神野山の鍋倉渓 | 整えて暮らそう♪

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お部屋と心を整えながらシンプルに暮らすことをライフワークとしています
関西と関東を行ったり来たりしながらプチ旅や季節の花を楽しむ日々です


奈良市内から 車で 東へと走り

奈良県と 三重県の 県境


山添村(やまぞえむら)

出かけて みました


山道を しばらく 走っていくと


フォレストパーク神野山に 到着

(駐車協力金 車1台300円)


村の マスコットキャラクター

てんまるくんも お出迎え



神野山(こうのやま)の山頂までは


3つの ハイキングコースが あり

体力に応じて 気軽に 楽しめます


今回 私達は…


鍋倉渓(なべくらけい)沿いを上る 

天の川コース(所要30分〜40分)から


散策スタートです


幅25m 長さ650mに 渡り

溶岩の流れのように


ゴロゴロと黒い石が連なる

不思議な景観は…



伊賀の青葉山の天狗と

神野山の天狗が ケンカして


岩を 投げられた跡だとか…


天の川に 見立てた 

古代人の 石造物だとか…


色々な 伝説が ありますが(笑)


実は 長年の風化により

この黒い石だけが 残されて


この渓谷の 岩石の下を

水が 流れているという


大変 珍しい 地質だとのこと



最初のうちは ウッドデッキの

歩きやすい遊歩道が


整備されていますが…



竜王岩 天狗岩の辺りから 

急な山道と なっていきます



新緑の森林浴を 楽しみながら

頑張って 上りきると


ぽっかり 開けた

標高618.8mの 山頂へ



神野山大神という 稲荷社も

鎮座しています


平成3年に 造られた

山頂展望台に 上ると…



360度のマウントビュー

パノラマの絶景が!


青山高原の風車や 月ヶ瀬方面

伊賀市街 香水峠方面などが


気持ちの良く 見渡せます


山頂周辺は 明治時代からの

ツツジの名所だったのですが…


令和3年3月に 山火事で

約千株以上が 焼失してしまい


今は また 新たに 植栽された

小さな 木々たちが 一生懸命 


花を 咲かせていました



これから また 元気に
成長していって欲しいですね

………

お子様連れなら 羊と遊んだり
羊毛を使った体験もできる

めえめえ牧場からの

めえめえコース(所要15分〜30分)


山頂に 向かうのも

良いかもしれませんね


………


一旦 駐車場に 戻ってから

鎌倉時代の石仏 塩瀬地蔵を通り 



森林科学館(木工館)

農産物販売所の みどり屋


ほっこり食堂

映山紅(えいざんこう)のある 


一番大きな 駐車場へ 移動

(この日は すべて 休館日)



こちらから スタートする

てんまるコース(所要40分〜50分)


時間は かかりますが 途中までは

舗装道路が 続きます


バーベキュー場を 通り

茶畑の風景を 楽しみつつ


弁天池の ほとりを 歩き



神野寺(こうのじ)へ 参拝


聖武天皇の勅願で
740年に 僧行基が 建立した

平安時代からの名刹で
御本尊は 薬師如来坐像 

銅像菩薩半跏像(伝如意輪観音)
国指定重要文化財で

現在は 奈良国立博物館に
寄託されています

境内にはクリンソウやシャガ
白い ヒラドツツジも 開花中



お寺の裏から 山道に入ると 


大塚の森や 天狗杉などを

経由して 山頂へと


ハイキングコースが 

続きますが…


今回は ここまでで 下山


………


帰路は 布目湖畔を ドライブして

以前 見つけた パワースポットの


水越(みずこし)神社へ 久しぶりに

立ち寄ってみました


室町時代に 建立されたという


布目ダム下流の 川沿いに

鎮座する こちらの神社


参道には 立派な 石灯籠

立ち並び 境内へと 招きます



御本殿の 周りには…


幹周り 5〜6mほどもある

親子杉や 夫婦杉の巨木が


境内を 見守るように 立ち


すごい オーラを 

放っているのです!



数年ぶりに 訪れましたが

ご健在で 何より…と


今回も パワーを いただき

安心して 帰ってきました




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