり、また意見を言う場があり、
考えたり振り返るいい機会になっています。
【児童デイサービス, 言語聴覚士, 保護者】

・具体的な褒め方,肯定的な言葉遣いを沢山教えていただきました。
グループワーク、参加者の皆様のご意見を聴ける事、
大きな教室内ではないので発言し易いです。
すみません、私だけに限ると思いますし、
自分が努力すればよいだけの話なのですが、
文字入力がとても遅くて、毎度伝えそびれてしまいます。
【生活指導員】

・幼児期、学童期、思春期での対応で大切にしたいことを
まとめて話していただき理解しやすかったです。
各年代の実例から、子どもの心の中や対応の経過を解説していただけたのも、
とても参考になりました。
【塾講師, 放課後児童クラブ指導員】

・幼児期?思春期のこどもの対応について、
理解できていない部分も多くあったので、
わかりやすく教えて下さったので、次から活かしていけそうです。
講座の部分だけの参加だったので、
その部分にタイミングよく入室が難しかったかなと思います。
公開講座がもっと増えたらなとも思いました。
【看護師】

・幼児期から思春期までの各時期の課題や対応のポイントなどを、
具体的な事例を交えつつ、系統的に説明していただけ、
非常に分かりやすかったです。
また、最後の告知に関しては、自分自身は直接的に携わることはありませんが、
保護者の方の心配事としてよく聞かされるテーマでもあったため、
実際に現場で向き合われている先生のお話を聞けて、とても参考になりました。
“自己効力感がもてているからこそ努力できる 頑張れる” ということを忘れず、
子どもの悩みや課題と向き合いたいと改めて感じました。
【保育士】

・現実的な例をあげて説明と医学的なポイントが交互のあり理解しやすかったです。
今日のはじめの支援者・自分が、やりすぎ、支え過ぎという意味が
何となく府に落ちる感じがしました。
【作業療法士】

・その子のいいところを見ていく重要性を感じました。
途中でビデオ停止していたのに気づかず知らせていただいて助かりました。
【保育士, 子育て拠点で活動中】

・事例を交え、発達過程に応じた具体的な対応とその根拠について、
分かりやすく学ぶことができました。
また、本人・保護者が障害を受容できるための支援を
紹介していただいたことも勉強になりました。
何に困っているのか、仮説を立てるために、
学びたいという気持ちを強めました。
ありがとうございました。
本人に障害を告知する際のスライドを、
もし良ければ共有していただけると有難いです。
【施設職員】

・児童デイサービスで指導員として日々児童と関わっています。
発語の無い児童が8割占めていてよくない行動が多くみられます。
今回は、知的の無い方のお話でしたが、
本人の特徴を理解し仮説を立てると言われたことに納得しました。
今日のお話を参考に、支援のあり方を見直し考えて行きたいと思います。
ありがとうございました。
【児童デイサービス, 保護者】

・時期に応じた対応の仕方を具体的に学べた。
具体的な事例紹介があり分かりやすかった。
【塾講師, 保護者, 整理収納アドバイザー】

・日ごろ子どもとかかわっている時にベースにしていた事柄
やはり大切だという確認ができました。
【保育士】

・梶梅先生の実際の言葉、指導されているお話を聞けて、よかったです。
【保護者】

・以前教育講演会の講師の先生の話が非常に的を得ていたことがわかりました。
教師、親、大人は、出来ないことは注意するが、
注意したことが出来たときは何も言わない。
注意したことができていることを認めて、
褒めてやることが教育だと言われていました。
今、コーチングもやっています。
反対の行動というキーワード、非常に大切なこと。
このことは、すべての人に当てはまることだと、再認識できました。
ありがとうございます。
【保育士, さとう式リンパケアインストラクター】

・分かりやすく、例もあげてあったので参考になりました。
【保護者】

・臨床例を通して、具体的な介入方法をお伝えいただき大変わかりやすかった。
【保育士, 運動専門保育士】

・発達障害には落ち着いてじっくりと取り組めば良い、の様な感想を受け、
肩の力が抜けた。そんな講義をして頂きました。
【会社員】

・聞いてもらえる、信頼できる関係が大切なんだと改めて実感しました
【保護者、会社管理職】

・早期に対応することの重要性を学ぶことができた。
また、指示を明確にするためのグループワークも参考になった。
【教員】

・発達障害の子どもと接しているとどう接してあげたら為になるのか考えさせられます。
褒められると嬉しいのは 誰だって同じだから
良い所見つけが出来たらお互いに気持ち良く過ごせるかと思います。
いつもありがとうございます。
【特別支援教育アシスタント, ふれあい推進員】
 

 

ここからは、私(中谷)がお話した「子どもの見方と行動理解について」のアンケートです。

 

・今まで気づかなかったことに気づくことができた。
また、すぐに実践できる内容だった。
【教員】

・具体的な言い方などが分かりました。ありがとうございました。
たくさんの具体例が出てきて、分かりやすかったです。
「子ども達はやって当たり前ではなく、
毎日の生活のほとんどを「やりたくない」けど頑張ってやっている。」
「大人に怒られないように認められるように大人の期待に応えようと努力している。」
が胸に刺さりました。
我が子も、支援している子もできて当たり前なのではなかったと気づかされました。
そして、私自身もそうであったことを思い出し、
自分がそうしたいからではなく、周りの大人、学校に、
当たり前のように「するものだ」と刷り込まれてきたのだと思い至りました。
学校が好きではなかった私ができることは何か、過剰ではない支援とは何か、
改めて考えていきたいと思いました。
【特別支援教育アシスタント, 保護者】

・講義の内容は、自分にとって身近に感じることができ、
置き換えながらイメージしながら考えることができました。
肯定的な言葉、プラスに変換、心豊かに社会生活を送るために、
他者を理解することなど、先生の話や交流を通して理解を深めることができました。
グループ交流の時間があり、意見交換をすることができてよかったです。
【教員】

・愛情のある無視が、とても良かったです。
大人が振り回されても判断に困っても 先で子どもが困るだけなので 
良い所見つけはしても毅然とした態度であたたかく対処したいです。
オフ会が また、楽しかったです。
いつも学ぶことと、意見交換する場所を下さって 頭の中で整理してます。
楽しい会です。
【特別支援教育アシスタント, ふれあい推進員】

・ひと通りのパターンを示していただいたり、
たくさんの資料や書籍を紹介くださった。
グループワークでは容易く意見交換ができ、
楽しくとても有意義な学び時間なのですが、
その時間確保によっては、最後辺りのの講習が急ぎ足になり、
メモが取れない程になってしまったのが、悲しかったです。
【生活指導員】
悲しみを与えてしまい心から申し訳なく思っています。

今後は「できるだけ多くのことを伝えたい!」と欲張らず

パワーポイントに盛り込みすぎない努力をしていきたいと思います。

本当にごめんなさい。


・対話をしても対立しないという言葉も心にのこりました。
明日からの支援にもとても役立つ講座でした。
中谷先生本当にありがとうございました。
明日からまたおしえていただいたことを大切に支援させていただきます。
いつもためになる良い講座をありがとうございます。感謝しております。
【特別支援教育アシスタント, 保育士】

・何故その行動をするのかを記録し、
行動を変えるためには行動の「後」が大切ということ、
どう対応するかを考えて行くことが必要だと理解出来ました。
今、関わっている児童の問題行動をどうすればいいのかと悩んでいます。
しっかり観察し記録を取り探っていきたいと思います。
ありがとうございました。
【児童デイサービス, 保護者】

・子育てにも、仕事にも即活かせる知識と内容でした。
また、目の前の人に対して自分がどう感じ、感じたことをどうリフレーミングし、
どう関わるかということが、子どものみならず、
人との関係を築いていくためにとても重要だと感じました。
なかなか難しいスキルですが、心がけたいと思います。
【保育士】

・問題行動を我がこととしてどう考えたらいいか少し整理できたように思いました。
【作業療法士】

・お話が分かりやすく、聞きやすく、引き込まれました。
子どもは、大人に見てもらいたくて一生懸命に生きている、
その子どもを周囲の大人がどんな目で見るかによって、
子どもの育ち方が変わってくるということが分かり、
世の大人たちみんなに知ってもらいたいとも思いました。
質問にもお答えいただき、大変参考になりました。
立場問わず、やはり思いやり感謝し合うことで関係が良くなるのは共通ですね。
あたたかい気持ちになりました。
また、グループワークでは色々な現場で子どもたちと関わっておられる方の

お話しを伺えて勉強になりました。
これからまた、紹介していただいた本やHPで学びたいと思います。
本日はありがとうございました。
【施設職員】

・子どもへ行動の見える化を提案・提示してゆくことが
できるようでいてなかなか難しいですが、
ネガティブな表現を子どもが行動に移せる(行動がイメージできる)表現にかえて
言葉かけをすることをこれからも心掛がけ・職場でも啓蒙してみようと思います
(「走らないで。」を「ゆっくり歩いてねぇ。」程度ですが)。
【保育士】

・応用行動分析について分かりました。
もっと学び身につけたいです。
たくさんのことを学びたい一方で、スピードが速くついていけない時があります。
全てのスライドがレジメに入っていると有難いです。
【塾講師, 保護者, 整理収納アドバイザー】
できるだけすべてのスライドを資料に入れるようにしているのですが

著作権などがあり入れられない場合もあるため申し訳なく思っています。


・注目。見方変える。具体的に褒める。行動に現れたこと→記録。
人のことは気づくが自分には気づかない。
すべての人に当てはまると思いました。ありがとうございます。
【保育士, さとう式リンパケア講師】

・私がしてきた叱る子育て(「怒る」はしないようにはしていたつもりですが)と
今日の中谷先生の話は,まるっきり違っていました。
正に目から鱗,
最近,私の娘が「この子は優しく育てる」と言った意味が
やっと分かったように思いました。
【会社員】

・パワポ資料が見やすく、お話しいただいた内容も分かりやすかったです。
【保育士, 運動専門保育士】

・オンラインで講習を受けられるのもコロナを気にせず参加できてうれしいです。
子育てをすることは、養育者側もまた育っていきます。
いろいろな面で親=大人=が成長すれば、
関わる相手=子=もまた成長していくんだなあ、と。
しっかり対応の学びを生かしていけば、しんどい子が自信を持てる助けにもなるし、
親のしんどさも減ると思いました。
脳機能で考える教育の大切さが、早く日本に定着するようになればいいと思います。
【保護者、会社員(管理職)】

・具体的な行動指針ができました。
【保育士, 子育て支援拠点運営】

・実際どう生かすか分かりやすく教えていただけた。
記録の取り方が知りたいです。
【保護者】

・具体的な文献が分かるとさらに良かった。
【教員, 保護者】

講座当日、グーグルクラスルームに入れておりますが、

他にも必要なものがありましたらお知らせください。

 

 

次の4回目の学習・発達支援員養成講座は6月20日(日)です。

テーマはコミュニケーションです。

公開講座もありますので一般の方も参加できます。

5席しか設けていませんのでお早めにお申込み頂ければと存じます↓

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

 

7月29日・30日には英語の読み書きが楽しくなる講座を開きます。

ディスレクシア(学習障害の一つで読み書き困難)のある子ども達にも高い学習効果がありますので

ぜひご参加ください↓

NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

 

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